
この記事の要点
- Adobe Firefly は Adobe の生成AIで、画像、動画、音声、ベクターを作って直せる。Adobe 自社の Firefly のモデルに加え、Google や OpenAI などのパートナーモデルも同じアプリの中で選べる。
- プランに入らなくても毎日の無料生成枠で試せる。有料プランは月1,580円(税込)の Firefly Standard からで、画像の標準機能は無制限、動画や他社のモデルは毎月の生成クレジットを使う。
- firefly.adobe.com に Adobe のアカウントでログインし、「生成」から「画像を生成」を選んでプロンプトを入れれば始められる。iOS と Android のアプリもある。
目次11
何ができるか
Adobe Firefly は Adobe の生成AIだ。公式の製品ページと日本語のヘルプによると、主に次のことができる。
- 画像の生成と編集:文章の指示(プロンプト)から画像を作る。「生成塗りつぶし」で一部を描き直し、「生成拡張」で枠の外を描き足せる。「画像を編集」では直したい点をふだんの言葉で書いて画像を変えられる。
- 動画の生成:文章や画像から短い動画を作る。ショットサイズ、カメラアングル、カメラの動きを選べ、背景が透明な動画も作れる。
- 音声の生成と翻訳:「スピーチを生成」で文章を読み上げる音声を作り、「音楽を生成」と「効果音を生成」で動画用の音を作る。「動画を翻訳」は動画の話し声を別の言語に吹き替える。
- アイデアの整理:「Firefly ボード」は無限に広がるカンバスで、画像や動画を集めたり作ったりして、チームで共有できる。
- 会話で作業を任せる:「Firefly AI アシスタント (Beta)」に作りたいものを書くと、手順に分け、Photoshop や Premiere などの機能を使って進める。
- パートナーモデル:Google の Gemini 3.1(Nano Banana 2 搭載)や Veo、OpenAI の GPT Image 2、Black Forest Labs の FLUX.2、Runway、Kling などを Firefly の中で選べる。
TRAIL の年表では、最新の画像モデル Firefly Image Model 5 は2025年10月28日に公開ベータになった。2026年8月20日に音楽、音声、効果音の生成が加わり、9月23日に Topaz Labs の買収を完了した。
料金とプランの選び方
料金は公式のプランの比較ページによる。2026年10月24日に確かめた。個人向けの金額は税込みで、月々プランとして示されている。年払いの金額はこのページに載っていない。
| プラン | 月額(税込) | 年払い | 含まれるもの・上限 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | なし | 画像、動画、音声を毎日決まった回数まで無料で生成。上限は毎日戻る | 契約する前に試したい人 |
| Firefly Standard | 1,580円 | 記載なし | 月2,000クレジット。標準の画像生成は無制限。5秒の動画を最大20本 | 画像が中心で、動画は月20本までで足りる人 |
| Firefly Pro | 3,180円 | 記載なし | 月4,000クレジット。5秒の動画を最大40本。Photoshop web 版とモバイル版、Adobe Express プレミアム。初年度は一部のモデルが無制限 | Photoshop web 版や Adobe Express も使いたい人 |
| Firefly Pro Plus | 6,600円 | 記載なし | 月10,000クレジット。5秒の動画を最大100本。初年度はすべての画像モデル(1K/2K)と一部の動画モデルが無制限 | 月4,000クレジットでは足りない人 |
| Firefly Premium | 31,680円 | 記載なし | 月50,000クレジット。Firefly Video Model の「動画を生成」が無制限。初年度は Veo 3.1 Fast、Kling 3.0 とすべての画像モデル(1K/2K/4K)も無制限 | Firefly Video Model で動画を多く作る人 |
