Claude Code と Codex の違い 料金・レビュー・クラウド実行の使い分け

Claude Code は Claude の有料プランに入り、日本では Pro は税込み月$22。Codex は ChatGPT の Free から入り、CLI と Web は月$20の Plus から。レビューとクラウド実行の対象も違う。

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この記事の要点

  • Claude Code は Anthropic の、Codex は OpenAI のコーディングエージェントだ。どちらもターミナル、エディター、デスクトップアプリ、ブラウザから、コードの読み込み、編集、コマンドの実行を任せられる。
  • いちばん大きな違いは入っている契約と無料の範囲だ。Claude Code は Claude の有料プラン(日本向けの表示で Pro は税込み月$22)に入り、Free では使えない。Codex は ChatGPT の Free から入るが、CLI、エディター、Web で使えるのは Plus(月$20)からだ。
  • 迷ったら、すでに払っている契約から始める。Claude の Pro か Max があれば Claude Code、ChatGPT の Plus か Pro があれば Codex だ。会社で GitHub のプルリクエストを自動でレビューさせたいなら、Claude Code は Team と Enterprise、Codex は Plus から対象になる。
目次9

ひとことで言うと

Claude Code

Claude Code はコードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行する Anthropic のAI コーディングエージェントだ。ターミナル、VS Code と JetBrains の拡張機能、デスクトップアプリ、Web で動き、どの画面でもリポジトリの CLAUDE.md、設定、MCP サーバーが共通に使われる。Claude の Pro、Max、Team、Enterprise を契約している人に向く。

Codex

Codex は OpenAI のコーディングエージェントで、ChatGPT のデスクトップアプリ(macOS、Windows、Linux)、Codex CLI、エディターの拡張機能、Web、iOS から使える。クラウドの環境で作業を進める Codex Cloud と、GitHub のプルリクエストのレビューが同じ契約に入る。ChatGPT を契約している人と、GitHub や Slack から作業を頼みたいチームに向く。

比較表

値は TRAIL のファクトパック(2026年10月26日時点)と、Anthropic と OpenAI の公式ページによる。Claude の料金は日本向けの料金ページの表示で、消費税10%を含む。OpenAI の料金ページには税の扱いの記載がない。

項目 Claude Code Codex
提供元 Anthropic OpenAI
使う場所 ターミナル、VS Code・JetBrains の拡張機能、デスクトップアプリ、Web(claude.ai/code)、Claude アプリの Code タブ。GitHub Actions、GitLab CI/CD、Slack からも ChatGPT のデスクトップアプリ、Codex CLI、エディターの拡張機能、Web、iOS。GitHub、Slack、Linear からも
得意なこと ターミナルや IDE で計画から実装、コミット、プルリクエストまでを任せる。権限モードを細かく切り替える 手元のフォルダとクラウドの環境の両方で作業を任せ、/review や GitHub で変更のレビューを頼む
無料の範囲 なし(Free プランに含まれない) Free($0)でデスクトップアプリの GPT-6 Luna(順次提供)
最安の有料プラン Pro 月$22(年払いは月$18、$220一括) Go 月$8(デスクトップアプリのみ)。CLI、エディター、Web は Plus 月$20 から
会社向けの料金 Team スタンダードシート1席月$22(年払い)、月払いは$27.50。2〜150名。Enterprise は1席月$20(年払い、最低20席)と API 料金での使用量 Business 1人月$20(2人以上の年払い)、月払いは$25。Enterprise・Edu は営業に問い合わせ
使えるモデル Claude Fable 5.1、Claude Opus 5.5、Claude Sonnet 5.5、Claude Haiku 5.5 GPT-6 Astra、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Sol、GPT-6 Luna
日本語の画面 公式に記載なし(ドキュメントは日本語版あり) 公式に記載なし(ChatGPT の Web とスマホのアプリは日本語を選べる)
データの学習利用 Free・Pro・Max は利用者が選ぶ。Team、Enterprise、API は使わない Free・Plus・Pro は初期設定で使う(設定でオフにできる)。Business、Enterprise、Edu、API は初期設定で使わない
最新の更新日 2026年10月21日 2026年10月14日

