AIコーディングツールの選び方 13の開発AIを無料枠・料金・学習利用・日本語で比較
GitHub Copilot、Cursor、Claude Code、Codex、Lovable など13のAIコーディングツールを4種類に分け、無料の範囲、最安の料金、コードの学習利用、日本語で比較し、目的別に選び方をまとめた。

この記事の要点
- AIコーディングツールを13個、各社の説明に沿って4つの種類に分けて比べた。エディタで使うもの、ターミナルで使うもの、クラウドで任せるもの、エンジニアでない人がアプリを作るもの、の4つだ。
- いちばん大きな違いは、どこで動かすかと、入力したコードを学習に使うかどうかだ。個人向けのプランでは初期設定で学習に使うものが多く、会社向けのプランでは使わないとするものが多い。
- 迷ったら、エンジニアは今のエディタに足せる GitHub Copilot の無料のプランから、エンジニアでない人は Lovable、v0、Google AI Studio の無料の枠から始める。会社のコードを入れるなら、会社向けのプランの学習の扱いを先に確かめる。
目次6
比較表
値は TRAIL のファクトパック(2026年10月13日〜26日に料金を確認)と、2026年10月26日に読んだ各社の公式ページによる。TRAIL はコードの出来の良し悪しを比べておらず、製品を操作して確かめてもいない。種類は、各社が自分の製品をどう説明しているかで分けた。TRAIL の DB の開発のカテゴリにある Jev は、判定を返す API のモデルなので、この記事では扱わない。
| ツール | 種類 | 無料の範囲 | 最安の有料プラン | 会社向け | コードの学習利用 | 日本語 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GitHub Copilot | エディタ(VS Code、Visual Studio、JetBrains などの拡張機能)。CLI と GitHub 上のエージェントも | Free($0)でコード補完は月2,000回。チャットとエージェントは利用の制限あり | Pro 月$10(AI クレジット月$15分) | Business 1席月$19、Enterprise 1席月$39 | Free、Pro、Pro+、Max は使われることがある(設定でオフにできる)。Business と Enterprise は使わない | 公式に記載なし(料金ページは日本語版あり) |
| Cursor | エディタ(独自のデスクトップアプリ)。CLI、JetBrains からも | Free($0)で Agent と Chat を限られた量 | Plus 月$8(年$80)。Cursor のモデルのみ | Teams 1席月$30、$100、$200。Enterprise は個別 | Privacy Mode がオンなら使わない。チームでは初期設定でオン | 公式に記載なし |
| Windsurf(Devin Desktop) | エディタ(独自の IDE)。2026年6月2日に Devin Desktop に改称 | Free($0)で利用量に上限 | Pro 月$20(Devin と共通) | Teams 月$80から(フルシート1席月$40、最大200人)。Enterprise は個別 | 初期設定で使うことがある。有料プランは設定で外せる。Enterprise は書面の同意なしに使わない | 公式に記載なし(ドキュメントは日本語版あり) |
| Google Antigravity | デスクトップアプリ。CLI とエディタの拡張機能も | 個人向けは$0。基本の週単位の利用枠 | Google AI Pro(月額¥2,900) | Gemini Enterprise 経由。1シート月$30から、またはシート料金$0の従量課金 | 研究や機械学習の改善に使う。設定で変えられる | 公式に記載なし(サイトとドキュメントは日本語表示あり) |
| Claude Code | ターミナル(CLI)。VS Code と JetBrains の拡張機能、デスクトップアプリ、Web も | なし(Free プランに含まれない) | Pro 月$20(年払いは月$17) | Team 標準席1席月$25(年払いは$20)。Enterprise は1席月US$20(年払い、最低20席)と API 料金の利用分 | Free、Pro、Max は利用者が選ぶ。Team、Enterprise、API は使わない | 公式に記載なし(ドキュメントは日本語版あり) |
| Codex | ターミナル(CLI)。エディタの拡張機能、デスクトップアプリ、Web のクラウド実行も | Free($0)でデスクトップアプリの GPT-6 Luna(順次提供) | Go 月$8(デスクトップアプリのみ)。CLI、エディタ、Web は Plus 月$20から | Business 1人月$25(2人以上の年払いは$20)。Enterprise と Edu は営業に問い合わせ | Free、Plus、Pro は初期設定で使う(設定でオフにできる)。Business は初期設定で使わない | 公式に記載なし |
| Gemini CLI | ターミナル(CLI)。オープンソース | Google アカウントでの個人向けの無料の利用(Gemini Code Assist for individuals)は2026年6月18日に終了 | Gemini Code Assist Standard 1ライセンス月$22.80(12か月契約は月$19.00)か、有料の API キー | Gemini Code Assist Enterprise 1ライセンス月$54.00(12か月契約は月$45.00) | Code Assist Standard と Enterprise は許可なく学習に使わない。API キーは Gemini API の規約による | 公式に記載なし |
