データ分析のAI活用 ChatGPT・Claude・Excel の Copilot のプロンプト例

CSV や Excel の集計、ピボットテーブルとグラフ、外れ値の確認、売上の増減の仮説出し、数式や SQL、アンケートの自由記述の分類に使える5つのAIを、場面ごとのプロンプト例と、集計を元のデータで確かめる手順とあわせてまとめた。

厚い紙の上に棒グラフのように並べた高さの違う陶器の小さな柱と、根元に紫の細いリボンを巻いたいちばん高いすりガラスの柱

この記事の要点

  • データ分析の仕事では、CSV や Excel の集計、ピボットテーブルとグラフ、外れ値の確認、売上の増減の仮説出し、数式や SQL の下書き、報告の文章、アンケートの自由記述の分類に AI を使える。
  • ファイルを読ませて集計やグラフを頼むなら ChatGPT、Claude、Gemini、Excel の画面の中で頼むなら Microsoft Copilot、過去の報告書から数字を拾うなら NotebookLM が向く。
  • 最初に気をつけるのは、AI の集計や計算が間違うことがある点だ。合計や件数は元のデータで確かめ、顧客や売上のデータを入れる前に、使うプランのデータの扱いを確かめる。
目次6

この記事で扱うツール

表やファイルを読み込んで、集計、グラフ、分析ができることを公式のヘルプで確かめられる5つのツールを選んだ。料金は TRAIL のファクトパック(2026年11月6日時点)の値で、各社の料金ページを確かめた日は2026年10月14日から31日だ。

ツール 得意なこと 無料の範囲 最安の有料プラン 会社で使うときのデータの扱い
ChatGPT アップロードしたファイルの集計、表とグラフ、Python による計算と統計 Free ¥0。データの分析も使えるが、ファイルのアップロードは1日3ファイルまで Go ¥1,400/月 Business、Enterprise は初期設定で学習に使わない
Claude CSV や Excel の分析、数式とグラフの入った Excel や Word のファイルの作成 Free $0。Haiku と Sonnet が使え、コードの実行とファイルの作成も使える Pro $20/月(税別。日本向けの表示は税込み$22) Team、Enterprise は初期設定で学習に使わない
Microsoft Copilot Excel の中での集計、ピボットテーブル、グラフ、数式の作成と説明 個人向けの無料版あり。会社では対象の Microsoft 365 に Copilot Chat が含まれる Microsoft 365 Personal ¥2,130/月 職場のアカウントではエンタープライズ データ保護が適用され、基礎モデルの学習に使わない
Gemini スプレッドシートの分析とグラフ、Google ドライブのファイルの読み込み 無料 ¥0。Gemini アプリの基本機能 Google AI Plus ¥725/月 エンタープライズ グレードのデータ保護がある Workspace のアカウントでは、人によるレビューにも学習にも使わない
NotebookLM 読み込ませた報告書だけを根拠にした、引用付きの回答とデータテーブル 無料でノートブック100件、1ノートブックあたりソース50件 Google AI Plus ¥725/月 Google Workspace のアカウントでは、人による確認にも学習にも使わない

Claude の料金は米ドルで、ほかの4つは円だ。Excel の中の Copilot を使うには、AI クレジットのプランを含む Microsoft 365 Personal か Family、Microsoft 365 Premium、商用の Microsoft Copilot のサブスクリプション、Copilot Chat の対象になる会社向けの Microsoft 365 か Office 365 のどれかが要る。NotebookLM は2026年7月16日に名前が Gemini Notebook に変わった。この記事では旧名の NotebookLM で呼ぶ。

場面ごとの使い方

ここでのプロンプトは各ツールにこう頼めるという例だ。[ ] の中を自分のデータの内容に差し替えて使う。TRAIL は出力を確かめていないので、集計の結果は必ず元のデータと照らし合わせる。確かめ方は「気をつけること」の節にまとめた。

CSV や Excel の売上を集計する

販売管理や EC のシステムから書き出した売上の CSV を、月別や商品別に集計するときの場面だ。ChatGPT はアップロードしたファイルを分析し、表やグラフを作れる。一部の作業では Python のコードを書いて実行し、計算、変換、統計分析を行う。ファイルを添付して、次のように頼む。

