DeepL の使い方 無料版の上限とファイル翻訳・用語集の手順

翻訳AI「DeepL」の無料版は月50,000文字とファイル1件まで。有料は年払いで月¥1,150(税込)から。ファイル翻訳、用語集、DeepL Write、アプリと拡張機能の始め方、入力データの扱いと解約をまとめた。

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この記事の要点

  • DeepL はドイツの DeepL SE が提供する翻訳AIで、文章の翻訳、Word や PDF などのファイルの翻訳、DeepL Write による文章の推敲ができる。
  • 無料版はテキスト翻訳が月50,000文字、ファイルの翻訳が月1件(5MBまで)まで使える。有料の DeepL Pro は日本向けの表示で年払いのとき月¥1,150(税込)の Individual からだ。
  • ブラウザで翻訳ページを開けばすぐ使える。Windows と Mac のデスクトップアプリ、iPhone と Android のアプリ、Chrome・Edge・Firefox の拡張機能もある。
目次11

何ができるか

DeepL はドイツ・ケルンの DeepL SE の言語AIだ。DeepL ヘルプセンターの「DeepL翻訳について」などによると、主に次のことができる。

  • テキストの翻訳:入力した文章を、選んだ言語に訳す。訳文の単語を押すと、別の訳し方(代案)を選べる。
  • 文書ファイルの翻訳:Word、PowerPoint、PDF などのファイルを、元の書式、画像、フォントを保ったまま訳す。本文だけでなく、タイトル、キャプション、脚注も訳される。
  • 用語集とカスタムルール:社名や製品名などの訳し方を用語集で決めておける。カスタムルールでは訳文や推敲した文章に当てはめる書式や綴りの決まりを指定できる。
  • DeepL Write:文法、スペル、句読点を直し、別の言い回しを提案する文章の推敲ツールだ。日本語に対応する。
  • 画面や画像の翻訳:デスクトップアプリは画面の一部を取り込んで訳し、スマホアプリは写真の中の文字を訳す。
  • DeepL API:自社のサービスやアプリに、翻訳や文章の改善を組み込める。

TRAIL の年表では、DeepL は 2020年3月19日に日本語と中国語に対応した。2024年7月17日には翻訳向けに調整した次世代の言語モデルの提供を始めた。ヘルプによると、この言語モデルは大規模言語モデル(LLM)の基盤の上に作られている。業務を代わりに進める DeepL Agent や、会議の発言を訳す DeepL Voice もある。

料金とプランの選び方

料金は DeepL Pro の料金ページによる。2026年10月24日に確かめた。下の円の金額は日本向けの表示で、年払いの列は月額換算だ。料金ページは「価格には消費税が含まれています」と書いている。閲覧する地域によってはユーロで表示される。

プラン 年払い(月額換算、税込) 月払い(税込) 含まれるもの・上限 向いている人
無料版 ¥0 ¥0 テキスト翻訳は月50,000文字。ファイルの翻訳は月1件、5MBまで。用語集は1個 短い文章を訳すことが多い人
Individual ¥1,150 ¥1,380 月300,000文字。ファイルの翻訳は月3件、1ファイル30MBまで。用語集は1個 1人で使い、月50,000文字では足りない人
Team 1人¥3,750 1人¥4,500 1人あたり月1,000,000文字。ファイルの翻訳は月20件。用語集は5個。2人以上のチーム管理、50人以上でシングルサインオン 2人以上で使う人、Excel のファイルを訳す人
Business 1人¥7,500 1人¥9,000 文字数の制限なし(公正利用の方針が適用される)。ファイルの翻訳は月100件、1ファイル100MBまで。用語集は無制限。DeepL Write Pro を含む ファイルを多く訳すチーム
Enterprise 個別見積もり 個別見積もり ファイルの翻訳の件数と大きさを個別に決める 大きな組織

料金ページには「年払いで16%お得」とある。Individual と Team には無料体験があり、料金ページには「30日間無料。いつでもキャンセル可能。」と書かれている。体験期間が終わるまで支払いは要らない。過去に DeepL の無料体験を使ったことがある人は使えない。

ファイルの翻訳で扱える形式はプランで違う。ヘルプの「ファイル形式」の表によると、無料のアカウントは Word、PowerPoint、PDF を5MB、100,000文字まで訳せる。Excel(.xlsx)は Individual でも使えず、Team から使える。使わなかったファイルの翻訳の枠は、翌月に繰り越せない。

