「Notion Agent APIs」を一般提供 個人の Notion AI も API で操作
Notion は2026年11月2日、エージェントを外部から呼び出す Notion Agent APIs をベータから一般提供にした。個人の Notion AI も扱えるようになった。料金と対象プランは書かれていない。

この記事の要点
- Notion は2026年11月2日、エージェントを外部から呼び出す「Notion Agent APIs」をベータから一般提供にした。
- 自社のアプリや社内ツールに Notion のエージェントを組み込む開発者に関係する。
- 個人のエージェント(Notion AI)も、この API から会話や設定の変更ができるようになった。
目次4
何が変わるか
Notion AI を提供する Notion は2026年11月2日、Notion Agent APIs を一般提供にした。API はプログラムから別のサービスの機能を呼び出すための仕組みだ。一般提供とはベータを終えた正式な提供のことだ。
Notion の開発者向け changelog によると、変更は3つある。
- Notion Agent APIs はベータを終えた。プライベートアルファの古い呼び出し先(ルート)は非推奨(deprecated)になった。
- 個人のエージェント(Notion AI)を、個人アクセストークンで呼び出せるようになった。agent_id に
notion_aiを指定する。 - エージェントの設定を1回の要求で変える Update an agent(
PATCH /v1/agents/{agent_id})が加わった。Update agent status は非推奨になった。
個人アクセストークンは利用者本人として API を使うための鍵だ。公式ガイドによると、個人のエージェントでは会話を始め、使用状況(insights)を読み、名前とモデルを変えられる。状態の切り替えとクレジットの上限はなく、削除もできない。
Update an agent が変えられるのは、名前、説明、モデル、状態、お気に入りの5つだ。モデルは Notion に選ばせる設定か、1つに固定する設定を選ぶ。
誰に関係するか
公式ガイドは Slack のボット、社内ツール、モバイルアプリに、Custom Agents や個人のエージェントを組み込む使い方を挙げている。そうした開発をする企業と開発者に関係する。
アルファ版の呼び出し先をまだ使っている場合は、移行が必要だ。移行ガイドによると、threads と messages の呼び出し先は sessions と events に名前が変わった。
年表で見ると
TRAIL の年表では、Notion Agent APIs は2026年8月20日にパブリックベータになった。そのときアルファ版の呼び出し先は2026年9月30日までに移る必要があるとされた。2026年10月30日には、API が返す消費クレジットの値が小数を含むようになった。10月の Notion AI の出来事は17件で、今回の一般提供は11月の1件目だ。
まだ分からないこと
今回の changelog とガイドは、料金と、どのプランで使えるかを書いていない。パブリックベータの告知では、アルファ版からの移行期限は2026年9月30日だった。今回の changelog はアルファ版の呼び出し先を非推奨とだけ書き、停止する日は示していない。
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.11.02 まで。



