Claude Code・Codex・Cursor の違い 料金と使い分け
Claude Code は Claude の Pro 以上、Codex は ChatGPT のプランに含まれ、Cursor は The X Subscription で売られる。動く場所、利用枠、モデル、データの扱いを公式の情報で比べた。

この記事の要点
- Claude Code は Anthropic、Codex は OpenAI のコーディングエージェントで、どちらもターミナル、エディター、デスクトップアプリ、Web から作業を任せられる。Cursor は Anysphere の開発ツールで、AI を組み込んだエディターを中心に、CLI、Web、iPhone からも使える。
- いちばん大きな違いは契約だ。Claude Code は Claude の Pro(月$20)以上に、Codex は ChatGPT のプランに含まれる。Cursor は The X Subscription という別の契約で、Claude や GPT のモデルは月$30の Premium 以上で API の定価を別に払って使う。
- 迷ったら、すでに払っている契約から始める。Claude の Pro か Max があれば Claude Code、ChatGPT の Plus か Pro があれば Codex だ。どちらもなく、無料で AI つきのエディターを試したいなら Cursor の Free から始められる。
目次9
ひとことで言うと
Claude Code
Claude Code はコードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行する Anthropic の AI コーディングエージェントだ。ターミナル、VS Code と JetBrains の拡張機能、デスクトップアプリ、Web で動く。使えるモデルは Anthropic の Claude だけで、Claude の有料プランを持つ開発者や、ターミナルで作業を任せたい人に向く。
Codex
Codex は OpenAI のコーディングエージェントで、ChatGPT のデスクトップアプリ、CLI、エディターの拡張機能、Web、iOS から使える。Web ではクラウドの環境でリポジトリの作業を進める Codex Cloud を使う。ChatGPT を契約している人と、GitHub や Slack から作業を頼みたいチームに向く。
Cursor
Cursor は、Anysphere が「コーディングエージェント」と呼ぶ開発ツールだ。中心は AI を組み込んだエディターで、ほかに CLI、JetBrains の IDE、Web の Cloud Agents、iPhone と iPad のアプリがある。自社の Grok と Composer に加え、Claude、GPT、Gemini のモデルを1つの画面で切り替えたい人に向く。
比較表
値は TRAIL のファクトパック(2026年10月24日時点)と、各社の公式ページによる。金額はドル建てで、Anthropic と Cursor の値は税抜きだ。OpenAI の料金ページには、税の扱いの記載がない。
| 項目 | Claude Code | Codex | Cursor |
|---|---|---|---|
| 提供元 | Anthropic | OpenAI | Anysphere |
| 使う場所 | ターミナル、VS Code・JetBrains の拡張機能、デスクトップアプリ、Web(クラウドの仮想マシン)。GitHub Actions、Slack からも | ChatGPT のデスクトップアプリ、CLI、エディターの拡張機能、Web(Codex Cloud)、iOS。GitHub、Slack、Linear からも | エディター(デスクトップアプリ)、CLI、JetBrains、Web(Cloud Agents)、iPhone・iPad。Slack、GitHub などからも |
| 得意なこと | ターミナルや IDE で、計画から実装、コミット、プルリクエストまでを任せる | 手元のフォルダとクラウドの環境の両方で作業を任せ、GitHub でレビューを頼む | エディターで書きながら Agent に頼み、Cloud Agents に任せてプルリクエストを受け取る |
| 無料の範囲 | なし(Free プランに含まれない) | Free($0)でデスクトップアプリの GPT-6 Luna(順次提供) | Free($0)で Agent と Chat を限られた量 |
| 最安の有料プラン | Pro 月$20(年払いは月$17) | Go 月$8(デスクトップアプリのみ)。CLI、エディター、Web は Plus 月$20 から | Plus 月$8(年$80)。Cursor のモデルのみ |
| 会社向けの料金 | Team 標準席1席月$25(年払い$20)、プレミアム席$125(年払い$100)。Enterprise は1席月$20(年払い、最低20席)に API 料金の利用分 | Business 1人月$25(2人以上の年払いは$20)。Enterprise・Edu は営業に問い合わせ | Teams 1席月$30、$100、$200。Enterprise は個別 |
| 使えるモデル | Claude Fable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5 | GPT-6 Astra、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Sol、GPT-6 Luna など | Grok 4.7、Composer 2.5 など。Premium 以上で Claude Opus 5.5、GPT-5.6 Sol、Gemini 4 Argon など |
| 日本語の画面 | 公式に記載なし(ドキュメントは日本語版あり。応答は設定で日本語にできる) | 公式に記載なし(ChatGPT の Web とスマホのアプリは日本語を選べる) | 公式に記載なし(iOS のアプリは英語のみ) |
