
この記事の要点
- PLaMo は Preferred Networks が一から開発した国産の生成AIだ。ブラウザで対話する PLaMo Chat、翻訳専用の PLaMo翻訳、システムに組み込む PLaMo API の3つの形で使える。
- PLaMo Chat と API は PLaMo API の Free プランなら無料で、有料の Standard は100万トークンあたり入力60円、出力250円の従量課金だ。PLaMo翻訳は Free が0円で、有料は月1,180円(税別)の Lite からある。
- Chat はメールアドレスを入れてログインするだけで始められる。PLaMo翻訳は Google アカウントかメールのリンクでログインし、API はアカウントを作って API キーを発行する。
目次10
何ができるか
PLaMo は Preferred Networks(PFN)が作る大規模言語モデルだ。PLaMo の公式サイトは独自のアーキテクチャと学習データでゼロから開発し、他社のモデルをもとにしていないと説明している。主に次のことができる。
- PLaMo Chat で対話する:ブラウザで最新の PLaMo 3.1 Prime と話せる。入力欄の「+」からファイルを添付でき、マイクのボタンで音声でも入力できる。
- Web検索で調べる:PLaMo Chat は必要に応じて Web を検索し、出典を付けて答える。
- Deep Research で調査する:調べる観点を立て、多くの Web ページを読み比べて、章立ての出典付きレポートにまとめる。公式サイトによると、数分から数十分かかる。
- PLaMo翻訳で訳す:AI翻訳のサービスで、テキスト、Web ページ、PDF や Office のファイル、動画の音声、オンライン会議の発言を同じ翻訳モデルで訳す。英文添削もできる。
- PLaMo API で組み込む:API で、OpenAI のライブラリと互換がある。自社のサービスや業務システムに PLaMo を組み込める。
- 自社の環境で動かす:モデル本体、Docker イメージ、モデルとサーバー一式、Amazon SageMaker、Microsoft Foundry などの形で、会社の閉じた環境にも導入できる。
TRAIL の年表では、2026年10月27日に PLaMo 3.1 Prime を公開し、Web検索と Deep Research に対応した。10月7日には PLaMo翻訳が第3世代のモデルに切り替わり、53言語と会議翻訳に対応した。旧モデルの PLaMo 3.0 Prime は2027年1月31日に提供を終える。
料金とプランの選び方
PLaMo では、PLaMo Chat と PLaMo API が1つの料金表、PLaMo翻訳が別の料金表になっている。PLaMo Chat の料金は PLaMo API のプランに準じる。値は PLaMo API の料金ページと PLaMo翻訳の料金ページによる。2026年11月1日に確かめた。
PLaMo Chat と PLaMo API
| プラン | 料金 | 年払い | 含まれるもの・上限 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | なし | PLaMo 3.0 / 3.1 Prime、PLaMo Chat、Web検索と Deep Research。利用量とレートリミットに上限。入力と出力は学習に使われる | 個人情報を含まない内容で試したい人 |
| Standard | 100万トークンあたり入力60円、出力250円の従量課金 | なし | 入出力を学習に使わない。レートリミットを大幅に緩和。Web検索と Deep Research は回数の制限なし(検索1回3円、2027年1月31日まで2円)。メールサポート | 仕事の文書を扱う人、Free の上限が足りない人 |
| Provider | 個別見積もり | 個別見積もり | 混雑時の優先処理、Reasoning の本文の返却、PLaMo Guardrail の個社別の調整、専任担当者のサポート。利用用途の審査がある | 生成AIのサービスを提供する会社 |
Standard の単価は128kトークンまでのもので、128kトークンを超える分も、リリース記念期間中は同じ額だ。トークンは AI が文章を数える単位で、公式サイトは約100円で100万文字を処理できるとしている。料金ページに税の表記はなく、特定商取引法に基づく表記では、利用料金のほかに消費税を負担するとしている。
Free は無料で使い続けられるが、すべての機能で入力と出力を保存して学習に使い、個人情報は入力できない。2026年11月30日までのキャンペーン中は、Free でも検索を1日60回、月200回まで使える。Deep Research は1日2回ほどが目安だ。
PLaMo翻訳