有料プランなら、「画像を生成」や「生成塗りつぶし」「生成拡張」などの標準機能は、クレジットを使わずに何回でも使える。動画、音声、翻訳、パートナーモデルはプレミアム機能で、毎月のクレジットから引かれる。
表の「初年度は無制限」は、公式の特別オファーだ。対象は Pro、Pro Plus、Premium の個人向けプランで、グループ版とエンタープライズのプランは含まれない。プランを始めた日から12か月続き、そのあとはクレジットを使う方式に戻る。使えるのは firefly.adobe.com と Firefly のモバイルアプリだけで、Photoshop などのデスクトップアプリは対象外だ。対象のモデルは Pro が Nano Banana 2(1K)や Flux.2 Pro など、Premium が Veo 3.1 Fast や Kling 3.0 などで、変わる場合がある。
生成クレジットの仕組み
生成クレジットは Firefly と Creative Cloud のアプリで生成AIの機能を使うときに減る単位だ。公式の生成クレジット FAQによると、クレジットは1種類だけで、Firefly の web 版、モバイルアプリ、Photoshop や Illustrator などのデスクトップアプリで共通に使える。
使う量は機能とモデルで決まる。たとえば Firefly Image 5 は1回の生成で10クレジット、Firefly の「動画を生成」は 1080p で1秒100クレジット、720p で1秒50クレジットだ。パートナーモデルの Gemini 3.1(Nano Banana 2 搭載)は 1K の画像1回で20クレジット、GPT Image 2 は低い解像度で5クレジット、高い解像度で80クレジットになる。この値は期間限定のものを含み、変わる場合がある。
クレジットは毎月、プランを始めた請求日に元の数に戻る。使い残しは翌月に持ち越せない。生成に失敗したときは、通常は数分以内にクレジットが戻り、動画などでは最大24時間かかることがある。
無料でどこまで使えるか
プランに入っていない人も、決められたモデルで、すべての生成AIの機能を毎日決まった回数まで使える。この上限は毎日戻る。公式の料金ページは無料で使えるモデルとして Nano Banana や Luma Ray3.14 を挙げている。上限を超えて作るには有料プランが必要で、回数や使えるモデルは変わる場合がある。
日本語での扱い
Firefly の画面は日本語で表示できる。プロンプトは100を超える言語で書ける。ただし公式の「既知の制限」によると、プロンプトは Microsoft Translator で英語に機械翻訳されて使われる。そのため、翻訳されたプロンプトからの生成が不正確になる場合がある。
Creative Cloud のプランとの関係
Creative Cloud Pro(月9,080円、税込)には、20以上の Creative Cloud のアプリと月4,000クレジットが含まれ、標準機能も無制限に使える。標準機能が無制限になるのは、Creative Cloud Pro、Firefly のプラン、クレジットのプランだ。2025年6月17日以降に契約した Photoshop などの単体プランは月25クレジットで、単体プランでは生成塗りつぶしなどの標準機能もクレジットを使う。標準機能のほとんどは1回の生成で1クレジットだ。
始め方
ブラウザ
公式の「Adobe Firefly へのアクセス」と「説明テキストからの画像の生成」の手順を、1枚目の画像を作るところまでつないだ流れだ。
- Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safari のどれかで firefly.adobe.com を開く。
- メールアドレス、または Google、Facebook、Apple、Microsoft、LINE のアカウントでログインする。Adobe のアカウントがなければ先に作る。
- ホームの左パネルで「生成」を選び、「画像を生成」を選ぶ。
- 「一般設定」のモデルのドロップダウンから、Adobe のモデルかパートナーモデルを選ぶ。
- 「縦横比」で画像の形を選ぶ。
- 「プロンプト」の欄に、作りたい画像の説明を入れる。
- 「生成」を選ぶ。
Firefly Image 5 では1枚、Firefly Image 4 では4枚の画像ができる。作った画像は「ファイル」の「生成の履歴」にも残る。パソコンでは Windows 10 以降か macOS 12 以降、メモリ4GB以上が必要だ。