プロンプト
添付した[ファイル名]は[期間]の売上の明細です。1行が1件の注文です。
[商品カテゴリ]ごとに[売上金額]の合計を月別に集計し、表にしてください。
集計の前に、全体の行数、[売上金額]の合計、空欄のある行の数を示してください。
使った列と計算の前提も書いてください。

OpenAI のヘルプは1行目に分かりやすい列見出しを置き、1件を1行にしたデータを使うよう勧めている。1つのシートに関係のない表をいくつも置くことや、空の行や列でデータを分けることは避ける。ファイルが大きすぎる場合や数式が複雑な場合は、全体を分析できないことがある。抜けがありそうなら、特定のシートや列を確かめるよう頼むか、ファイルを分ける。手順は ChatGPT の使い方にある。

Excel の中でピボットテーブルやグラフを作る

社内で使っている Excel のブックのまま、集計表やグラフを足したいときの場面だ。Microsoft Copilot は Excel の中で、データの集計、数式の適用、元のデータにつながったグラフやピボットテーブルの作成を頼める。Excel の右下隅にある Copilot アイコンを選び、次のように頼む。

プロンプト
[シート名]の表をもとに、[支店]を行、[月]を列にして[売上金額]を合計するピボットテーブルを新しいシートに作ってください。
次に、支店ごとの月別の推移を折れ線グラフにしてください。
変更する前に、どのシートにどんな変更をするかの計画を見せてください。

Excel の Copilot には、編集、計画、チャットの3つのモードがある。既定の編集モードはブックを直接書き換え、計画モードは書き換える前に手順を示し、チャットのモードはブックを変えずに分析の結果を返す。共有しているブックに Copilot の変更を保存すると、ファイルにアクセスできる人全員にその変更が見える。大事なブックでは、計画モードかコピーしたファイルで始める。編集が動くのは、[計算オプション] が [自動] のときだけだ。

外れ値や異常な値を確かめる

集計の前に、桁の違う金額や極端に多い注文のような、ほかと大きく外れた値がないかを見ておきたいときの場面だ。Excel の Copilot に質問すると、グラフ、ピボットテーブル、要約、傾向、外れ値の形で分析の結果を返す。ブックを変えずに確かめたいときはチャットのモードを選び、次のように頼む。

プロンプト
[シート名]の[売上金額]と[数量]の列に、外れ値や異常な値はありますか。
該当する行の番号と、なぜ外れていると判断したかを一覧にしてください。
値の修正や削除はしないでください。

Microsoft のヘルプは分析させる列の名前をはっきり書くと、より正確な結果になるとしている。外れ値と言われた行が入力の誤りか本当の大口の注文かは、AI では決められないので、元の伝票や担当者に確かめる。職場のアカウントでは、Copilot Chat の「エージェント」の「アナリスト」を選ぶと、複数のファイルのデータをまとめて、統計や傾向、外れ値をレポートにできる。手順は Microsoft Copilot の使い方にある。

売上が増えた・減った理由の仮説を出す

前の月より売上が落ちた理由を報告する前に、確かめるべき仮説を洗い出したいときの場面だ。ChatGPT のデータ分析は前提、結果、考えられる次の手順を説明できる。売上の明細を添付して、次のように頼む。

プロンプト
添付した[ファイル名]は[今月]と[前月]の売上の明細です。
売上の差を、[商品カテゴリ]、[地域]、[新規/既存の顧客]に分けて表にしてください。
差に大きく効いている項目を3つ挙げ、それぞれについて、確かめるための追加の集計を提案してください。
データから言えることと、データだけでは言えないことを分けて書いてください。

AI が挙げるのは、データの中の数字の偏りから考えた仮説だ。キャンペーンの有無や在庫切れのような社内の事情は、データに入っていなければ AI には分からない。仮説は担当者と話して確かめてから、報告に使う。

Excel の数式を作り、仕組みを説明させる

集計表に前年比や構成比の列を足したいが、どの関数を組み合わせればよいか分からないときの場面だ。Microsoft のヘルプによると、Excel の Copilot は既存のデータから値を計算する新しい列や行を作り、各数式のしくみを説明できる。別のシートから値を引く XLOOKUP のような数式も作る。次のように頼む。