| プラン | 月払い | 年払い | 含まれるもの・上限 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | なし | ブラウザ翻訳 月200,000文字、テキスト翻訳 月50,000文字、ファイル翻訳 月1件、用語集1つ(10件まで)。入力データは二次利用される | 短い文章を試したい人 |
| Lite | 1,180円(税別) | 11,800円(税別) | ブラウザ翻訳は無制限、テキスト翻訳 月1,000,000文字、会議翻訳、英文添削 月50,000文字。入力データを二次利用しない | 1人で使い、Web ページや長い文書を訳す人 |
| Pro | 2,980円(税別) | 29,800円(税別) | テキスト翻訳 月5,000,000文字、Excel のファイル翻訳、用語集は無制限、クラウド音声認識 月5時間 | Lite の文字数が足りない人 |
| Liteチーム | 1人2,380円(税別) | 1人23,800円(税別) | Lite の機能に、一括請求、メンバー管理・監査ログ、シングルサインオン | 支払いとメンバーをまとめて管理したいチーム |
| Proチーム | 1人3,980円(税別) | 1人39,800円(税別) | テキスト翻訳 1人月10,000,000文字、優先サポート | 会議翻訳を多く使うチーム |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 請求書払い、100席以上 | 100人以上で使う会社 |
2026年11月30日まではキャンペーン価格で、Lite は月980円(税込1,078円)、Pro は月2,580円(税込2,838円)になる。期間中に Lite を初めて申し込むと、最初の2か月が無料だ。無料期間のあと、3か月目から月1,298円(税込)の課金が自動で始まる。キャンペーンの適用にはクレジットカードの登録が要る。
ファイル翻訳と会議翻訳は、月ごとのポイントで数える。ファイル翻訳は約200,000文字(PDF は20ページ)ごとに1ポイント、会議翻訳は翻訳ボットが会議にいる3分ごとに1ポイントを使う。
画面とヘルプは日本語で、料金は日本円だ。PLaMo翻訳の公式サイトは翻訳の処理を日本国内のサーバーで行い、データを国外に移さないとしている。
始め方
PLaMo Chat(ブラウザ)
PLaMo Chat のマニュアルにある手順だ。
- ブラウザで PLaMo Chat を開く。
- メールアドレスを入力してログインする。初めての人は自動で登録される。
ログインには、利用規約とプライバシーポリシーへの同意が要る。アカウントは PLaMo API と共通で、有料プランのテナントに属していなければ Free プランで使う。利用規約では、使えるのは18歳以上で、日本国内の居住者か法人に限られる。
ログインしたら、入力欄に質問を入れて送る。左のサイドバーから新しいスレッドを始められる。
PLaMo翻訳(ブラウザ)
PLaMo翻訳のクイックスタートにある手順だ。アカウントは初めてログインしたときに自動で作られ、パスワードは使わない。
- ログイン画面(https://translate.preferredai.jp/login/)を開く。
- 「Googleで続ける」を押し、Google のアカウントを選んで認証する。
- メールで入るときは、「メールアドレス」に入力して「続ける」を押し、届いたメールのリンクを開く。
- 画面上部の「テキスト翻訳」を開く。
- 「原文を入力してください」の欄に文章を貼り付け、「翻訳する」を押す。
- 右の欄に訳文が出たら、「コピーする」で写す。
ログインすると、利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなされる。ログイン用のメールのリンクは送信したときと同じブラウザで開く。ログインしなくても、テキスト翻訳は1回500文字まで、24時間に10回まで試せる。
ブラウザ拡張
ブラウザ拡張は Chrome、Edge、Firefox で使える。インストールとログインの手順は次のとおりだ。
- Chrome と Edge は Chrome ウェブストア、Firefox は Firefox Add-ons で PLaMo翻訳のページを開き、拡張機能を追加する。
- ツールバーの PLaMo翻訳のアイコンを押し、ポップアップを開く。
- 「Googleで続行」を押すか、メールアドレスを入れて「続行」を押す。
- 「ログインしました」と表示されたら完了だ。
Web アプリにログイン済みでも、拡張機能では別にログインが要る。モバイル版の Chrome と Firefox、Chromebook では拡張機能を使えない。
デスクトップアプリ
PLaMo翻訳には Mac と Windows のアプリがある。ほかのアプリで選んだ文章を、ショートカットで訳せる。インストールの手順は次のとおりだ。
Mac では次のように入れる。
- PLaMo翻訳のサイトの Mac 用のボタンか、Web アプリのアカウントメニューの「Macアプリ」から DMG ファイルを入手する。
- DMG ファイルを開き、「PLaMo翻訳」をアプリケーションフォルダにドラッグする。