スマホアプリ
公式の「Adobe Firefly モバイル版へのアクセス」と、テキストから画像を作る手順だ。iPhone の場合は次のとおり。
- App Store から Firefly をダウンロードしてインストールする。
- メールアドレス、または Google、Apple、Microsoft、LINE、Kakao のアカウントでログインする。
- 「テキストから画像生成」をタップする。
- 「プロンプト」の欄に、作りたい画像の説明を入れる。
- モデルをタップして「アドビモデル」か「パートナーモデル」から選ぶ。
- 縦横比を選ぶ。
- 生成のアイコンをタップする。
Android では Google Play からインストールし、Google、Facebook、Apple、Microsoft、LINE のアカウントでもログインできる。iOS 17 以降か Android 10 以降で、メモリは3GB以上が必要だ。モバイル版で作ったものは Creative Cloud のアカウントと同期され、続きを web 版で進められる。
Photoshop(デスクトップアプリ)
Photoshop デスクトップ版の「生成塗りつぶし」は、Firefly のモデルやパートナーモデルで画像の一部を描き直す機能だ。公式ヘルプの手順は次のとおり。
- 「ファイル」の「開く」で画像を開く。
- 選択ブラシなどの選択ツールで、描き直したい範囲を選ぶ。
- 「生成塗りつぶし」を選ぶ。
- コンテキストタスクバーのモデルピッカーで、Adobe のモデルかパートナーモデルを選ぶ。
- 作りたいものをプロンプトに書く。空のままなら、周りの画素を使って範囲を埋める。
- 「生成」を選び、プロパティパネルでバリエーションを選ぶ。
モデルピッカーには Firefly 塗りつぶし&拡張と Firefly Image 5 のほか、FLUX.2 pro や Gemini 3.1(Nano Banana 2 搭載)などがある。
仕事での使い方
ここでのプロンプトは Firefly にこう頼めるという例だ。[ ] の中を自分の内容に差し替えて使う。日本語で書けるが、英語に機械翻訳されて使われる。TRAIL は出力を確かめていないので、できたものは必ず自分の目で確かめる。
広告バナーや SNS 投稿の画像
ウェブ広告や SNS の投稿に使う、文字を載せる余白のある画像を作る場面だ。「画像を生成」で「縦横比」を横長にし、「コンテンツタイプ」を「写真」にして、次のように頼む。
[商品の種類]が[素材]のテーブルに置かれた商品写真、やわらかいスタジオ照明、[色]の背景、右側に何もない余白公式はプロンプトに3つ以上の語を使い、「生成する」「作成する」のような語を避けるよう勧めている。縦長の投稿にするときは「縦横比」を変える。
商品写真の背景を差し替える
手元の商品写真の背景を、季節のキャンペーンに合わせて変える場面だ。「画像」の「画像を編集」に写真をアップロードし、モデルを選んで次のように頼む。
背景を[季節]の[場所]に変える。[商品の種類]の形と色はそのまま残す。公式は変えたい点や足したい点をふだんの言葉で書くよう説明している。色を1か所だけ変えるような編集を重ねることもできる。アップロードする写真は、自社が使う権利を持つものに限る。
写真を横長に広げる
縦長の写真を、ウェブサイトの横長の見出し画像に使う場面だ。「画像」の「背景を拡張」で写真を開き、「16:9」を選んで次のように頼む。
[元の写真の背景と同じ場所]が左右に続いている公式によると、プロンプトを空のままにすると、Firefly が画像を分析して合う要素で広げる。広げる範囲を決めたら「展開」を選ぶ。
動画の短いカットを作る
商品紹介や研修の動画に入れる、数秒のカットを作る場面だ。「動画」の「動画を生成」で、カメラの「モーション」を「ズームイン」にして次のように頼む。
[商品の種類]が[場所]に置かれている、朝のやわらかい光、ゆっくりと近づくカメラ解像度によって使うクレジットが変わる。公式によると、カメラの動きはメニューで選ぶかプロンプトに書かない限り、決まった動きにはならない。
研修やプレゼンのナレーション