| Devin | クラウドで任せるエージェント。Web、Slack、Linear から頼む | Free($0)で利用量に上限。Devin Review と DeepWiki を使える | Pro 月$20 | Teams 月$80から(最大200人)。Enterprise は個別 | Windsurf と同じ | 画面の日本語訳がすべてそろったと告知 |
| Jules | クラウドで任せるエージェント。GitHub のリポジトリを仮想マシンに複製して作業する。パブリックベータ | 24時間に15タスク、同時に3タスク。モデルは Gemini 2.5 Pro | Google AI Pro(月額¥2,900)で24時間に100タスク | 有料プランは個人の @gmail.com のアカウントだけ。会社の人には関心を伝えるフォーム | 非公開のリポジトリは学習に使わない | 英語のみ |
| Lovable | アプリビルダー。チャットでアプリや Web サイトを作る | Free($0)で1日5ビルドクレジット(月30まで)と毎日のチャット枠 | Pro 月$25から(月100クレジット) | Business 月$50から(SSO など)。Enterprise は個別 | Free と Pro は使うことがある(設定でオフにできる)。Business と Enterprise は初期設定で使わない | 日本語を選べる(まだ訳されていない部分もある) |
| v0 | アプリビルダー。文章から Web アプリを作り、Vercel に公開する | Free($0)で1日7メッセージまで | Plus 1ユーザー月$30 | Business 1ユーザー月$100。Enterprise は個別 | Enterprise と、設定で外した利用者は使わない。Business は初期設定で外れる | 公式に記載なし(指示は好きな言語で書ける) |
| Replit | アプリビルダー。作成から公開までを行う開発環境と Replit Agent | Starter(無料)で毎日の Agent 用クレジット(月の上限あり)。公開は1件で30日で停止 | Core 月$20(年払いは月$18) | Pro 月$100(年払いは月$90)で共同作業者15人まで。Enterprise は個別 | 使う。Pro は設定でオフにできる。Enterprise は使わない | 公式に記載なし |
| Google AI Studio | アプリビルダー。Build モードで文章から Web アプリと Android アプリを作る | 無料の段階で AI Studio を使える。API は一部のモデルに限る | Google AI Pro(月額¥2,900)で利用上限が増える。API は従量課金 | Gemini Enterprise Agent Platform を使う Enterprise(問い合わせ) | 無料の段階は改善に使う。有料の段階は使わない | 公式に記載なし(ドキュメントは AI 翻訳の日本語版あり) |
Google AI Pro の額は円、ほかは米ドルで示されている。Claude の額は、料金ページの税別の表示による。日本向けのページで消費税10%込み(Prices include 10% JCT)の表示にすると、Pro は月$22(年払いは月$18)、Team の標準席は月$27.50(年払いは$22)になる。
目的別の選び方
無料で試したい
13個のうち11個は無料のプランか無料の枠から始められる。無料で始められないのは、Claude Code と、個人向けの無料の利用が終わった Gemini CLI の2つだ。
Claude の料金ページの比較表では、Free の Claude Code は「いいえ」だ。Google の開発者ブログは2026年5月19日に、2026年6月18日から Gemini CLI が Google AI Pro と Ultra、無料の Gemini Code Assist for individuals のリクエストを処理しなくなると告知した。個人には Antigravity CLI への移行を案内している。ただし Gemini CLI のクオータと料金のページには、2026年10月26日の時点でも、Gemini Code Assist for individuals の1日1,000リクエストや Google AI Pro の1日1,500リクエストなど、告知の前の段階が載ったままだ。この記事は開発者ブログの告知に従う。
無料の枠の数え方はツールごとに違う。GitHub Copilot の料金ページでは、Free のインライン提案は月2,000回だ。Jules の利用上限のページによると、無料の Jules は直近24時間に15タスク、同時に3タスクまで動かせる。v0 の料金ページの Free は1日7メッセージまでで、Vercel への公開と GitHub との同期を含む。
Codex の料金ページでは、Free と月$8の Go で使えるのはデスクトップアプリの GPT-6 Luna で、順次提供だ。ChatGPT のプランで CLI やエディタの拡張機能、Web を使うには Plus 以上が要る。
今のエディタのまま使いたい
今のエディタに足すなら、拡張機能を出しているものを選ぶ。GitHub Copilot の料金ページはエージェントモードを VS Code、Visual Studio、JetBrains、Eclipse、Xcode で使えるとしている。Claude Code の概要は、ターミナルのほかに VS Code と JetBrains で使えるとしている。Codex の料金ページは Plus にエディタの拡張機能を含める。
Antigravity の概要は、デスクトップアプリ、CLI、SDK と並べて、エディタの拡張機能を挙げている。Cursor の JetBrains のページによると、有料のプランなら JetBrains の IDE の中で Cursor のエージェントを使える。