- アプリケーションフォルダから「PLaMo翻訳」を起動し、ログインする。
- ショートカット翻訳を使うには、案内に従ってアクセシビリティの権限を許可する。
Windows では次のように入れる。
- Microsoft Store の PLaMo翻訳のページを開き、インストールする。
- スタートメニューから「PLaMo翻訳」を起動し、ログインする。
macOS 12 以前の Mac には、新しいバージョンが配信されない。
PLaMo API(ターミナル)
API 利用方法にある手順だ。
- PLaMo API のアカウントを作る。
- Profile ページから API キーを作る。
- API キーを環境変数に設定する。
- curl などで API にリクエストを送る。
macOS と Linux のターミナルでは、次のように API キーを設定する。
export PLAMO_API_KEY="your_api_key"curl で次のように送ると、PLaMo 3.1 Prime が答える。
curl \
-H "Authorization: Bearer ${PLAMO_API_KEY}" \
-H "Content-Type: application/json" \
"https://api.platform.preferredai.jp/v1/chat/completions" \
-d '{"model": "plamo-3.1-prime", "messages": [{"role": "user", "content": "こんにちは"}]}'Python の openai ライブラリも使える。その場合は API キーを OPENAI_API_KEY に入れ、接続先を https://api.platform.preferredai.jp/v1 にする。
pip install openai
export OPENAI_API_KEY=$PLAMO_API_KEYStandard に申し込むときは、日本国内の居住者か法人であることなどに同意し、クレジットカードを登録する。Free から切り替えるときは、コンソールの「有料プランに申し込む」を使う。API キーは厳重に管理し、ほかの人と共有しない。
仕事での使い方
ここでのプロンプトは PLaMo にこう頼めるという例だ。[ ] の中を自分の内容に差し替えて使う。TRAIL は出力を確かめていないので、答えは出典や原文と照らし合わせて使う。Free プランには個人情報や社外秘の情報を入れない。
業界の動きを出典付きで調べる
担当する業界の最近の動きを、出典付きでつかむ場面だ。PLaMo Chat の入力欄の Web検索ボタンで「オン」を選ぶと、毎回検索してから答える。次のように頼む。
[業界名]で、[2026年10月]以降に発表された主な動きを5つ挙げてください。
それぞれ、発表した会社、日付、要点を1行ずつ書き、出典を付けてください。検索した答えには出典が付くので、数字や日付は出典のページを開いて確かめる。「自動」のままだと、必要なときだけ検索する。
Deep Research で調査レポートの下書きを作る
新しい事業や制度について、論点を広く集める場面だ。入力欄の「+」から Deep Research を選び、次のように頼む。
[国内の生成AIに関する規制]の動向を調べてください。
[社内の法務担当]が読む前提で、現在の状況、主な論点、今後の予定を章に分けてまとめてください。調べる前に、好みや状況を聞き返されることがある。レポートは Markdown でダウンロードするか、PDF に書き出せる。Deep Research は1回のレポートで15〜25回の検索が目安だ。Free では1日2回ほどが目安で、検索の回数が足りないとエラーになる。
添付した資料の要点をまとめる
長い資料を読む前に、要点をつかむ場面だ。入力欄の「+」からファイルを添付し、次のように頼む。
添付した[提案書]を読み、[役員会]で説明するための要点を5つにまとめてください。
最後に、資料の中で根拠が示されていない主張があれば挙げてください。社外秘の資料は Free で扱わず、学習に使わない Standard 以上で添付する。
英文メールを書き、英文添削で整える
海外の取引先にメールを送る場面だ。まず PLaMo Chat で次のように下書きを頼む。
[取引先の会社名]の[担当者名]さんに、[納期を1週間延ばしたい]ことを伝える英文メールを書いてください。
理由は[部品の入荷の遅れ]です。丁寧に、150語以内でお願いします。下書きは PLaMo翻訳の英文添削の画面に貼り付け、「文体」で「フォーマル」を選んで「添削する」を押す。直した箇所はハイライトされ、押すと「校正理由」が出る。Free で1回に添削できるのは500文字までだ。「翻訳を表示」をオンにすると、直した英文を日本語に訳し戻して、言いたいことが変わっていないかを確かめられる。
社名や製品名をそろえて資料を訳す
英語の資料を、社内の呼び方をそろえて日本語にする場面だ。先に PLaMo Chat で、用語集に登録する候補を作る。