| データの学習利用 | Free・Pro・Max は利用者が選ぶ。Team、Enterprise、API は使わない | Free・Plus・Pro は初期設定で使う(設定でオフにできる)。Business、Enterprise、Edu、API は初期設定で使わない | Privacy Mode がオンなら使わない。チームのメンバーは初期設定でオン |
| ゼロデータ保持 | Claude for Enterprise で組織ごとに有効にできる | 公式に記載なし(Enterprise は保持期間を管理者が決める) | Privacy Mode では全モデル提供元とゼロデータ保持の契約 |
| 最新の更新日 | 2026年10月21日 | 2026年10月14日 | 2026年10月16日 |
最新の更新日は TRAIL の年表の日付だ。
料金の違い
どの契約に含まれるか
3つは、入っている契約が違う。まず Anthropic の料金ページで Claude のプランを見る。Claude Code は Claude のすべての有料プランに含まれ、Free には含まれない。Pro は月$20、Max は月$100からだ。日本の利用者には、2026年4月1日から10%の消費税が別にかかる。日本語の料金ページでは、Team の標準席が税込みの月$27.50(年払いは$22)と表示される。
OpenAI の Codex の料金ページによると、Codex は ChatGPT の Free、Go、Plus、Pro、Business、Edu、Enterprise に含まれる。Free と Go で使えるのは、デスクトップアプリの GPT-6 Luna だ(順次提供)。Web、CLI、エディターの拡張機能、iOS で使えると書かれているのは Plus からだ。Pro は月$100、$200、$500の3つから選ぶ。
Cursor の料金のページによると、Cursor は Grok、Cursor、X をまとめた The X Subscription の一部として売られている。2026年10月12日に新しい契約がこのプランに移った。Pro、Pro+ などの従来の Cursor のプランは、契約している人がそのまま使える。
利用枠の数え方
利用枠の数え方も3つで違う。
- Claude Code:5時間ごとに戻る上限があり、有料プランには週ごとの上限もある。Web、デスクトップ、モバイルの Claude と Claude Code の利用は、同じ枠から減る。Max は5時間あたり Pro の5倍か20倍だ。
- Codex:ChatGPT Work(資料や分析などの仕事を ChatGPT に任せる機能)と同じ枠を分け合う。Plus で GPT-6.1 Sol を使うと、手元のメッセージは5時間あたり15〜160件が目安だ。この数は決まった上限ではない。週ごとの上限がかかることもある。Pro には今のところ5時間ごとの上限がない。
- Cursor:有料プランには週ごとに戻る利用量があり、Grok と Cursor で分け合う。Premium は Plus の4倍、Super は15倍、Ultra は50倍だ。Claude、GPT、Gemini などの他社のモデルはこの枠に入らない。
Cursor で他社のモデルを使うと、最初の1回から API の定価で前払いのクレジットが減る。使えるのは Premium(月$30)以上で、Free と Plus では使えない。Teams と Enterprise では、対象のモデルに100万トークン(トークンは AI が文章を数える単位)あたり$0.25の Cursor Token Rate が上乗せされる。
API の従量課金との関係
3つとも、プランの枠とは別に API の料金で使う道がある。
- Claude Code:Anthropic のヘルプによると、上限に達したら使用クレジットをオンにして標準の API の料金で続けるか、Claude Console のアカウントに切り替える。
ANTHROPIC_API_KEYの環境変数があると、プランの枠より API キーが優先され、API の料金がかかる。Max に付く月ごとの API クレジットは、Claude Code では使えない。 - Codex:API キーでも CLI、SDK、エディターの拡張機能を使え、料金は API の料金による。GitHub のコードレビューや Slack などのクラウドの機能は、API キーでは使えない。上限に達した Plus と Pro の人は、クレジットを買い足して続けられる。
- Cursor:自分の API キーは Plus では使えない。Cursor のデータの使い方の説明によると、自分の API キーを使っても、依頼は Cursor のサーバーを通る。
できることの違い
ターミナルで作業を任せる
ターミナルで動くのは3つとも同じだ。Claude Code は claude、Cursor の CLI は agent と打って始める。3つとも、スクリプトや CI(自動テストの仕組み)から動かす使い方が公式に書かれている。Codex の料金ページは、CI のような共有の環境での自動化には API キーが向くとしている。Claude Code の概要のページは、GitHub Actions と GitLab CI/CD で、プルリクエストのレビューや課題の振り分けを自動にする使い方を挙げている。
エディターで書きながら頼む
エディターの中で書きながら頼むなら、Cursor はエディターそのものが製品だ。Claude Code と Codex は、VS Code などに入れる拡張機能として動く。Cursor の CLI のページによると、CLI もエディターと同じ Agent、Plan、Ask のモードを持つ。Plan は書く前に進め方を詰めるモードで、Ask は変更をせずに読むだけのモードだ。
クラウドに任せて席を外す