最新の更新日は TRAIL の年表の日付だ。数字だけを並べた表はClaude Code と Codex の比較表にある。

料金の違い

どの契約に含まれるか

Anthropic の料金ページによると、Claude Code はすべての有料プランに含まれ、Free には含まれない。日本向けの表示では、Pro が月$22(年払いは月$18)、Max が月$110からだ。Pro の契約で、Web、デスクトップ、モバイルの Claude と、Claude Code の両方を使える。

OpenAI の Codex の料金ページによると、Codex は ChatGPT の Free、Go、Plus、Pro、Business、Edu、Enterprise に含まれる。Free と Go で使えるのは、デスクトップアプリの GPT-6 Luna だけだ(順次提供)。Web、CLI、エディターの拡張機能、iOS と、自動のコードレビューや Slack の連携は Plus(月$20)からになる。Pro は月$100、$200、$500の3つから選び、$500 では Ultrafast モードが使える。

2つの契約は別々で、片方の契約でもう片方を使う仕組みは公式に記載がない。

利用枠の数え方

利用枠の数え方も違う。Claude のすべてのプランには5時間ごとに戻る上限があり、有料プランには週ごとの上限も加わる。Web、デスクトップ、モバイル、Claude Code の利用は、すべて同じ枠から減る。Max は5時間あたり Pro の5倍か20倍を選ぶ。

Codex は ChatGPT Work と同じ枠を分け合う。Plus で GPT-6.1 Sol を使うと、手元のメッセージは5時間あたり15〜160件が目安だ。GPT-6 Luna なら350〜3,000件になる。この数は目安で、クラウドの作業は手元より多く枠を使うことがある。Pro には今のところ5時間ごとの上限がない。

Anthropic のヘルプによると、Claude の Pro では Claude Fable はプランの利用枠に含まれず、最初から従量課金の使用クレジットで使う。Max では週の上限の50%まで、Fable を追加の料金なしで使える。

API の従量課金との関係

上限に達したあとの続け方は、どちらにも API の料金で払う道がある。Anthropic のヘルプによると、Claude Code は使用クレジットをオンにして標準の API の料金で続けるか、Claude Console のアカウントに切り替える。ANTHROPIC_API_KEY の環境変数が設定されていると、プランの代わりに API キーで認証され、API の使用料がかかる。Max に付く月ごとの API クレジットは、Claude Code では使えない。

Codex の Plus と Pro はクレジットを買い足して続けられる。API キーでも CLI、SDK、エディターの拡張機能を使え、料金は API の料金による。API キーの Codex では、GitHub のコードレビューや Slack などのクラウドの機能は使えない。

できることの違い

手元のリポジトリで作業を任せる

どちらもターミナルで動き、ファイルの編集とコマンドの実行を任せられる。Claude Code は claude、Codex は codex で始める。Codex の CLI には、作業の前後で Git のチェックポイントを作るよう勧める記載がある。

違いは確認なしで何をさせるかの決め方だ。Claude Code の権限モードは6つある。

モード 確認なしで動くもの
default(Manual) 読み取りだけ
acceptEdits 読み取り、ファイルの編集、mkdir などの一般的なコマンド
plan 読み取り。計画を承認するまで編集しない
auto すべて。分類器という別のモデルが操作を代わりに確かめる
dontAsk 作業フォルダ内の読み取りと、事前に許可したツールだけ。それ以外は断る。CI 向け
bypassPermissions すべて。分離したコンテナや VM だけで使う

v2.1.283 以降では、ターミナルと VS Code のセッションは auto モードで始まる。CLI では Shift+Tab で切り替える。拒否のルールは bypassPermissions を含むどのモードでも効く。

Codex の権限の解説では、モードは Ask for approval、Approve for me、Full access と、config.toml で決める Custom の4つだ。まずは Ask for approval から始めるよう勧めている。Approve for me は同じ作業フォルダの境界を保ったまま、承認の要求を自動のレビューに回す。サンドボックスの解説によると、境界は OS ごとの仕組みで強制され、git やテストのような起動したコマンドにも同じ制限がかかる。CLI では /permissions で切り替える。

変更をレビューさせる

レビューの仕組みは手元とプルリクエストで分かれる。

Codex のコードレビューの解説によると、アプリで /review と入力し、基準のブランチとの差分か、コミット前の変更を選ぶ。Codex は優先度を付けた指摘を返し、作業中のファイルは書き換えない。CLI の codex review を使えば、コミット前の変更、基準のブランチとの差分、コミット1つ、独自の観点のどれか1つを指定して、対話なしでレビューできる(CLI のコマンドの一覧)。