推敲の DeepL Write Pro は、Individual と Team に1人月¥1,150(年払い、税込)で足せる。月払いでは1人月¥1,450(税込)だ。Business には最初から含まれる。有料の翻訳プランには、会議や会話を訳す DeepL Voice が1人あたり月30分、追加料金なしで付く。

画面は日本語で使える。ヘルプによると、日本は有料プランを買える国に含まれる。料金ページによると、お支払い方法はクレジットカード、デビットカード、SEPA 口座引き落とし、銀行振込(請求書)で、PayPal は使えない。SEPA 口座引き落としはユーロ建ての銀行口座だけで使える。銀行振込はTeam、Business、Enterprise を年払いで契約し、請求額が国ごとの基準額以上のときに使える。

始め方

ブラウザ

無料版はアカウントを作らなくても、テキストを訳せる。DeepL翻訳のページの表示による手順だ。

  1. ブラウザで DeepL翻訳のページを開く。
  2. 「テキストの翻訳」を選ぶ。
  3. 原文の言語は「言語を自動検出」のままにするか、言語を選ぶ。
  4. 訳文の言語を選ぶ。初めは「英語(アメリカ)」になっている。
  5. 入力欄に、訳したい文章を入力する。

訳文の単語を押すと、「の代案」の一覧から別の訳し方を選べる。代案は日本語、英語、中国語、韓国語などで使える。

ファイルを訳すには、DeepL のアカウントでログインする。ヘルプの「DeepLの文書ファイルの翻訳機能でファイルを翻訳する」にある Web の手順だ。

  1. 「ファイルの翻訳」をクリックする。
  2. パソコンからファイルを選ぶか、DeepL翻訳のウィンドウにドラッグ&ドロップする。
  3. 訳文の言語を1つ以上選ぶ。
  4. 必要なら、用語集、敬称/親称の語調、言語モデルを選ぶ。
  5. 「開始」をクリックする。
  6. 「ダウンロードする」をクリックする。

訳文の言語を2つ選ぶと、言語ごとに1件ずつ月の枠から引かれる。言語の違う複数のファイルをまとめて訳すときは、原文の言語を指定しない。ヘルプは、指定した言語がすべてのファイルに当てはめられ、翻訳に失敗することがあると説明している。

デスクトップアプリ

ヘルプの「DeepLのデスクトップアプリのご利用を開始しましょう」による。Mac は macOS 14 以降、Windows は Windows 10(64ビット)以降で使える。

  1. DeepL の Web サイトを開く。
  2. 「ダウンロードする」(Windows では「ダウンロード」)をクリックする。Windows では「Microsoftから入手」を選び、Microsoft Store から入れることもできる。
  3. アカウントを使うときは、アプリの「ログイン」をクリックする。
  4. メールアドレスとパスワードを入力する(Mac 版は SSO でもログインできる)。

Web サイトでログインしていても、アプリには自動でログインされない。アプリからログインし直す。

アプリを入れると、ほかのアプリで選んだ文章をショートカットキーで訳せる。Mac は ⌘ を押しながら C を2回、Windows は Ctrl を押しながら C を2回押す。ヘルプによると、C を1回押すコピーだけでは、DeepL に何も送られない。選んだ文章を推敲するときは、Mac は Ctrl + ⌘ + C、Windows は Ctrl + Windows キー + C を押す。

ブラウザ拡張機能

ヘルプの「設定方法DeepL のブラウザ拡張機能」にある Chrome の手順だ。Edge と Firefox にも同じ拡張機能がある。

  1. Chrome ウェブストアで DeepL の拡張機能を開く。
  2. 「Chromeに追加」をクリックする。
  3. 「拡張機能を追加」をクリックする。
  4. ツールバーの DeepL のアイコンをクリックし、「ログイン」をクリックする。
  5. メールアドレスとパスワードを入力し、「ログインする」をクリックする。

Web ページの文章を選んで文字アイコンを押すと、訳文が小さなウィンドウに出る。ショートカットキーは Mac が ⇧+⌘+Y、Windows が Ctrl+Shift+Y だ。

拡張機能で使える機能は契約で変わる。DeepL Pro は翻訳だけ、DeepL Write Pro は推敲だけ、両方のバンドルなら翻訳と推敲の両方を使える。Web ページ全体を訳す機能は DeepL Pro の登録者だけが使える。

スマホアプリ

iPhone と iPad は iOS 17 以降、Android は 8.0 以降で使える。App Store か Google Play から入れる。ログインはヘルプの「モバイルアプリでアカウントにログインしてください」による。