プロンプト
[売上金額]の列の右に、[前年同月の売上]と比べた伸び率を示す列を足してください。
前年同月のデータがない行は空欄にしてください。
使った数式が何をしているかを、関数ごとに説明してください。

人から引き継いだブックの読みにくい数式も、セルを選んで「選択したセルの数式について説明する」と頼めば説明させられる。説明を読んだら、数式が参照している範囲が合っているかを自分で確かめる。

SQL のクエリの下書きを作る

社内のデータベースから集計用のデータを取り出したいが、SQL を一から書くのに時間がかかるときの場面だ。Claude はコードを書いて実行でき、データ分析用の Python のスクリプトも作れる。表の名前と列の説明を渡して、次のように頼む。

プロンプト
次の3つの表から、[2026年10月]の[商品カテゴリ]ごとの売上の合計と注文の件数を出す SQL を書いてください。データベースは[PostgreSQL]です。
表 orders:order_id、order_date
表 order_items:order_id、product_id、amount
表 products:product_id、category
各行が何をしているかをコメントで書いてください。

表の名前や列は実物に合わせ、顧客の名前のような中身のデータは貼らない。書かれた SQL は自社のデータベースで期間を短く絞って試し、件数や合計を手で数えた値と比べてから本番の集計に使う。

集計結果を数式とグラフの入った Excel や報告書にする

集計した結果を、あとから数字を追える Excel や、グラフ入りの報告書の形で渡したいときの場面だ。Claude は動作する数式を含む Excel のファイルや、グラフを含む Word や PDF の報告書を作れる。CSV を添付して、次のように頼む。

プロンプト
添付した[ファイル名]は[四半期]の売上の明細です。
[商品カテゴリ]ごとの月別の合計を、数式が入った Excel のファイルにしてください。
別に、主な傾向とグラフを入れた2ページ程度の Word の報告書を作ってください。
報告書の数字は、すべて Excel のどのセルから取ったかを書いてください。

Anthropic のヘルプによると、コードの実行とファイルの作成は Free を含むすべてのプランで使え、Free、Pro、Max、Ultra(2026年10月に Max 20x から名前を変えたプラン)では初期設定で有効だ。「設定」→「機能」で切り替えられる。この機能は通常のチャットより使用量を多く使う。受け取った Excel は自分で開き、数式の参照範囲を確かめてから報告に使う。手順は Claude の使い方にある。

Google スプレッドシートのデータをグラフにする

Google ドライブで管理している表を集計し、グラフにしたいときの場面だ。Gemini はアップロードしたスプレッドシートからグラフを作れ、「アクティビティの保存」をオンにして Google Workspace を接続すれば、Google ドライブからもファイルを追加できる。ファイルを追加して、次のように頼む。

プロンプト
添付した[ファイル名]は[期間]の[問い合わせの記録]です。
[問い合わせの種類]ごとに件数を月別に集計して、表にしてください。
次に、件数の多い上位5つの推移を折れ線グラフにしてください。
最後に、集計結果をスプレッドシートにまとめてください。

できたグラフは下の編集アイコンからグラフの種類やラベルを変えられる。1つのプロンプトに追加できるファイルは10個まで(状況により少なくなることがある)で、動画以外は1ファイル100MBまでだ。2026年10月29日には、チャットの中で表計算などのファイルを作って直せるようになった。手順は Gemini の使い方にある。

アンケートの自由記述を分類する

顧客アンケートの自由記述の欄を、テーマごとに分けて件数を数えたいときの場面だ。Microsoft のヘルプによると、Excel の Copilot はアンケートの結果やレビューのような大量のテキストを要約し、主なテーマや感情を見つけて、結果を新しい列としてブックに加えられる。回答の入ったシートを開き、次のように頼む。

プロンプト
[シート名]の[自由記述]の列を読んで、主なテーマを5〜8個に分けてください。
各行のテーマを新しい列に入れ、テーマごとの件数を別の表にまとめてください。
どのテーマにも当てはまらない回答は「その他」としてください。

分析の結果に付く上付きの番号にカーソルを合わせると、Copilot が参照した元のデータが表示される。テーマの分け方は AI が決めるので、いくつかの行を読んで分類が合っているかを確かめる。回答に名前や連絡先が入っている場合は、入れる前に社内のルールを確かめ、要らない列は消しておく。