次の英文に出てくる社名、製品名、専門用語を抜き出し、日本語の訳語の候補と一緒に表にしてください。
[英文を貼り付ける]候補を確かめたら、PLaMo翻訳のアカウントメニューの「用語集」で登録する。そのあとファイル翻訳で「ファイルを翻訳する」を押し、ファイルを選んで「用語集(任意)」でその用語集を選ぶ。PDF なら「交互DL」で、原文と訳文のページが交互に並ぶ対訳の PDF を保存できる。
社内のシステムに組み込む
問い合わせへの回答の下書きを、社内のシステムで作る場面だ。PLaMo API のメッセージに、役割を決める system の指示を入れる。次のように書ける。
あなたは[会社名]の[経理部]の担当者です。
社員からの質問に、[社内規程の抜粋]だけを根拠にして、です・ます調で答えてください。
規程に書かれていないことは「規程に記載がありません」と答えてください。PLaMo 3.1 Prime では、web_search_options を指定すると Web を検索して出典を引用しながら答える。会社の閉じた環境で使いたいときは、Deep Research をオンプレミスで動かし、社内文書の検索と組み合わせる形もある。
使いこなすための設定や機能
PLaMo Chat の設定は左下のメニューから開く。送信のキー(Enter か、⌘・Ctrl + Enter)と画面のテーマを変えられる。API の利用状況や API キーの画面にも、ここから移れる。入力欄では Web検索と「思考」をそれぞれ「自動」「オン」「オフ」から選ぶ。「思考」の「自動」は計算や条件の多い質問のときだけ考えてから答える。
スレッドのメニューからは、名前の変更、共有、削除ができる。共有リンクを作ると、リンクを知っているログイン済みの人が会話を読み取り専用で見られる。リンクはいつでも無効にできる。
PLaMo翻訳のテキスト翻訳では、訳文が日本語のとき「文体」を「おまかせ」「です・ます調」「だ・である調」「やさしい日本語」から選べる。英語のときは「英語の表記」でアメリカ式かイギリス式の綴りにそろえる。Markdown、JSON、YAML のテキストは、特別な設定なしに形式を保って訳せる。
用語集は「アカウントメニュー」→「用語集」→「用語集を作成する」で作り、「用語を管理」→「用語を追加する」で語を足す。会議翻訳の音声認識にも使う語は、「文字起こしでも使用する」をオンにする。日本語の語には「読み」も入れられる。用語集の画面は PC の画面でだけ使える。
PLaMo API を会社で使うときは、コンソールで部署やサービスごとに「プロジェクト」を作る。プロジェクトごとに API キーを発行し、月の利用額の上限とアラートを設定できる。
ほかのツールとの違い
TRAIL のファクトパック(2026年11月1日時点)にある値で比べた。
| PLaMo | Claude | ChatGPT | Gemini | |
|---|---|---|---|---|
| 提供元 | Preferred Networks | Anthropic | OpenAI | |
| 得意なこと | 国産の生成AI。チャット、翻訳、API、自社の環境での運用 | 文章作成、コーディング、調査 | 文章、画像、調査、開発 | 文章、画像、動画、調査 |
| 無料の範囲 | PLaMo API の Free(PLaMo Chat も使える)。PLaMo翻訳の Free | Free $0。Haiku と Sonnet | Free ¥0。GPT-6 のテキストチャットは無制限 | 無料 ¥0。基本機能 |
| 最安の有料プラン | API Standard 100万トークンあたり入力60円・出力250円。PLaMo翻訳 Lite 月1,180円(税別) | Pro $20/月 | Go ¥1,400/月 | Google AI Plus ¥725/月 |
| 画面の日本語 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 会社で使うときのデータの扱い | Free 以外は入力を学習に使わない。推論と会話の履歴は国内のリージョンで扱う | Enterprise にセキュリティ・管理・コンプライアンスの機能 | Enterprise に SCIM、データレジデンシー、SLA | ファクトパックに記載なし |
表の4つのうち、チャットの有料の使い方が月額のプランではなく API の従量課金になっているのは PLaMo だけだ。PLaMo Chat の料金は PLaMo API のプランに準じる。Claude の料金は米ドルで書かれている。
詳しい違いはAIアシスタントの比較表にまとめている。Claude と PLaMo、ChatGPT と PLaMo、Gemini と PLaMo の比較もある。
困ったときは
上限に達した
PLaMo Chat の利用はそのプランの PLaMo API の上限とレートリミットに含まれる。Free の検索の回数は日本時間の9時に切り替わる。Deep Research の検索もこの回数に数えられ、足りないとエラーになる。PLaMo API には、テナントごとに月100万円までといった上限があり、引き上げはヘルプセンターのお問い合わせフォームから申請する。