  1. アカウントアイコンをタップする。
  2. アカウントのセクションで「ログイン」をタップする。
  3. ログイン情報を入力するか、「シングルサインオン(SSO)で続行」を選ぶ。

写真の文字を訳すとき、iPhone では原文の入力枠の下にある「画像」ボタンをタップし、カメラロールから写真を選ぶ。訳文は元の文字の上に重ねて表示される。ログインすればスマホでもファイルを訳せるが、スマホのファイルの翻訳では用語集を使えない。

仕事での使い方

ここでの例は DeepL にこう入力できるという例だ。[ ] の中を自分の内容に差し替えて使う。TRAIL は訳文を確かめていないので、社外に出す文章は必ず原文と見比べる。

海外の取引先へのメールを書く

日本語で考えた返信を、英語のメールにする場面だ。DeepL翻訳で訳文の言語を英語にして、次のように入力する。

プロンプト
[担当者名]様

お見積もりをお送りいただき、ありがとうございます。
社内で検討し、[日付]までにお返事します。
納期について1点確認させてください。[確認したい内容]

訳した英文は DeepL Write に貼り、「スタイル」メニューで「ビジネス」を選んで整えられる。ヘルプによると、文体とトーンの指定は、現在は中国語、日本語、韓国語では使えない。

社名や製品名の訳し方をそろえる

自社の製品名が訳すたびに違う訳語になる場面だ。左側のナビゲーションバーの「用語集」から「+ 新規用語集」を押し、用語を登録する。Team 以上では CSV ファイルで一度に登録でき、2列の CSV は次の形にする。

プロンプト
[製品名の日本語],[製品名の英語]
[部署名の日本語],[部署名の英語]
[社内用語],[決まった英訳]

ヘルプによると、CSV は UTF-8 で保存し、1行目から用語を書く。1つの原文に入れる訳は1つにし、重複は許可されない。

英語の資料を丸ごと日本語にする

海外の報告書や仕様書を、社内で回覧できる日本語にする場面だ。「ファイルの翻訳」にファイルを入れ、訳文の言語を日本語にする。そのうえで、次のように語調を選ぶ。

プロンプト
訳文の言語:日本語
語調:[敬体(です・ます調)か 常体(だ・である調)]
用語集:[製品名の用語集]

常体と敬体の切り替えは DeepL Pro で使え、日本語への翻訳だけが対応する。PDF の訳文を Word(.docx)で受け取るには、「書式」で .docx を選ぶ。Team と Business で使える。

社内の表記ルールを訳文に当てはめる

数字や日付の書き方を、社内の決まりにそろえたい場面だ。DeepL Pro ではナビゲーションバーの「カスタムルール」で「+ 新しいリスト」を押し、「独自のルールを書く」でルールを書ける。

プロンプト
日付は「[2026年10月24日]」の形で書く。
数字は半角で書く。
「[社内の略称]」は「[正式名称]」と書く。

ヘルプはルールを英語か訳文の言語で書くよう勧めている。太字、見出し、箇条書きのような書式に関するルールは、文書ファイルの翻訳には適用されない。

日本語の文章を推敲する

社内向けの報告文を、誤字や言い回しを直してから送る場面だ。DeepL Write の左側の枠に次のように入力すると、右側に改善した文章が出る。変えた箇所は緑色で表示される。

プロンプト
[プロジェクト名]の進捗をご報告します。
[作業A]は予定どうり完了し、[作業B]は[日付]に完了予定です。
遅れの原因は[原因]で、対策として[対策]を行っています。

「変更箇所を表示」をオンにすると、どこを直したかを細かく見られる。有料のアカウントを持たない人は1回1,500文字まで、DeepL Pro の利用者は1回2,000文字まで、Write Pro なら文字数の制限なく推敲できる。

社内のツールに翻訳を組み込む

社内の問い合わせ窓口や業務システムに、翻訳を組み込む場面だ。DeepL API に登録すると、アカウントの「APIキーと制限」タブに API キーが出る。開発者向けの資料にある例の訳文の言語を日本語に変えると、次のようになる。

コマンド
export API_KEY={YOUR_API_KEY}
curl -X POST https://api.deepl.com/v2/translate \
  --header "Content-Type: application/json" \
  --header "Authorization: DeepL-Auth-Key $API_KEY" \
  --data '{
    "text": ["[訳したい英語の文章]"],
    "target_lang": "JA"
}'