過去の報告書から数字を拾って表にする

過去の月次報告や調査のレポートから、同じ指標の数字を集めて並べたいときの場面だ。NotebookLM は読み込ませた資料だけを根拠に、資料のどこを使ったかを示す引用付きで答える。「Studio」パネルの「データテーブル」では、ソースを表の形にまとめられる。報告書の PDF をソースに追加し、データテーブルの鉛筆アイコンを選んで、プロンプト欄に次のように書く。

プロンプト
各月の報告書から、次の数字を拾って表にしてください。
行:報告書の月
列:[売上]、[新規顧客の数]、[解約率]、[問い合わせの件数]
報告書に記載がない項目は空欄にしてください。

できた表は「Google スプレッドシートにエクスポート」で書き出せ、引用文献は2つ目のタブに入る。数字は引用からソースの該当箇所を開いて照らし合わせる。各ノートブックは独立していて、複数のノートブックの情報を同時には使えないので、比べたい報告書は1つのノートブックに入れる。手順は NotebookLM の使い方にある。

社内の情報を入れる前に

売上や顧客のデータを AI に入れる前に、入力が学習に使われるか、止める設定、会社向けプランとの違いを、各社の公式の説明で確かめておく。

ChatGPT

OpenAI のヘルプによると、無料版、Plus、Pro の個人用ワークスペースでは、初期設定で会話がモデルの改善に使われる。止めるときは「設定」→「データコントロール」で「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする。オフにしても、回答に「いいね」や「よくないね」を付けると、その会話全体が学習に使われることがある。一時チャットは履歴に残らず、モデルの改善にも使われないが、安全上の目的でコピーが最長30日間保持される場合がある。Business、Enterprise、Edu のワークスペースの内容は、初期設定では学習に使われない。

Claude

Anthropic のヘルプによると、Free、Pro、Max などでは、学習に会話を使うかを利用者が設定で選ぶ。止めるときは「設定」→「プライバシー」で「AIモデルの改善を支援する」をオフにする。シークレットチャットは、設定で学習への利用を許していても Claude の改善に使われない。Team、Enterprise などの商用の製品では、初期設定で入力と出力を学習に使わない。

Microsoft Copilot

Microsoft のサポートによると、職場や学校のアカウントでサインインすると、エンタープライズ データ保護が自動で適用され、プロンプトと応答は基礎モデルのトレーニングに使われない。プロンプトと応答は記録され、IT の管理者が検索や監査のツールで見られる。2026年8月18日からの新しい Copilot アプリでは、個人のアカウントのプロンプト、応答、ファイルの内容も基礎モデルのトレーニングに使われない。個人の Microsoft アカウントの使用条件は、Copilot を個人の利用のためにだけ使えるとしている。

Gemini

Google のヘルプによると、個人のアカウントでは、チャットの一部を人間のレビュアーがレビューし、Google のサービスの改良に使うことがある。止めるときは「設定とヘルプ」→「アクティビティ」で「オフにする」を選ぶ。オフにすると、フィードバックを送った場合を除き、以後のチャットは AI モデルの改良に使われない。エンタープライズ グレードのデータ保護がある Workspace のアカウントでは、チャットとアップロードしたファイルが人にレビューされることも、生成 AI モデルの改良に使われることもない。

NotebookLM

Google のヘルプによると、個人のアカウントではフィードバックを送らない限り、ノートブックの内容が Google の基盤モデルの学習に直接使われることはない。高評価や低評価のフィードバックを送ると、プロンプト、ソース、出力などが集められ、訓練を受けたチームが確認する。Google Workspace のアカウントでは、フィードバックを送った場合でも、人による確認にも学習にも使われない。

どのツールも会社向けのプランやアカウントかどうかでデータの扱いが変わる。個人のアカウントで売上や顧客のデータを扱う前に、社内で決められたプランとアカウントを使っているかを確かめる。