パソコンを閉じても作業を続けさせるなら、3つともクラウドの環境がある。Claude Code の Web のセッションは、Anthropic が管理する仮想マシンにリポジトリを複製して動く。Codex は Plus 以上で Codex Cloud を使える。2026年9月29日に、Codex Cloud と PR レビューの機能が加わった。
Cursor の Cloud Agents は、Premium 以上で使える。Cloud Agents のヘルプによると、仮想マシンの中でブラウザを操作して画面を確かめ、画面の写しや動画をプルリクエストに付ける。Teams のプランでは、Cloud Agents が作ったプルリクエストで GitHub Actions が失敗すると、自動で直そうとする。
GitHub や Slack から頼む
チャットやプルリクエストから頼む方法も、3つとも公式の解説がある。
- Claude Code:プルリクエストを自動でレビューする Code Review が、2026年10月15日に Team と Enterprise で一般提供になった。Slack では、組織の Claude Tag につながっていないワークスペースで、Pro と Max の人が @Claude で作業を頼むと、クラウドのセッションが始まる。
- Codex:プルリクエストで @Codex にレビューを頼むか、リポジトリで自動のレビューを有効にする。Slack と Linear との連携も、料金ページの表に載っている。
- Cursor:Slack の連携のページによると、@cursor に頼むと Cloud Agents が動く。リポジトリ、モデル、ブランチを文の中で指定できる。
使うモデルを選ぶ
1つのツールで複数社のモデルを使い分けたいなら、Cursor だ。Grok と Composer は週の枠に入り、Claude、GPT、Gemini は Premium 以上で API の定価を払って使う。Claude Code が使うのは Claude のモデルで、モデル設定のページは Amazon Bedrock、Google Cloud の Agent Platform、Microsoft Foundry 経由の利用も挙げている。Codex は OpenAI のモデルを使い、API キーのときは API の組織で使えるモデルに従う。
組み合わせて使う
公式に書かれたつなぎ方は4つある。
- Cursor の中で Claude Code を使う:Claude Code の VS Code の解説には、「Cursor 用にインストール」のリンクがある。ヘルプによると、Pro と Max の契約は Cursor など VS Code から派生したエディターでの Claude Code も対象だ。
- Cursor の中で Codex を使う:Codex の IDE 拡張のページは、対応するエディターに VS Code、Cursor、Windsurf を挙げている。
- Codex に設定を移す:取り込みの解説によると、デスクトップアプリは Claude Code、Claude Cowork、Cursor から、CLI は
/importで Claude Code と Cursor から設定を取り込める。元のツールの設定は変わらない。 - 決まりのファイルを共有する:Claude Code はリポジトリの
AGENTS.mdを読める。Cursor もプロジェクトの直下とその下のフォルダのAGENTS.mdに対応する。Codex の取り込みでは、ほかのツールの指示ファイルがAGENTS.mdに移る。
どの組み合わせでも、利用枠はそれぞれの契約から別々に減る。Cursor の中で Claude Code の拡張機能を使うと、減るのは Claude のプランの枠だ。
更新の速さ
TRAIL の年表に記録した、2026年9月10日から10月21日までの主な更新は次のとおりだ。重要度の低い出来事にはページがないため、リンクを付けていない。
| 日付 | ツール | 内容 | 出来事 |
|---|---|---|---|
| 2026年10月21日 | Claude Code | Claude Security がリポジトリの継続スキャンに対応(Enterprise 向けのベータ) | ページ |
| 2026年10月16日 | Cursor | Cloud Agents がキャンバスを作れるように | なし |
| 2026年10月15日 | Claude Code | Code Review を一般提供 | ページ |
| 2026年10月14日 | Codex | ChatGPT でサインインした Codex から GPT-5.5 を外した | なし |
| 2026年10月12日 | Cursor | 新しい契約が The X Subscription に移行 | ページ |
| 2026年10月8日 | Codex | GPT-6.1 Sol の Ultrafast モードを追加 | ページ |
| 2026年10月7日 | Claude Code | Claude Haiku 5.5 に対応 | なし |
| 2026年9月29日 | Codex | GPT-6.1 Sol を追加 | ページ |
| 2026年9月22日 | Codex | GPT-6 Sol と Luna を追加 | ページ |
| 2026年9月21日 | Cursor | Grok 4.7 を公開 | ページ |
| 2026年9月10日 | Cursor | 大きな作業を任せる Projects(ベータ) | ページ |
TRAIL の年表では、2026年9月の出来事は Claude Code が3件、Codex が5件、Cursor が4件だ。10月(24日まで)は、Claude Code が3件、Codex が3件、Cursor が4件ある。3つとも、ここ2か月は毎月3件以上の更新を記録している。この2か月の間に、Cursor の契約が移り、Codex ではモデルの追加と提供終了があった。
どれを選ぶか