訳文の言語は target_lang で指定する。開発者向けの資料の言語一覧では、日本語のコードは JA だ。資料の例はドイツ語(DE)に訳している。無料の API プランでは宛先を https://api-free.deepl.com に変える。いま新しく登録できる無料の API Developer プランは、翻訳が合計1,000,000文字までで、上限に達してもリセットされない。ヘルプはAPI キーを公開されるコードに入れず、自社のサーバーを通してリクエストするよう求めている。

うまく頼むコツ

カスタムルールの「独自のルールを作成」について、ヘルプは書き方のベストプラクティスを挙げている。そこから3つを選んだ。

してはいけないことより、すべきことを書く

ヘルプはルールを「すべきこと」を述べる肯定的な表現で作り、「してはいけないこと」の形にしないよう勧めている。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
数字を全角で書かないこと。

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
数字は半角で書く。

1つのルールに1つの指示を書く

ヘルプは各ルールに1つの指示だけを入れ、1つのルールに条件を多く入れすぎないよう勧めている。いつ、どう当てはめるかは詳しく書く。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
数字は半角、製品名は英語のまま、見出しは短く、敬語はていねいに。

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
製品名「[製品名]」は英語のまま書く。

チャット AI への頼み方で書かない

ヘルプはチャットボットのプロンプトを書くような形でルールを書かないよう求めている。ルールは1つか複数の文の構造に当てはまるように書く。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
あなたはプロの翻訳者です。読みやすく自然な日本語に訳してください。

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
「[英語の役職名]」は「[日本語の役職名]」と訳す。

使いこなすための設定や機能

用語集、カスタムルール、翻訳メモリ、プロファイルは、DeepL の「Customization hub」にまとめられている。用語集は「用語集」→「+ 新規用語集」→「手動で用語集を作成」→「続行」で作る。ヘルプによると、用語ペアは「検索と置換」のように単純に置き換えられず、訳文の文法に合わせて調整される。複数形や動詞の活用形を登録する必要はない。

無料版の用語集はブラウザの中に保存されるので、別のブラウザや端末では使えない。Individual 以上では DeepL のアカウントに保存され、ログインすればどこでも使える。

DeepL Pro では訳文が日本語のときに常体と敬体を選べる。ブラウザ拡張機能ではウィンドウ右側のメニューで「敬称(訳文が日本語の場合は敬体)」か「親称(訳文が日本語の場合は常体)」を選ぶ。

デスクトップアプリとスマホアプリには翻訳履歴がある。履歴は端末の中にだけ保存され、ヘルプは DeepL が翻訳履歴に触れられないと説明している。保存期間は、アカウントがないと7日間、登録のないアカウントで30日間、DeepL Pro で365日間だ。

デスクトップアプリの画面の取り込みでは、画面の一部の文字を訳せる。Windows 版では先に「設定する」→「ファイルと翻訳」→「画面上のテキストの取り込み」で、原文の言語を3つまで選んでおく。

ほかのツールとの違い

TRAIL のファクトパック(2026年10月24日時点)にある値で比べた。

DeepL Notion AI Gamma
提供元 DeepL SE Notion Labs Gamma
得意なこと 翻訳、文章の推敲、会話の通訳 Notion 上での文書作成、検索、業務の自動化 プロンプトからスライドや文書、Web サイトを作る
無料の範囲 無料版。テキスト翻訳は月50,000文字、ファイルの翻訳は月1件 Free ¥0。AI 機能は試用のみ Free ¥0。登録時に400クレジット(補充なし)
最安の有料プラン Individual 年払いで月¥1,150相当(税込) Plus ¥1,650/メンバー/月(AI 機能は試用のみ) Plus ¥1,440/席/月(年払い)
画面の日本語 対応 対応 対応
会社で使うときのデータの扱い DeepL Pro のデータは AI モデルの訓練に使わない Enterprise に LLM 提供元でのゼロデータ保持 Enterprise に SCIM、監査ログ、管理者向けの制御

DeepL は翻訳、推敲、会話の通訳のための道具で、無料版でも月50,000文字まで訳せる。Notion AI と Gamma は文書やスライドを作る AI で、Notion AI の AI 機能は Free と Plus では試用のみになる。

詳しい違いは仕事効率化AIの比較表と、Notion AI と DeepL の比較、DeepL と Gamma の比較にまとめている。

困ったときは

上限に達した

ファイルの翻訳の残りはアカウントの「サブスクリプション」か、「ファイルの翻訳」タブのツールバーで確かめられる。上のプランへの切り替えはすぐに反映され、下のプランへの切り替えは請求期間の終わりに反映される。