気をつけること

回答が間違っていることがある

AI はもっともらしいが事実と違う内容を出すことがある。これをハルシネーションという。集計や計算も例外ではない。Excel の Copilot のよくある質問は、Copilot が間違いを犯したり、不正確な結果を出したりする場合があるとしている。OpenAI のヘルプは、ChatGPT が Python で分析したときは、結果を信頼する前に、生成されたコード、出力、前提を確かめるよう求めている。AI が出した合計、件数、比率は、元のデータで確かめてから報告に使う。確かめ方の例は次のとおりだ。

  1. 集計の前に、全体の行数と合計を AI に出させ、Excel の COUNTA や SUM で出した値と同じかを比べる。
  2. ChatGPT や Claude が Python を使ったときは、どの列を使い、どの行を除いたかを書かせて、意図と合っているかを読む。
  3. 集計表から1〜2行を選び、元のデータをフィルターで絞って手で合計し、同じ値になるかを見る。
  4. Excel の Copilot が作った数式は、参照している範囲が表の最後の行まで入っているかを確かめる。

OpenAI のヘルプによると、画像の表やスキャンした PDF からは正確な値を抜き出せない場合がある。正確な値が要るときは、スプレッドシートかテキストのファイルを渡す。

個人情報や顧客の情報の扱い

顧客の名前、メールアドレス、購入の履歴のような個人に関わる情報は、入れる前に社内のルールを確かめる。集計に使わない列は、ファイルを渡す前に消しておく。Anthropic のヘルプは、ネットワークのアクセスが有効なとき、外部のファイルやウェブサイトに仕込まれた指示(プロンプトインジェクション)によって、Claude がデータを外部に送るようだまされる可能性があると説明している。社外から受け取ったファイルを読ませるときは、Claude の作業を見ながら進め、思わぬデータの使い方があれば止める。

社内ルールの確認

会社向けのプランでは、管理者が使える機能を決める。Excel の Copilot は Microsoft Copilot Chat のツールで、Copilot Chat への管理者の設定がそのまま適用される。Claude の Team と Enterprise では、組織の所有者がコードの実行とファイルの作成を組織全体で無効にできる。Gemini で Google ドライブのファイルを読ませるには、仕事用のアカウントでは Workspace の管理者がアプリの使用を有効にする必要がある。どのデータを AI に入れてよいか、どのツールを使ってよいかは、会社の情報システムの担当や規程で確かめる。この記事は、AI の利用が法令や契約に合うかの判断をしない。

よくある質問

データ分析の専門家でなくても使えますか

使える。この記事のプロンプトは、関数や SQL の知識がなくても、集計したい列と知りたいことを文章で書く形にしている。Anthropic のヘルプは、Claude のファイルの作成とデータの分析を、専門的なソフトウェアのスキルなしで使えると説明している。ただし、結果が正しいかを確かめるのは自分なので、合計と件数の照らし合わせだけは毎回行う。

Excel を使っているなら、どれを選べばよいですか

今のブックの中でピボットテーブル、グラフ、数式を足したいなら、Excel の Copilot が合う。使うには、AI クレジットのプランを含む Microsoft 365 Personal か Family、Microsoft 365 Premium、商用の Microsoft Copilot のサブスクリプション、Copilot Chat の対象になる会社向けの Microsoft 365 か Office 365 のどれかが要る。ファイルを添付して集計や報告書を作らせるなら、ChatGPT や Claude も使える。

無料版でもデータの集計はできますか

できる範囲がある。ChatGPT の無料版でもデータの分析を使えるが、ファイルのアップロードは1日3ファイルまでだ。Claude の Free でもコードの実行とファイルの作成を使える。Gemini は無料版でもファイルのアップロードとグラフの作成を使え、上限を増やすには Google AI のプランに上げる。

大きなファイルを読ませても大丈夫ですか

ツールごとに上限がある。OpenAI のヘルプは、アップロードできたファイルでも、大きすぎる、複雑すぎる、整理されていないなどの理由で全体を分析できない場合があるとしている。行が多いときは、期間や列を絞ったファイルに分けて渡し、行数を AI に答えさせて、全部が読まれたかを確かめる。

分析の結果をそのまま報告に使えますか

そのまま使わない。Excel の Copilot のよくある質問は、Copilot の分析情報と数式は不正確または不適切な可能性があるとしている。合計や比率は元のデータで確かめ、増減の理由は担当者が把握している事実で裏付けてから報告に書く。

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出典

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