研修動画やプレゼン資料に付ける、読み上げの音声を作る場面だ。「音声」の「スピーチを生成」に原稿を貼るか、「ファイルからテキストを読み込み」で DOCX か TXT のファイルを読み込む。
[研修の名前]へようこそ。この動画では、[テーマ]について、3つのポイントに分けて説明します。声、言語とアクセント、速度、ピッチを選んでから「生成」を選ぶ。読み間違えやすい語は「発音を修正」で直し、間には「ポーズを追加」で一時停止を入れる。
企画のムードボードを作る
キャンペーンの方向性を決める前に、イメージを1枚のボードに集めてチームで見る場面だ。「ボード」の「ボードを新規作成」を選び、ページ下部の「画像を生成」で次のように頼む。
[業種]の[季節]キャンペーンのキービジュアル案、[雰囲気]、[色]を基調にした配色ボードに置いた画像は「画像について説明」でプロンプトの下書きにでき、「その他」の「Photoshop でコピーを開く」で Photoshop に渡せる。共有用のリンクも作れる。
複数の画像をまとめて直す
イベントで撮った写真を、まとめて整えてサイズをそろえる場面だ。左パネルの「AI アシスタント」を開き、写真を渡してプロンプトバーに次のように頼む。
これらの画像をレタッチして、[SNS の名前]の投稿用に[縦横比]にリサイズしてください公式は AI アシスタントがリクエストを手順に分け、合うツールを選んで進めると説明している。途中で結果を調整したり、提案を却下したりできる。ベータ版の機能なので、扱いは下の「生成物の権利と商用利用」で確かめる。
うまく頼むコツ
公式の「効果的なテキストプロンプトの記述」とモバイル版のヘルプから、4つを選んだ。
具体的に書く
プロンプトには3つ以上の語を使い、主語、様子を表す語、キーワードを入れる。
悪い例は次のとおりだ。
猫の画像。良い例は次のとおりだ。
大胆な縞模様の猫、デジタルペインティング、2 つのカラー、窓のそばに座っている、浅い被写界深度、サイバーパンクファンタジー。説明を足していく
公式は説明を細かくするほど思いどおりの画像になる可能性が高くなるとしている。
悪い例は次のとおりだ。
青色のおもちゃのトラック。良い例は次のとおりだ。
はしご付き、ネオンレッドとイエローのサイケデリックなテクスチャの、高い木に囲まれた道を走る、青色のおもちゃのトラック。光とスタイルを書く
ものの説明だけで終わらせず、感情、スタイル、照明を入れる。
悪い例は次のとおりだ。
未来的なハイヒールのスタジオショット良い例は次のとおりだ。
未来的なハイヒールのスタジオショット、温かみのあるレッドブルーのゲル照明、浅い被写界深度、小道具としての機械的な素材画像に入れる文字は引用符で囲む
モバイル版のヘルプは、画像の中に文字を入れるときは "Firefly" のように引用符で囲むよう勧めている。
悪い例は次のとおりだ。
SALE と書かれた木の看板良い例は次のとおりだ。
"SALE" と書かれた木の看板、カフェの入り口、昼の光使いこなすための設定や機能
「画像を生成」の左の設定で「構成」に画像を入れると形や配置をそろえられ、「スタイル」に画像を入れると見た目を近づけられる。効果のほか、「カラーとトーン」「照明」「カメラ角度」も選べる。「生成」の横の「プロンプト機能」では、入力中に案を出す「プロンプト提案」と、プロンプトを自動で直す「プロンプト強化」をオンにできる。プロンプト強化は Firefly Image 4 と 4 Ultra で使える。
作ったものは「ファイル」→「生成の履歴」にまとまる。「ファイル」には自分のファイル、共有されたアイテム、削除されたアイテムもある。
「画像を編集」で Gemini 3(Nano Banana Pro 搭載)か Gemini 3.1(Nano Banana 2 搭載)を選ぶと、「Google 検索を使用」をオンにできる。検索結果の新しい情報を画像づくりに使う機能だ。
「カスタムモデル (Beta)」は、自社の画像で Firefly のモデルを学習させ、同じ雰囲気の画像を作る機能だ。学習1回に500クレジット、生成1回に20クレジットを使う。今は Creative Cloud の個人版と、Creative Cloud Pro と Pro Plus のグループ版で使える。
Firefly で作ったものは、ほかのアプリでも続けて直せる。動画は「Premiere デスクトップ版で開く」で Premiere に渡せ、iPhone 版では作った画像を Adobe Express、Photoshop、Premiere で開ける。