Team と Business ではアカウントの「文書ファイルの翻訳」の下にある「さらにファイルを翻訳」から、ファイルの翻訳を追加で買える。ヘルプによると、ユーザー1人につき50件の追加分を購入できる。

ログインできない・サイトが使えない

ヘルプは、まずブラウザが新しいかを確かめるよう勧めている。DeepL は各ブラウザの最新の2つのメジャーバージョンに対応する。会社のネットワークでは、ファイアウォールや VPN が *.deepl.com を止めていないかを IT 部門に確かめる。キャッシュと Cookie の削除や、広告ブロックなどの拡張機能を一時的に止めることでも直る場合がある。

デスクトップアプリは Web のログインを引き継がない。アプリの中で改めてログインする。

ファイルが読めない・訳されない

ファイルにパスワードがかかっていないか、プランの大きさと文字数の上限に収まっているかを確かめる。Word や Excel の中に画像として入っている文字は訳せないので、PDF にしてから上げる。スキャンした PDF は、ヘルプが300 DPI での読み取りを勧めている。PDF の訳がうまくいかないときは、元の Word や PowerPoint のファイルを訳す。CAD から書き出した図面の PDF は対応しない。

訳が合っていない

訳文の単語を押して代案を選ぶ。用語集を選んだ状態で代案を使うと、ツールバーに「用語集の提案」が出て、選んだ訳を用語集に足せる。決まった言い回しは用語集かカスタムルールに入れておく。

解約したい

DeepL から直接買った場合は、次の手順で解約する。

  1. DeepL のアカウントにログインする。
  2. 「登録」の下で、解約する登録を選ぶ。
  3. 「登録解除」をクリックする。

次の請求を止めるには、次の支払予定日の少なくとも1日前までに手続きする。ログアウトやアプリの削除では解約にならない。請求期間の途中で解約しても返金はなく、期間の終わりまで使える。App Store や Google Play で買った場合は、買ったストアで解約する。

DeepL Pro の利用規約によると、ドイツ民法典(BGB)第13項に基づく消費者は、有料サービスの合意から14日以内なら、理由を示さずに契約を撤回できる。返金の対象かどうかはヘルプの「返金を申請する」のページ右下のチャットで確かめる。

アカウントやデータを消したい

アカウントを消せるのは、有効な登録がないときだけだ。

  1. DeepL のアカウントにログインする。
  2. アカウントエリアを開く。
  3. ページ下部の「アカウントを削除」をクリックする。
  4. 「アカウントを完全に削除」をクリックする。

消したアカウントは元に戻せず、請求書や用語集も見られなくなる。登録を解約した場合も、用語集、保存した訳文、カスタムルールは、登録が切れてから90日後に削除される。残したい用語集はその前にダウンロードしておく。

気をつけること

訳文が間違っていることがある

DeepL Pro の利用規約はAPI の項で、機械学習で作った処理済みコンテンツの正確さを保証しないと定めている。契約書や社外向けの文章は、原文を読める人が確かめる。

入力したデータの扱い

プライバシーポリシーによると、無料の DeepL翻訳と DeepL Write に入れた文章とファイル、その訳文は一定期間保存される。目的はニューラルネットワークと翻訳アルゴリズムの訓練と性能の向上だ。利用者が訳文に加えた修正も同じ扱いになる。同じポリシーによると、無料版で個人データを含む文章を訳したり推敲したりすることは利用規約で認められておらず、DeepL Pro に登録している場合に限って可能だ。

DeepL Pro では扱いが変わる。料金ページは「DeepL Proのお客様のデータはDeepLのAIモデルを訓練するために使用されることはありません」と書いている。文章はサービスに必要な範囲で一時的に保存され、そのあと削除される。

推敲には別の注意がある。DeepL Pro の翻訳プランには、データの保護を含む DeepL Write の有料版は含まれない。推敲する文章も守るには、Write Pro を足すか、Write Pro を含む Business を選ぶ。ブラウザ拡張機能でも、シールドのアイコンが付いていない機能にはデータの保護が働かない。

生成物の権利

DeepL Pro の利用規約では、コンテンツと処理済みのコンテンツの権利は契約者に属する。DeepL は、利用者がサービスで行った翻訳や改善について、著作権を持たないと定めている。無料版の規約は、今回は確かめていない。