Cursor と Windsurf(Devin Desktop)は、それ自体がエディタのアプリだ。Cursor の移行のヘルプによると、VS Code の設定、キーの割り当て、拡張機能を取り込める。拡張機能は Open VSX から入れるので、VS Code のものがすべてあるとは限らない。Devin Desktop の始め方も、VS Code や Cursor の設定を取り込めるとしている。
ターミナルで任せたい
ターミナルで動くAIコーディングエージェント(指示を受けてコードの編集やコマンドの実行まで進めるAI)は、Claude Code、Codex、Gemini CLI の3つが中心だ。Claude Code の概要は、コードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行すると説明している。Codex の料金ページは API キーで CLI を使う方法も示し、その場合は GitHub のレビューなどのクラウドの機能が使えないとしている。
Gemini CLI は会社のライセンスか有料の API キーで使い続けられる。開発者ブログは、Gemini Code Assist Standard か Enterprise のライセンスで使う組織は変わらず使えるとしている。個人が移る先の Antigravity CLI は、Agent Skills、Hooks、Subagents、Extensions を引き継ぐという。
エディタ型のツールにも CLI がある。Copilot の料金ページでは、Copilot CLI は Free から含まれる。Devin のプランのページによると、Pro の利用枠は Devin のセッション、Devin CLI、Devin Desktop で共通だ。
GitHub の課題を任せたい
GitHub の課題を渡して、プルリクエストまで進めさせるなら、クラウドで動くものを選ぶ。Copilot の料金ページでは、Copilot に作業を割り当てるとプルリクエストを作る機能は Pro からだ。Jules の始め方によると、Jules は仮想マシンにコードを複製して作業し、コードを変える前に計画を示して承認を求める。
Codex Cloud のページによると、GitHub のリポジトリを選んで環境を作り、タスクはコンピュータが眠っていても進む。終わったら変更を確かめ、プルリクエストを開ける。Devin の紹介のページは、Linear や Jira のチケット、バグの報告、移行の作業を Devin に任せられるとしている。
Claude Code の概要は、GitHub Actions でプルリクエストのレビューと課題の仕分けを自動にできるとしている。Cursor の Cloud Agents は、Cursor の料金のページによると月$30の Premium からだ。
エンジニアでなくてもアプリを作りたい
プログラミングをしない人が作るなら、Lovable、v0、Replit、Google AI Studio の4つが向く。どれも文章で指示してアプリを作るバイブコーディング(コードを書かず、言葉で頼んで作る作り方)の道具だ。v0 の FAQは、コーディングの経験は要らないとしている。
Google AI Studio の Build モードのページによると、Web アプリは React の画面と Node.js のサーバー側で作る。Android アプリは Kotlin と Jetpack Compose で作る。Firebase のデータベースとログインも自動で設定する。
公開の条件も違う。Replit の Starter プランのページによると、無料で公開できるアプリは1件で、30日たつと止まる。v0 は Free から Vercel に公開できる。3つの違いはLovable・v0・Replit の違いに詳しく書いた。
会社のコードを守りたい
入力やコードを学習に使うかは、同じツールでもプランで変わる。個人向けのプランでは、初期設定で使うものが多い。
GitHub Docsによると、2026年4月24日から、Copilot の Free、Pro、Pro+、Max はやり取りを学習に使うことがある。Business と Enterprise のデータは学習に使わない。OpenAI のヘルプによると、ChatGPT の Free、Plus、Pro では学習への提供が初期設定でオンで、この設定は Codex のタスクにも当てはまる。
Lovable の FAQによると、2026年9月9日から、Free と Pro のプロンプトやコードを学習に使うことがある。Business と Enterprise は初期設定で外れる。Replit のヘルプによると、学習を外す設定は Pro で使え、Enterprise は学習に使わない。
Devin のセキュリティのページは、初期設定で学習に使うことがあり、有料プランは外せるとしている。Teams では管理者だけが外せる。Antigravity の利用規約は、やり取りを研究や機械学習の改善に使い、設定で変えられるとしている。
会社向けでは、学習に使わないと明記するものが多い。Claude Code のデータ使用のページは、Team、Enterprise、API で送ったコードやプロンプトを学習に使わないとしている。Cursor のプライバシーのヘルプによると、チームでは Privacy Mode が初期設定でオンで、管理者が組織全体に強制できる。Gemini Code Assist のプライバシーのページは、許可なく顧客のデータを学習に使わないとしている。
会社のコードを入れる前に、契約するプランと、学習を外す設定の場所を確かめる。社内のルールの決め方はエンジニアの仕事で使うAIにまとめた。
料金の違い