ほかのツールとの違い
TRAIL のファクトパックと製品データ(2026年10月24日時点)にある値で比べた。
| Adobe Firefly | Midjourney | Nano Banana | FLUX | |
|---|---|---|---|---|
| 提供元 | Adobe | Midjourney, Inc. | Black Forest Labs | |
| 得意なこと | 画像・動画・音声の生成 | 文章からの画像生成 | 文章での画像の作成と写真の編集 | 画像・動画を生成、編集できるモデル群 |
| 無料の範囲 | 毎日の無料生成枠で試せる。上限あり | 無料プランなし | Nano Banana 2 を使える。Nano Banana Pro は制限付き | 無料プランなし |
| 最安の有料プラン | Firefly Standard 月額1,580円(米国は$9.99) | Basic $10/月(年払いは月$8) | Google AI Plus 725円/月 | API の従量課金。FLUX 3 Image は1Kで1枚$0.048 |
| 画面の日本語 | 対応 | 英語のみ | 対応 | 公式の日本語の画面は確認できていない |
| 最新のモデル更新 | 2025年10月28日(Image Model 5 の公開ベータ) | 2026年7月24日(V8.2) | 2026年10月6日(Nano Banana 2.1) | 2026年10月15日(FLUX 3 Image Klein) |
Midjourney と FLUX の料金は米ドル、Adobe Firefly と Nano Banana は円だ。Firefly の中では Google の Nano Banana のモデルや Black Forest Labs の FLUX のモデルも、パートナーモデルとして選べる。詳しい違いは画像生成AIの比較表と、Adobe Firefly と Midjourney の比較、Adobe Firefly と Nano Banana の比較、Adobe Firefly と FLUX の比較にまとめている。
困ったときは
生成クレジットが足りない
残りのクレジットは Adobe のアカウントページの右上にあるプロフィールの画像を選ぶと確かめられる。Photoshop デスクトップ版では「生成クレジット使用量」のパネルでも見られる。足りないときは、次の請求日のリセットを待つか、上のプランに変えるか、クレジット追加プランを買う。有料の Firefly のプランなら、クレジットを使い切っても標準機能は無制限で使い続けられる。
ログインできない・使えない地域
Firefly はロシア、ベラルーシ、中国では使えない。ログインのときにライセンス認証のエラーが出たら、公式はライセンス認証サーバーへの接続を試す、hosts ファイルを元に戻す、などの順に試すよう案内している。会社の共有デバイスライセンスには Firefly のサービスが含まれないので、IT 管理者にユーザー指定ライセンスを割り当ててもらう。
生成できない・プロンプトが通らない
「このプロンプトを処理できません」と出たら、生成AIユーザーガイドラインに合うようにプロンプトを書き直す。Adobe Stock で使えない有名な人物、会社、ブランドの名前が入っていると、画像は作られない。英語の短いプロンプトで言語の警告が出たときは、3つ以上の語で書き直す。混み合う時間はリクエストが時間切れになることがあり、公式は別のモデルを試すよう勧めている。パートナーモデルでは初めて使う前に出る確認の画面を承認しておく。
画像の文字がゆがむ
公式は、生成した画像の文字がゆがむ場合があることを既知の制限に挙げている。ゆがんだ画像は、画像の上のアイコンからフィードバックを送れる。
ファイルが読み込めない
生成塗りつぶしに使える画像は JPG、PNG、WebP だ。「動画を翻訳」に使えるのは4K までの .mp4 か .mov で、長さが5秒から10分の動画だ。話し声が5秒以上続き、話す人が1人で、言語が1つの動画が向いている。画像のダウンロードは JPG か PNG で、最大2000×2000ピクセルだ。
解約したい