GitHub では、プルリクエストに @codex review とコメントするか、自動のレビューを有効にする。GitHub での使い方によると、GitHub で指摘するのは優先度 P0 と P1 の問題だけだ。レビューの決まりはリポジトリの AGENTS.md の「Code Review Rules」の節に書く。セキュリティに絞った Security Review は、リサーチプレビューで提供されている。

Claude Code の Code Review は、2026年10月15日に Team と Enterprise で一般提供になった。Code Review の解説によると、複数のエージェントが差分と周りのコードを読み、検証の段階で誤った指摘を除いてから、重大度の順に行ごとのコメントを付ける。レビューはプルリクエストを承認もブロックもせず、マージの判断はチームに残る。徹底度は Quick、Standard、Deep から選び、書き込み権限のある人は @claude review で頼める。プランを問わず、セッションの中で /code-review を実行してレビューさせることもできる。

クラウドで動かし続ける

手元のパソコンを閉じても作業を続けさせたいなら、どちらにもクラウドの実行がある。

Codex Cloud は Web、モバイル、デスクトップアプリから始める。リポジトリと依存関係を入れた環境を作って公開し、作業ごとに別の作業場所で動く。パソコンがスリープしていても進む。ネットワークの許可や秘密の値は、環境の設定で決める。CLI の codex cloud からも作業を送れる。

Claude Code のクラウドセッションは、Pro、Max、Team で使え、Enterprise はプレミアムシートなどが対象だ。claude.ai/code、Claude アプリの Code タブ、デスクトップアプリ、ターミナルの claude --cloud から始める。初期設定では Anthropic が管理する環境で動き、プランの利用枠から減る。クラウドの VM に別の料金はかからない。CLI の --teleport でクラウドのセッションをターミナルに取り込めるが、ターミナルのセッションをクラウドに送ることはできない。デスクトップアプリでは、Code タブの手元のセッションを Open in メニューからクラウドに送れる。

ゼロデータ保持を有効にした組織、HIPAA の設定を適用した組織、顧客管理の暗号化キーを使う組織では、Claude Code のクラウドセッションは使えない。

外部のツールとつなぐ

外部のツールとつなぐ標準の MCP(AI が外部のツールやデータを使うための共通の決まり)には、どちらも対応する。Claude Code の MCP の解説は、リモートには HTTP のサーバーを勧め、claude mcp add --transport http で追加する。外部の内容を取ってくるサーバーには、プロンプトインジェクションの危険があると注意している。

Codex の MCP の解説によると、デスクトップアプリ、CLI、エディターの拡張機能は、同じ config.toml の MCP の設定を共有する。1回設定すれば、3つのどれに移っても設定し直さなくてよい。Codex の料金ページは、MCP サーバーを増やすほど文脈が増えて利用枠を多く使うとし、使わないサーバーは止めるよう勧めている。

組み合わせて使う

公式に書かれたつなぎ方は Codex への設定の取り込みだ。OpenAI の取り込みの解説によると、ChatGPT のデスクトップアプリと Codex CLI は、Claude Code の指示ファイル、設定、スキル、MCP サーバーの設定、最近の会話などを取り込める。指示ファイルは AGENTS.md に、settings.json は config.toml に移る。CLI では /import と入力する。取り込んでも、Claude Code の設定は変わらない。

レビューの決まりを書くファイルは、2つで違う。Codex は AGENTS.md を読み、Claude Code の Code Review は REVIEW.md と CLAUDE.md を読む。

更新の速さ

TRAIL の年表に記録した、2026年8月から10月26日までの主な更新は次のとおりだ。重要度の低い出来事にはページがないため、リンクを付けていない。

日付 ツール 内容 出来事
2026年10月21日 Claude Code Claude Security がリポジトリの継続スキャンに対応(Enterprise 向けのベータ) ページ
2026年10月15日 Claude Code Code Review を Team と Enterprise で一般提供 ページ
2026年10月14日 Codex ChatGPT でサインインした Codex から GPT-5.5 を外した なし
2026年10月8日 Codex GPT-6.1 Sol の Ultrafast モードを追加 ページ
2026年10月7日 Claude Code Claude Haiku 5.5 に対応 なし
2026年9月29日 Codex Codex Cloud と PR レビューなどを追加 ページ
2026年9月29日 Codex GPT-6.1 Sol を追加 ページ
2026年9月22日 Codex GPT-6 Sol と Luna を追加 ページ
2026年9月1日 Claude Code Claude Fable 5.1 を公開 ページ
2026年8月14日 Claude Code 自動モードが Pro・Max・Team の既定に ページ