同じ契約で複数のツールが使えるものがある。Google AI のプランのページによると、月額¥2,900の Google AI Pro で、Antigravity、Jules、AI Studio の上限がそれぞれ上がる。Devin のプランのページによると、Devin の Pro の利用枠は Devin と Devin Desktop(旧 Windsurf)で共通だ。
| ツール | 同じ契約で使えるもの | 利用枠の数え方 |
|---|---|---|
| Claude Code | Claude のチャット | 5時間ごとに戻る上限と、週の上限。チャットと同じ枠を使う |
| Codex | ChatGPT Work | タスクの大きさやモデルで使う量が変わる。週の上限がつくこともある |
| Cursor | Grok と X | 週ごとに戻る利用量を Grok と共有する |
| GitHub Copilot | Copilot の各機能 | 機能を使うと GitHub AI クレジットが減る |
| Antigravity、Jules、AI Studio | Google AI Pro に含まれる | Antigravity は週単位、Jules は24時間のタスク数 |
| Devin、Windsurf | Devin のプラン | Pro は日と週の利用枠。超えた分は前払いのクレジット |
Claude の料金ページは、ターミナルでの作業とチャットが同じ枠から減ると書いている。Cursor の料金のページによると、利用量はエディタ、CLI、Cloud Agents、Grok のアプリで共有し、毎週戻る。Claude、GPT、Gemini などの他社のモデルは含まれず、Premium 以上で API の定価で払う。
同じ月額でも数え方が違うので、こなせる作業の量をそのまま比べることはできない。アプリビルダーは作業ごとにクレジットを使い、Lovable の Free は1日5クレジットが月30まで、v0 はトークンの数で料金が決まる。
更新の速さ
TRAIL の年表から、2026年9月下旬から10月までの主な出来事を挙げる。
| 日付 | ツール | 内容 |
|---|---|---|
| 2026年10月23日 | Replit | 本番の障害を調べて直す Monitoring Agent |
| 2026年10月19日 | Devin | Devin Oncall を全組織に一般提供 |
| 2026年10月15日 | Claude Code | Code Review を一般提供 |
| 2026年10月13日 | Google Antigravity | Gemini 4 Argon を提供 |
| 2026年10月12日 | Cursor | 新規契約が The X Subscription に移行 |
| 2026年10月1日 | GitHub Copilot | Copilot がデスクトップアプリを操作可能に |
| 2026年9月29日 | Codex | Codex Cloud と PR レビューなどを追加 |
| 2026年9月29日 | v0 | ChatGPT のプランで v0 を使えるように |
TRAIL の年表では、Jules の最新のモデルの更新は2026年3月9日の Gemini 3.1 Pro で、基準日の2026年10月26日から231日前だ。
よくある質問
無料で使えるAIコーディングツールはどれか
13個のうち、Claude Code と Gemini CLI を除く11個に無料のプランか枠がある。GitHub Copilot はコード補完を月2,000回、Jules は24時間に15タスク、v0 は1日7メッセージまで使える。Claude Code は Pro 以上の有料プランが要る。
エディタ型とターミナル型はどう違うか
エディタ型では、コードを書く画面の中で補完や修正を頼む。GitHub Copilot は今のエディタに拡張機能で足し、Cursor と Windsurf はそれ自体がエディタのアプリだ。ターミナル型の Claude Code、Codex、Gemini CLI は、コマンドの画面で指示し、ファイルの編集やコマンドの実行まで任せる。
日本語で使えるか
画面を日本語にできると公式に書いているのは、Lovable と Devin だ。Jules は英語でだけ使えると Google のプランのページに書かれている。v0 は好きな言語で指示でき、同じ言語で答える。ほかのツールは、画面の日本語対応が公式に書かれていない。
会社のコードは学習に使われるか
プランで変わる。Copilot の Business と Enterprise、Claude の Team と Enterprise、Gemini Code Assist は学習に使わないとしている。Copilot の個人向けのプラン、ChatGPT の個人向けのプラン、Lovable の Free と Pro は、初期設定で使うことがある。
同じ契約で複数のツールを使えるか
使えるものがある。Google AI Pro には Antigravity、Jules、AI Studio の上限の引き上げが含まれる。Devin のプランは Devin と Devin Desktop(旧 Windsurf)で共通で、Claude の有料プランには Claude Code が含まれる。
次に読む
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.15 まで。
出典
- GitHub Copilot プランおよび価格GitHub
- Plans for GitHub CopilotGitHub
- Managing GitHub Copilot policies as an individual subscriberGitHub
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