PLaMo翻訳では Web アプリのアカウントメニューの「今月の利用量」で、機能ごとの利用量と上限、リセットまでの日数を確かめられる。
ログインできない・使えない
PLaMo翻訳でメールのリンクを開いてもログインできないときは、メールを送ったのと同じブラウザで開いているかを確かめる。メールが届かなければ迷惑メールのフォルダを見る。PLaMo API と PLaMo Chat の利用規約では、18歳以上で日本国内の居住者か法人であることが条件で、許可された国や地域がなければ日本国内で使う。
ファイルが読めない
PLaMo翻訳のファイル翻訳が対応する形式は PDF、DOCX、PPTX、XLSX、TXT、MD だ。Excel は Free と Lite では訳せない。旧形式の DOC、XLS、PPT と、パスワードを付けたファイルも訳せない。「エラー」の印にマウスを重ねると理由が出る。エラーになった翻訳ではポイントを使わない。
回答が間違っている・古い
PLaMo Chat で最新の情報を聞くときは、Web検索を「オン」にして出典を確かめる。利用規約は、出力が実在の人物や事実を正しく反映しないことがあると定め、正確さを保証していない。使う前に、必要に応じて人が確かめる。
解約したい
PLaMo翻訳の Lite と Pro は、次の手順で解約する。
- PLaMo翻訳にログインし、右上のアカウントメニューから「プラン変更」を開く。
- Free プランのカードにある「解約する」を押す。
- 決済代行の Stripe の画面で、案内に従って手続きを終える。
解約しても期間の満了日までは使え、満了日に Free に戻る。途中で解約しても、残りの期間の料金は返らない。PLaMo API の有料プランは、コンソールのテナントのモードで左のサイドバーにある「請求管理」から解約できる。
アカウントやデータを消したい
PLaMo翻訳の退会はサポートの窓口に申請する。アプリの画面から自分で退会する操作はない。有料プランなら先に解約し、残したいデータは申請の前にダウンロードしておく。
PLaMo Chat の会話の履歴は、利用者が消すまで保存される。消したスレッドは元に戻せない。
気をつけること
回答が間違っていることがある
PLaMo 3.1 Prime について公式サイトは、ハルシネーション(事実と違う内容をもっともらしく答えること)を大きく抑えたとしている。それでも利用規約は、出力が不完全、不正確な場合があり、正確さを保証しないと定めている。PLaMo翻訳の規約も、翻訳が常に正確とは限らないとしている。
入力したデータの扱い
PLaMo API と PLaMo Chat の Free プランは、すべての機能で入力と出力を保存し、学習に使う。個人情報は入力できない。Standard と Provider は、入出力を学習に使わない。API では入力と出力を残さないが、Chat の会話の履歴は利用者が消すまで、Deep Research の結果は24時間保存される。
Web検索と Deep Research を使うと、検索の語と閲覧先の URL が国内のリージョンの外にある検索サービスに送られる。利用規約は、Web検索を含む機能ではプランを問わず個人情報を入れることを禁じている。要配慮個人情報はどのプランでも入力できない。
PLaMo翻訳では、有料プランとトライアル中の入出力は学習に使われない。Free とログインせずに使った場合は、学習やサービスの改善に使われることがある。PLaMo翻訳のトップページは「データ二次利用は一切なし」と書いているが、料金ページは Free を「データ二次利用あり」としており、プランによって扱いが違う。ライブ音声翻訳と会議翻訳の文字起こしと訳文は、プランによらず学習に使われない。テキスト翻訳と英文添削の原文と訳文は、処理のあとすぐ消される。ファイル翻訳のファイルと会議翻訳の記録は、消さなくても7日後に自動で消される。
生成物の権利
PLaMo API・Chat と PLaMo翻訳の利用規約はどちらも、法令で認められる範囲で、第三者に権利がある場合を除き、入力と出力の権利は利用者が持つと定めている。ただし、ほかの利用者が同じような出力を受け取る場合がある。PLaMo API・Chat の規約は、出力をほかのモデルの開発や学習に使うことを禁じている。
会社で使うときのルール
PLaMo API ではコンソールで「テナント管理者」「プロジェクト管理者」「メンバー」の3つの役割を分けられる。テナント管理者はメンバーの招待と削除、プロジェクトごとの利用額の上限とアラートを決められる。コンソールのテナントの設定では、2要素認証を有効にできる。PLaMo翻訳のチームプランではメンバー管理、SAML と OIDC による認証の連携、監査ログを使える。会議翻訳の記録を、会議が終わると同時に消す設定を管理者が強制することもできる。
よくある質問