TRAIL の年表では、2026年10月26日を基準にすると、モデル更新の間隔の中央値は Claude Code が28.5日、Codex が79.5日だ。出来事の数は、2026年9月が Claude Code 3件、Codex 5件、10月(26日まで)がどちらも3件だった。Codex では、ここ2か月にモデルの追加と提供終了が続いた。Codex を使う手順書やスクリプトでモデル名を決め打ちしているなら、年表で提供終了の予定を確かめる。

どれを選ぶか

  • Claude の Pro か Max をすでに払っているなら、Claude Code。チャットと同じ枠から、追加の料金なしで使える。
  • ChatGPT の Plus か Pro をすでに払っているなら、Codex。CLI、エディター、Web、iOS と、Codex Cloud がプランに含まれる。
  • お金をかけずに試したいなら、Codex の Free(デスクトップアプリの GPT-6 Luna、順次提供)。Claude Code には無料の枠がない。
  • 個人の契約で、GitHub のプルリクエストを自動でレビューさせたいなら、Codex の Plus 以上。Claude Code の Code Review は Team と Enterprise が対象だ。
  • 確認なしで動かす範囲を、読み取りだけ、編集まで、計画だけ、のように細かく分けたいなら、Claude Code。6つの権限モードがある。
  • 会社のコードを学習に使わせない設定を組織でそろえたいなら、Claude Code の Team か Enterprise、または Codex の Business 以上。どれも初期設定で学習に使わない。

よくある質問

Claude Code と Codex の違いは何か

いちばんの違いは含まれる契約とモデルだ。Claude Code は Claude の有料プランに含まれ、Claude のモデルを使う。Codex は ChatGPT のプランに含まれ、GPT-6.1 Sol などの OpenAI のモデルを使う。どちらもターミナル、エディター、デスクトップアプリ、Web で動く。

無料でどこまで使えるか

Claude Code は Free プランに含まれず、無料では使えない。Codex は ChatGPT の Free で、デスクトップアプリの GPT-6 Luna を使える(順次提供)。CLI、エディター、Web の Codex は Plus(月$20)からだ。

同じアカウントで使えるか

Claude Code は Claude と同じ認証情報でログインし、チャットと同じ利用枠を使う。Codex は ChatGPT のアカウントでサインインし、ChatGPT Work と枠を分け合う。2つの間で契約や枠を共有する仕組みは、公式に記載がない。

日本語で使えるか

どちらも、画面が日本語になるかは公式に記載がない。Claude Code の公式ドキュメントには日本語版がある。ChatGPT は Web とスマホのアプリで表示の言語に日本語を選べる。

会社で使えるか

使える。Claude Code は Team と Enterprise に含まれ、Enterprise には SCIM、監査ログ、カスタムのデータ保持がある。ゼロデータ保持は Claude for Enterprise で組織ごとに有効にできる。Codex は Business と Enterprise・Edu で使え、Enterprise には SCIM、監査ログ、データの保持期間と保管場所の管理がある。

Cursor とはどう違うか

Cursor を加えた3つの違いは、Claude Code・Codex・Cursor の違いにまとめている。料金、無料の範囲、使えるモデルを3つ並べて比べている。

次に読む

年表で見ると:Claude Code の節目と更新年表を見る
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TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.21 まで。

出典

この記事に出てくるツール

  • Claude Code

    Anthropic

    ターミナルやIDEでコードの作成・修正を任せるAIエージェント

    • 無料プランなし
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料Pro $20/月(年払いは月$17、$200一括)

    年表
    34件
    最新の更新
    2026.10.21
  • Codex

    OpenAI

    ソフトウェア開発を任せられるコーディングエージェント

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料Go $8/月

    年表
    36件
    最新の更新
    2026.10.14

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Timeline

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    Codex・機能 最終確認 2026年10月20日

  5. GPT-6.1 Sol を Codex に追加

    Codex・モデル 最終確認 2026年10月10日

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    Claude Code・機能 最終確認 2026年10月10日