Adobe のアカウントのヘルプの手順では、Adobe のアカウントにログインし、「プランと支払い」で解約するプランの「プランを管理」を選ぶ。「プランを解約」を選び、内容を確かめて「続行」、理由を選んで「続行」、最後に「解約の確認」を選ぶ。有料の機能は今の課金期間の終わりまで使える。ほとんどのプランは、最初の購入から14日以内に解約すると全額が返金される。アプリのストアで買ったプランは、そのストアの手順で解約する。
アカウントやデータを消したい
Adobe のアカウントにログインし、「データとプライバシー設定」の「アドビアカウントを削除」で「続行」を選ぶ。理由を選んで「続行」を選び、利用規約に同意して「アドビアカウントの削除を確認する」を選ぶ。先に、クラウドのファイルを手元に保存し、有料のプランを解約しておく。削除から27日以内なら元に戻せ、そのあとはデータが完全に消される。
気をつけること
生成物が間違っていることがある
Adobe の生成AIユーザーガイドラインは、出力が不正確だったり、誤解を招いたりする場合があるとしている。出力は情報の提供だけが目的で、法律や医療などの専門的な助言ではない。健康の記録や正確な位置情報のような個人情報は入れないよう求めている。
入力したデータの扱い
Adobe は利用者のコンテンツを生成AIのモデルの学習に使わないとしている。例外は、利用者が Adobe Stock に出したコンテンツだ。パートナーモデルについても、プロンプトや入力はコンテンツの生成だけに使われ、パートナーの学習には使われないと説明している。パートナーモデルで生成するときは、プロンプトとアップロードした参照の画像や動画がパートナーに送られる。Seedance 2.0、Kling 3.0、Kling 3.0 Omni では、それを開発した中国の会社に送られる。
製品の改善のためのコンテンツの分析は、個人のアカウントなら account.adobe.com/privacy の「製品改善のためのコンテンツ分析」でオフにできる。会社や学校のアカウントは、初めからオフになっている。Firefly のコミュニティに作品を出すと、画像とプロンプトが Adobe のマーケティングに使われることに同意したことになる。
生成物の権利と商用利用
アドビ基本利用条件では、利用者は自分のコンテンツの権利と所有権を持ち、Adobe は所有権を主張しない。リバースエンジニアリングや Adobe の製品を再現する試みを除き、合法な目的でコンテンツを作るために Firefly を使える。サービスの出力を使って AI を作ったり学習させたりすることは禁じている。
Firefly のモデルの出力は商用利用に向くと Adobe は説明している。ライセンスを得たコンテンツと、著作権の切れたコンテンツで学習しているためだ。ベータ版のラベルがない機能の出力は商用に使える。ベータ版の機能の出力も製品の中に特に書かれていない限り商用に使える。ただし、補償の対象となるチームとエンタープライズの顧客でも、ベータ版の出力は補償されない。
パートナーモデルは Adobe 以外の会社が開発したモデルで、出力がプロジェクトに合うかどうかは利用者が判断する。Firefly ですべての画素を作った画像などには、AI が使われたことを示す Content Credentials(作成の記録を付けるメタデータ)が自動で付く。利用者はこれを消したり変えたりできない。
会社で使うときのルール
ガイドラインは他人の著作権、商標、プライバシー、パブリシティ権を侵すコンテンツを作ることを禁じている。他人の著作物を含む参照画像のアップロードも禁止の対象だ。
チーム向けの Pro、Pro Plus、Premium のグループ版には、席を管理する Admin Console が付く。Creative Cloud のグループ版とエンタープライズ版では、クレジットを利用者の間で分け合えない。例外として、エンタープライズ版エディション4と5の一部の契約では、共有のクレジットを買える。Creative Cloud エンタープライズ版のエディション4と5では、どの利用者がどのパートナーモデルを使えるかを Admin Console で決められる。Seedance 2.0、Kling 2.5 Turbo、Kling 3.0 などは、今は個人の利用者だけが使え、会社のプランでは使えない。対象のエンタープライズの顧客は一部の生成物について知的財産の補償を受けられる。
