Notion AI の使い方 Notionエージェントでページやデータベースを作る
Notion AI は、Notionエージェントとのチャットでページやデータベースを作ったり直したりできる。続けて使えるのはビジネスとエンタープライズのプランだ。始め方と料金、クレジットの上限、データの扱いをまとめた。

この記事の要点
- Notion AI は Notion のワークスペースに組み込まれた AI だ。Notionエージェントとのチャットで、ページやデータベースを作ったり直したりできる。
- AI を続けて使えるのは、ビジネスとエンタープライズのプランだ。フリーとプラスでは、限られた数の無料の AI 回答で試せる。
- 画面の下にある顔のアイコンからチャットを開けば始められる。
目次6
何ができるか
Notion AI の主な機能は、Notion のヘルプ「Notion AIとは」によると次のとおりだ。
- Notionエージェントとチャットし、ワークスペースや接続済みアプリの情報をもとに、ページやデータベースを作成・編集する
- エンタープライズサーチと Notion AI コネクターで、ワークスペースや Slack、Google ドライブなどを検索する
- AI ミーティングノートで、会議を文字起こしして要約する
- ページの文章をその場で直したり、ページを他の言語に翻訳したりする
- チャットにアップロードしたファイルを読み取り、スプレッドシートや PDF などのファイルを作る
Notionエージェントは使う人と同じ権限で動く。本人が見られない、または編集できないコンテンツは、エージェントも見られず、編集できない。
使える人と料金
Notion の料金ページの金額は、1メンバーあたりの月額だ。
| プラン | 月払い | 年払い | Notion AI |
|---|---|---|---|
| フリー | ¥0 | ¥0 | 体験版 |
| プラス | ¥2,000 | ¥1,650 | 体験版 |
| ビジネス | ¥3,800 | ¥3,150 | Notionエージェント、カスタムエージェント、AI ミーティングノート、エンタープライズサーチ(ベータ) |
| エンタープライズ | カスタム料金 | カスタム料金 | ビジネスの機能に加え、LLM プロバイダーによるゼロデータ保持 |
ビジネスでは、メンバー1人に毎月1,500の Standard クレジットと500の Select クレジットが付く。Notionエージェントでモデルを「Auto」のままにすると Standard を、自分でモデルを選ぶと Select を使う。この仕組みは2026年10月19日に発表された。新しいワークスペースは2026年10月19日から、既存のワークスペースは2026年11月2日から移る。2種類のクレジットは毎月リセットされ、繰り越せない。
管理者は追加の利用分に充てる Notion クレジットを購入できる。カスタムエージェントは2026年5月4日に、1,000クレジットあたり10ドルの従量課金に移った。
ヘルプセンターと料金ページは日本語で読める。料金ページのプラス、ビジネス、エンタープライズの欄には「日本の消費税(該当する場合)」と書かれている。
始め方
ヘルプの「Notionのパーソナルエージェントを使ってみる」と「Notionエージェントを使い始める」にある操作を、順に並べた。
- ワークスペースの右下隅にある丸い顔のアイコンをクリックするか、左側のサイドバーにある「Notion AI」タブを開く。
- 開いているページに合わせて出るアクションの一覧から1つ選ぶか、質問や依頼を入力する。
- ほかのページや人を参照させるときは、テキストフィールドの上部にある「@」を選び、ページや人物を選ぶ。
- ファイルを参照させるときは、クリップのアイコンを選んでアップロードする。
- モデルを Notion に任せるときは「Auto」を選ぶ。
エージェントは初期設定では開いているページの内容を参照する。ページ内のブロックを選んでいれば、そのブロックに絞って答える。
使いこなすための設定や機能
エージェントには名前と指示を与えられる。顔のアイコンをクリックし、チャットウィンドウでもう一度顔のアイコンをクリックする。表示されたウィンドウで名前とアクセサリーを付け、「指示を追加」から振る舞いの指示を書く。自分でページを作ると、「My Notion AI」というプライベートページが開く。
チャットの出し方はチャットウィンドウの上部にある「チャットモードを切り替え」で変えられる。画面の右側に出す「サイドバー」と、別のウィンドウで出す「フローティング」がある。過去の会話はサイドバーの「Notion AI」にカーソルを合わせ、時計のアイコンを選ぶと検索できる。
チャットを開かずに使う方法もある。ページ内でテキストをハイライトするか、スペースキーを押すと、要約や翻訳、文法の修正などを頼める。ページに「/AIブロック」と入力すると、ページの要約などを生成するブロックを置ける。初期設定では、Shift + cmd/ctrl + J で Notion AI を呼び出せる。
ワークスペースオーナーは「設定」→「Notion AI」で、AI のウェブ検索、AI コネクター、使えるモデルなどを設定できる。
気をつけること
フリーとプラスの無料の AI 回答を使い切ると、ビジネスかエンタープライズへのアップグレードを求めるメッセージが出る。アップグレードできるのはワークスペースオーナーで、デスクトップ版から操作する。「やり直す」をクリックするたびに、回答の数が1つ増える。
Standard か Select のクレジットを使い切ると、それを使う機能は次のリセットまで止まる。管理者が Notion クレジットでの継続を許可していれば、そのまま使える。クレジット消費量の多いモデルは、初めから Notion クレジットを使い、管理者が有効にするまでオフになっている。AI ミーティングノートは2026年12月1日から Standard クレジットを使い始め、1時間の会議で約10クレジットの見込みだ。
エージェントにできないこともある。ページの共有や権限の変更、リマインダーの作成、メンバーの役割や請求などワークスペースの設定の管理だ。Slack を接続して投稿させると、投稿はすべて本人からのものとして表示される。
データの扱いはNotion AI のセキュリティとプライバシーのページに書かれている。初期設定では、Notion も AI プロバイダーも、顧客のデータをモデルの学習に使わない。フリー、プラス、ビジネスでは、AI プロバイダーがデータを30日間以下保持してから削除する。エンタープライズでは、ほとんどのモデルがゼロデータ保持で、データは回答の生成にだけ使われる。



