Claude Code の使い方 ターミナルに入れて最初のコード変更まで
Anthropic の開発用AI「Claude Code」を、公式のクイックスタートの手順で始める。インストール、ログイン、最初の質問と変更までを順に示す。Pro 以上の有料プランに含まれ、利用の上限はチャットと共通だ。

この記事の要点
- Claude Code はコードを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行する Anthropic の開発用AIだ。
- Claude の Pro、Max、Team、Enterprise の契約者と、Claude Console のアカウントを持つ人が使える。無料の Free プランには含まれない。
- ターミナルにインストールコマンドを1行貼り、プロジェクトのフォルダで
claudeと打てば始められる。
目次6
何ができるか
Claude Code は、Anthropic が「agentic coding ツール」と呼ぶ開発支援のAIだ。Anthropic の概要ページによると、ターミナル、IDE、デスクトップアプリ、ブラウザで使える。クイックスタートに沿うと、できることは次のとおりだ。
- プロジェクトの説明:「このプロジェクトは何をするものか」と聞くと、ファイルを分析して概要を示す。読ませるファイルを手で指定する必要はない。
- コードの変更:やりたいことを文章で伝えると、該当するファイルを探して変更内容を示す。バグの修正や機能の追加もこの形で頼める。
- Git の操作:変更したファイルの確認、コミット、ブランチの作成を会話の形で頼める。
- そのほかの作業:リファクタリング、テストの作成、ドキュメントの更新、変更内容のレビューを頼める。
使える人と料金
Anthropic の料金ページによると、Claude Code はすべての有料プランに含まれる。無料の Free プランでは使えない。
| プラン | 料金 |
|---|---|
| Pro | 月$20(年払いは月$17、$200一括) |
| Max | 月$100から(使用量は Pro の5倍か20倍を選ぶ) |
| Team | 標準席は1席月$25(年払いは$20) |
| Enterprise | 1席月$20に、API の料金での使用量を加算(年払い) |
Max 5x には月$100分、Max 20x には月$200分の API クレジットが付く。Claude Console のアカウントで使う場合は、使ったトークン(AI が文章を数える単位)に応じた従量課金になる。
表の金額は税抜きだ。日本の利用者には、2026年4月1日から10%の消費税が別にかかる。公式ドキュメントには日本語版がある。
始め方
ここではターミナルで使う手順を、クイックスタートの順に書く。
- ターミナルを開き、作業するコードのプロジェクトを用意する。
- macOS、Linux、WSL では
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bashを実行する。Windows の PowerShell ではirm https://claude.ai/install.ps1 | iexを実行する。 - インストールが終わったら新しいターミナルのウィンドウを開き、
claude --versionを実行する。バージョン番号が出れば成功だ。 cdでプロジェクトのフォルダに移り、claudeと入力して起動する。- 初回はログインを求められるので、表示される指示に従ってブラウザで認証を済ませる。
what does this project do?のように、プロジェクトについて質問する。add a hello world function to the main fileのような小さな変更を頼み、確認を求められたら「Yes」を選んで承認する。
インストールコマンドはダウンロード中に進み具合を表示しない。claude が見つからないと表示されたら、インストール先がまだ PATH に入っていない。ネイティブインストールの Claude Code は、バックグラウンドで自動的に最新版に更新される。
使いこなすための設定や機能
毎回同じ説明をしなくて済むように、指示をファイルに書いておける。Anthropic のメモリの解説によると、プロジェクトに置く CLAUDE.md を Claude はセッションの開始時に読む。ビルドとテストのコマンドや、コードの書き方の決まりを書く。/init を実行すると、コードベースを分析して最初の CLAUDE.md を作る。1ファイル200行以下が目安とされている。
Claude が確認なしで実行してよい範囲は「権限モード」で決まる。権限モードの解説によると、ターミナルでは Shift+Tab で切り替える。
- Manual(設定値は default):読み取りだけを確認なしで行う。
- acceptEdits:読み取りに加え、ファイルの編集も確認なしで行う。
- plan:コードを変える前に、中身を調べる。計画を承認するまで編集は止まる。
- auto:分類器と呼ぶ別のモデルが、操作を代わりに確認する。
v2.1.283 以降では、ターミナルと VS Code のセッションは auto で始まる。Pro、Max、Team では、2026年8月14日から新しいセッションの既定が自動モードになった。
ほかに、claude -c で前回の会話の続きを始められ、/resume で以前の会話を再開できる。
気をつけること
利用の上限は Claude のチャットと Claude Code で共通だ。料金ページによると、上限は5時間ごとに戻り、有料プランには週ごとの上限もある。上限に達したら、戻るのを待つか、上位のプランに移るか、使用クレジットをオンにして API の料金で続ける。
Console のアカウントで使うときは、使った分だけ費用がかかる。コスト管理の解説によると、企業での導入では、平均で開発者1人あたり1稼働日約13ドル、月150〜250ドルだ。/usage で今のセッションの使用量を見られるが、金額は推定値で、正式な請求額は Claude Console で確かめる。
データの扱いはプランで違う。データ使用の解説によると、Free、Pro、Max では、モデルの改善への利用を許可するかどうかを利用者が選ぶ。許可していると、Claude Code で送ったデータも新しいモデルの学習に使われる。この場合の保持期間は5年で、許可しなければ30日だ。Team、Enterprise、API では、送ったコードやプロンプトは学習に使われない。
手元のパソコンにも、会話の記録が ~/.claude/projects/ の下にプレーンテキストで30日間保存される。確認なしですべてを実行する bypassPermissions のモードは、隔離したコンテナや仮想マシンだけで使うものとされている。
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TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.21 まで。