よくある質問
無料でずっと使えますか
無料プランで、毎日決まった回数まで生成できる。上限は毎日戻るが、使える回数やモデルは限られ、変わる場合がある。上限を超えて作るには、月1,580円(税込)の Firefly Standard 以上のプランが必要だ。
日本語で使えますか
使える。画面を日本語で表示でき、プロンプトも日本語で書ける。ただし、プロンプトは英語に機械翻訳されて使われるので、生成が不正確になる場合がある。
スマホで使えますか
使える。iOS と Android の Firefly アプリがあり、画像、動画、効果音の生成や生成拡張を使える。作ったものは Creative Cloud のアカウントで同期され、web 版で続きを進められる。
商用利用できますか
Firefly のモデルの出力は商用に使える。ベータ版の機能の出力も製品の中に特に書かれていない限り商用に使える。パートナーモデルの出力は、プロジェクトに合うかを利用者が判断する。
入力した画像やプロンプトは学習に使われますか
Adobe は利用者のコンテンツを Firefly やパートナーのモデルの学習に使わないとしている。Adobe Stock に出したコンテンツは例外だ。製品の改善のための分析は個人のアカウントなら設定でオフにできる。
Photoshop を契約していれば Firefly のプランは要りませんか
Photoshop の単体プランでも生成塗りつぶしなどは使えるが、2025年6月17日以降の契約ではクレジットが月25だ。標準機能を無制限に使えるのは、Creative Cloud Pro、Firefly のプラン、クレジットのプランに限られる。
解約すると返金されますか
ほとんどのプランは、最初の購入から14日以内に解約すると全額が返金される。それ以降に解約しても、今の課金期間の終わりまで使える。
次に読む
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.09.23 まで。
出典
- 生成AIを含むプランを比較 | Adobe FireflyAdobe
- Adobe Firefly - クリエイティブのための生成AIAdobe
- 生成クレジット FAQAdobe
- アドビ製品におけるパートナーモデルAdobe
- Firefly 無制限生成特別オファーAdobe
- Adobe Firefly に関する FAQAdobe
- Adobe Firefly へのアクセスAdobe
- Adobe Firefly ワークスペースAdobe
- 技術要件Adobe
- 説明テキストからの画像の生成Adobe
- Adobe Firefly の効果的なテキストプロンプトの記述Adobe
- テキストを使用して画像を編集Adobe
- 生成塗りつぶしの使用Adobe
- 画像を拡張Adobe
- テキストプロンプトを使用した動画の生成Adobe
- 動画を翻訳Adobe
- テキストからスピーチを生成Adobe
- ボードの作成Adobe
- Firefly AI アシスタントの概要Adobe
- Content Credentials の概要Adobe
- Firefly の既知の制限Adobe
- Firefly web サイトでのログインエラーの修正Adobe
- テキストから画像生成プロンプトの言語警告を解決するAdobe
- Adobe Firefly でのコンテンツ生成に関する問題のトラブルシューティングAdobe
- Adobe Firefly で処理できないプロンプトのトラブルシューティングAdobe
- Adobe Firefly モバイル版へのアクセスAdobe
- Adobe Firefly モバイル版の技術要件Adobe
- Adobe Firefly モバイル版に関するよくある質問Adobe
- Firefly モバイル版を使用してテキストプロンプトから画像を作成Adobe
- Photoshop デスクトップ版での生成塗りつぶしの使用Adobe
- アドビ体験版またはサブスクリプションの解約Adobe
- アドビアカウントの削除Adobe
- Creative Cloud および Document Cloud のコンテンツ分析 FAQAdobe
- Adobe 生成 AIユーザーガイドラインAdobe
- アドビ基本利用条件Adobe