会社で使うときのルール

Team では2人以上でチームを管理でき、50人以上ならシングルサインオンを使える。管理者は、チームのメンバーが DeepL Write の無料版を使うことを制限できる。カスタムルールのリストはチームの全員と共有でき、編集者と閲覧者の役割を分けられる。TRAIL のファクトパックによると、Enterprise は私有キーの利用(BYOK)に対応する。

よくある質問

無料で使い続けられますか

使える。無料版があり、テキスト翻訳は月50,000文字、ファイルの翻訳は月1件(5MBまで)まで使える。ただし入力した文章は AI の訓練と性能の向上のために一定期間保存される。仕事の文章を訳すなら、データを訓練に使わない DeepL Pro を検討する。

日本語で使えますか

使える。画面は日本語で、翻訳は2020年3月から日本語に対応する。DeepL Write も日本語を推敲できるが、文体とトーンの指定は日本語では使えない。

スマホで使えますか

使える。iOS 17 以降の iPhone と iPad、Android 8.0 以降の端末で、テキスト、写真、ファイルを訳せる。スマホのファイルの翻訳では用語集を使えない。

訳文を仕事で使ってもよいですか

DeepL Pro の利用規約では、翻訳の権利は契約者に属し、DeepL は訳文の著作権を持たない。社外に出す前には、原文を読める人が訳文を確かめる。

入力した文章は学習に使われますか

無料版に入れた文章はその目的で一定期間保存される。プライバシーポリシーはニューラルネットワークと翻訳アルゴリズムの訓練と性能の向上のために保存すると書いている。DeepL Pro のデータは AI モデルの訓練に使わないと、料金ページに書かれている。

Notion AI との違いは何ですか

DeepL は翻訳、推敲、会話の通訳のための道具で、無料版でも月50,000文字まで訳せる。Notion AI は Notion の中で文書を作り、検索し、業務を自動にする AI で、AI 機能は Free と Plus では試用のみだ。

解約したら返金されますか

請求期間の途中で解約しても、原則として返金はない。期間の終わりまでは使え、そのあと自動で止まる。無料体験の期間中に解約すれば料金はかからない。DeepL Pro の利用規約では、ドイツ民法典(BGB)第13項に基づく消費者は、合意から14日以内なら契約を撤回できる。

次に読む

年表で見ると:DeepL の節目と更新年表を見る
63日89日73日152日2025.09.03 業務を代わりに進める DeepL Agent をベータ公開2025.09.03業務を代わりに進める Deep…業務を代わりに進める Deep…2025.11.05 DeepL Agent を一般提供、対応言語は100以上へ2025.11.05DeepL Agentを一般提供、…DeepL Agent を一般提供…2026.02.02 DeepL Voice API を一般提供2026.02.02DeepL VoiceAPI を一般…DeepL Voice API を一般…2026.04.16 訳した声を届ける DeepL Voice-to-Voice を発表2026.04.16訳した声を届ける DeepL V…訳した声を届ける DeepL V…2026.09.15 DeepL Voice が話し手の声を保ったまま訳せるように2026.09.15DeepL Voiceが話し手の声…DeepL Voice が話し手の…

TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.09.15 まで。

出典

この記事に出てくるツール

  • DeepL

    DeepL SE

    ドイツの DeepL が提供する、翻訳と文章の推敲、音声の通訳をこなす言語AI

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Individual ¥1,150/月(年払いの月額換算、税込)

    年表
    13件
    最新の更新
    2026.09.15
  • Notion AI

    Notion Labs

    Notion上で文書作成・検索・業務自動化を担うAI

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Plus ¥1,650/メンバー/月

    年表
    40件
    最新の更新
    2026.10.20
  • Gamma

    Gamma

    プロンプトからスライドや文書、Webサイトを作るAIツール

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Plus ¥1,440/席/月(年払い、年¥17,280)

    年表
    22件
    最新の更新
    2026.10.22

Timeline

関連する出来事

  1. DeepL Voice が話し手の声を保ったまま訳せるように

    DeepL・機能 最終確認 2026年10月24日

  2. DeepL Agent を一般提供、対応言語は100以上へ

    DeepL・機能 最終確認 2026年10月24日

  3. 翻訳向けに調整した次世代の言語モデルを提供開始

    DeepL・モデル 最終確認 2026年10月24日

  4. 企業向けの DeepL Write Pro を発表

    DeepL・機能 最終確認 2026年10月24日

  5. DeepL 翻訳が日本語と中国語に対応

    DeepL・機能 最終確認 2026年10月24日

  6. DeepL Voice API を一般提供

    DeepL・機能 最終確認 2026年10月24日