無料でずっと使えますか
使える。PLaMo API の Free プランで、PLaMo Chat と API を無料で使える。ただし利用量とレートリミットに上限があり、入力と出力は学習に使われる。PLaMo翻訳にも、月50,000文字までテキスト翻訳できる Free がある。
日本語で使えますか
使える。PLaMo は日本語を多く含む独自のデータで学習したモデルで、画面、ヘルプ、料金は日本語と日本円だ。PLaMo翻訳は日本語のほか、合わせて53言語に対応する。
スマホで使えますか
公式のヘルプに、PLaMo Chat や PLaMo翻訳のスマホ用アプリの記載は見当たらなかった。PLaMo翻訳のブラウザ拡張はモバイル版の Chrome と Firefox では使えない。
会議を翻訳できますか
できる。PLaMo翻訳の有料プランで、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams の会議に翻訳ボットを入れられる。「会議翻訳」の画面で「会議翻訳をする」を押し、会議の招待 URL を貼り付けて、言語を最大3つまで選ぶ。
PLaMo翻訳のヘルプには、会議 URL を貼り付けると Zoom などの会議サービスを自動で見分ける入力フォームの画面が載っている。

1つ目の言語は日本語か英語から選び、作ったあとは変えられない。ボットが待機室で5分以内に承認されないと、入室できない。
入力したデータは学習に使われますか
Free では使われる。PLaMo API・Chat の Free は入力と出力を学習に使い、PLaMo翻訳の Free も学習に使う場合がある。PLaMo API の Standard と Provider、PLaMo翻訳の有料プランでは使われない。
DeepL との違いは何ですか
どちらも無料版でテキスト翻訳を月50,000文字まで使える。有料の最安は、PLaMo翻訳の Lite が月1,180円(税別)、DeepL の Individual が年払いで月1,150円(税込)だ。PLaMo翻訳は有料プランでオンライン会議の翻訳ができ、PLaMo Chat や API と同じ会社のモデルを使う。
解約したら返金されますか
返金されない。PLaMo翻訳は期間の途中で解約しても残りの料金は返らず、満了日まで使える。PLaMo API の特定商取引法に基づく表記も、購入したあとのキャンセルと返金を受け付けないとしている。
次に読む
出典
- PLaMoPreferred Networks
- PLaMo API 料金プランPreferred Networks
- Standardプランに登録Preferred Networks
- PLaMo API、PLaMo Chat 利用規約Preferred Networks
- 特定商取引法(通信販売)に基づく表記Preferred Networks
- PLaMo プラットフォーム概要Preferred Networks
- API 利用方法Preferred Networks
- PLaMo ChatPreferred Networks
- 料金とデータの取り扱いPreferred Networks
- 制限事項Preferred Networks
- PLaMo APIコンソール マニュアルPreferred Networks
- API リファレンスPreferred Networks
- Deep ResearchPreferred Networks
- PLaMo翻訳Preferred Networks
- 料金 | PLaMo翻訳Preferred Networks
- PLaMo翻訳とはPreferred Networks
- クイックスタートPreferred Networks
- アプリ・対応環境Preferred Networks
- データの取り扱いPreferred Networks
- トライアルについてPreferred Networks
- ログインせずに使うPreferred Networks
- アカウントと設定Preferred Networks
- 退会するPreferred Networks
- 解約するPreferred Networks
- 会議翻訳を作成するPreferred Networks
- ファイルを翻訳するPreferred Networks
- インストールとログイン(ブラウザ翻訳)Preferred Networks
- 文体・用語集を選ぶPreferred Networks
- 構造化テキストを翻訳するPreferred Networks
- 英文を添削するPreferred Networks
- 用語集を作成・編集するPreferred Networks
- インストールと更新(デスクトップアプリ)Preferred Networks
- ファイル翻訳がエラーになるPreferred Networks
- 入室できない(会議翻訳)Preferred Networks
- PLaMo翻訳 利用規約Preferred Networks