- Claude の Pro か Max をすでに払っているなら、Claude Code。追加の料金なしで、チャットと同じ枠から使える。
- ChatGPT の Plus か Pro をすでに払っているなら、Codex。CLI、エディター、Web、iOS がプランに含まれる。
- お金をかけずに試したいなら、Cursor の Free か、Codex の Free(デスクトップアプリの GPT-6 Luna)。Claude Code には無料の枠がない。
- エディターの中で書きながら、Claude、GPT、Gemini を切り替えたいなら、Cursor の Premium(月$30)以上。他社のモデルの分は API の定価で別にかかる。
- 会社のコードを学習に使わせない設定を、組織でそろえたいなら、Claude Code の Team か Enterprise、Codex の Business 以上、Cursor の Teams か Enterprise。3つとも、会社向けのプランは初期設定で学習に使わない。
- 送ったデータを提供元に残さない契約(ゼロデータ保持)が要るなら、Claude Code は Claude for Enterprise、Cursor は Privacy Mode。Codex は、公式のページにゼロデータ保持の記載がない。
よくある質問
Claude Code と Codex の違いは何か
いちばんの違いは含まれる契約とモデルだ。Claude Code は Claude の有料プランに含まれ、Claude のモデルを使う。Codex は ChatGPT のプランに含まれ、GPT-6.1 Sol などの OpenAI のモデルを使う。どちらもターミナル、エディター、デスクトップアプリ、Web で動き、無料で使えるのは Codex だけだ。
Cursor と Claude Code の違いは何か
Cursor は AI を組み込んだエディターが中心で、Claude Code はターミナルや IDE で作業を任せるエージェントだ。Cursor は Premium 以上で Claude のモデルも選べるが、Claude の契約とは別に API の定価を払う。Claude Code の拡張機能は Cursor にも入れられ、その場合は Claude のプランの枠を使う。
無料でどこまで使えるか
Claude Code は Free プランに含まれず、無料では使えない。Codex は ChatGPT の Free で、デスクトップアプリの GPT-6 Luna を試せる(順次提供)。Cursor は Free で、Agent と Chat を限られた量だけ使える。Cursor の Free と Plus では、他社のモデルと Cloud Agents は使えない。
同じアカウントで使えるか
Claude Code は claude.ai と同じアカウントで、チャットと同じ利用枠を使う。Codex は ChatGPT のアカウントでサインインし、ChatGPT Work と枠を分け合う。Cursor は The X Subscription の契約で、Grok と同じ枠を分け合う。3つの間で契約や枠を共有する仕組みは、公式に記載がない。
日本語で使えるか
3つとも、アプリの画面が日本語になるかは公式に記載がない。Claude Code は公式ドキュメントに日本語版があり、language の設定で応答を日本語にできる。Codex については、ChatGPT の Web とスマホのアプリで表示に日本語を選べる。Cursor の iOS のアプリの画面は、今のところ英語だけだ。
会社で使えるか
使える。Claude Code は Team と Enterprise に含まれ、Enterprise には SCIM、監査ログ、カスタムのデータ保持がある。Codex は Business と Enterprise・Edu で使え、Enterprise にはデータの保持期間と保管場所の管理がある。Cursor は Teams と Enterprise で、管理者が Privacy Mode を組織全体に強制できる。
次に読む
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.15 まで。
出典
- プランと料金Anthropic
- Pro または Max プランで Claude Code を使用するAnthropic
- Claude Code 概要Anthropic
- Claude Code データ使用Anthropic
- Claude Code モデル設定Anthropic
- Claude Code すべての設定Anthropic
- Claude があなたのプロジェクトを記憶する方法Anthropic
- VS Code で Claude Code を使用するAnthropic
- Slack での Claude CodeAnthropic
- Codex PricingOpenAI
- Get started with ChatGPT WorkOpenAI
- Codex ModelsOpenAI
- Codex IDE extensionOpenAI
- Import from another agentOpenAI
- Data controls in ChatGPTOpenAI
- How to change your language setting in ChatGPTOpenAI
- OpenAI におけるエンタープライズプライバシーOpenAI
- Models & PricingCursor
- Cursor DocumentationCursor
- Cursor CLICursor
- Cloud AgentsCursor
- Cursor for iOSCursor
- SlackCursor
- RulesCursor
- Privacy and dataCursor
- Data Use & Privacy OverviewCursor
- ChangelogCursor



