AI議事録ツールの選び方 Plaud・Notta・Granolaを録音の仕方と料金で比較

Plaud、Notta、Granola の3つと ChatGPT の録音機能を、録音の仕方、無料の範囲、最安の有料プラン、日本語の文字起こし、会社向けのプラン、録音データの扱いで比べ、目的別に選び方をまとめた。

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この記事の要点

  • AI議事録のツールを、Plaud、Notta、Granola の3つと、ChatGPT の会議の録音機能で比べた。3つとも無料のプランがあり、録り方が違う。Plaud は専用の録音機、Notta はアプリと会議に入る Bot と録音機、Granola は Bot を入れないパソコンとスマホのアプリだ。
  • いちばん大きな違いは無料の範囲の決め方と、録音データの扱いだ。Notta のフリーは月120分・1回3分まで、Granola の Basic は見られる履歴が30日分、Plaud の Starter は録音機を買った人が月300分使える。3つのうち、録音を AI の学習に使わないと書いているのは Plaud だ。Notta はビジネス Plus とエンタープライズで学習に使わず、Granola は誰でも設定でオフにでき、Enterprise では初期設定でオフになる。
  • 迷ったら、録音機を買わずに日本語の画面で試したいなら Notta から始める。対面の会議を専用の機器で録るなら Plaud と Notta Memo シリーズを、会議に Bot を入れずに録るなら Granola と Notta のデスクトップ版を比べる。
目次5

比較表

値は TRAIL のファクトパック(料金の確認日は Plaud と Notta が2026年10月24日、Granola が10月13日、ChatGPT が10月19日)と、2026年10月26日に読んだ各社の公式ページによる。TRAIL は文字起こしの精度を比べておらず、製品を操作して確かめてもいない。下の2行は対話AIの ChatGPT に付いている会議の録音機能だ。

ツール 録音の仕方(アプリ・Bot・専用機器) 無料の範囲 最安の有料プラン 日本語の文字起こし 画面の日本語 会社向け 録音データの扱い
Plaud 専用機器が中心。Note、Note Pro、NotePin、NotePin S(27,500〜30,800円)。パソコンは Plaud Desktop で、Bot を入れずにパソコンの音声を録る。Plaud Desktop は機器を持つ人だけが使える Starter。機器を買うと追加料金なしで使え、文字起こしは月300分 Pro 月3,000円(月払い)、年払いは月1,400円相当。文字起こしは月1,200分 対応。112言語以上で、1つの録音は1つの言語 日本向けの公式サイトと日本語のヘルプがある。アプリの表示はスマホの言語設定に従う Team 1ユーザー月6,270円(月払い)、年払いは月4,216.67円相当。2026年11月30日までの特典あり AI の学習に使わない。日本のユーザーのデータは AWS の東京リージョンに保存
Notta アプリ(Web版、スマホ、デスクトップ版)、Bot(Notta Bot)、専用機器(Notta Memo 23,500円、Notta Memo Pro 29,700円)の3つ フリー。文字起こしは月120分、1回3分まで プレミアム 月1,980円(月払い、税込)、年払いは月1,185円相当。文字起こしは月1,800分 対応。日本語、英語など58言語 対応 ビジネス 月4,180円(月払い、税込)。ビジネス Plus 月9,000円(税抜)。エンタープライズは要相談 東京のデータセンターに保存。音声認識の提供元の国内パートナー企業が、無作為に選んだデータを学習に使う。ビジネス Plus とエンタープライズは「AI学習なし」
Granola アプリ。Bot を入れず、パソコンのシステム音声とマイクから文字にする。スマホのアプリは対面の会議向け Basic $0。見られる会議の履歴は30日分 Business 1ユーザー月$14。履歴は無制限 対応。デスクトップ版は31言語、スマホ版は17言語で、どちらにも日本語が入る 英語のみ Enterprise 1ユーザー月$35。SSO、組織全体の自動削除の期間 音声は文字起こしのあとに削除。データは米国の AWS に保存。匿名化したデータを改善に使う設定が初期状態で有効で、オフにできる。Enterprise は初期設定でオフ
対話AIの録音機能:ChatGPT の録音モード アプリ。macOS の ChatGPT デスクトップアプリで、マイクとシステム音声を録る 無料版は対象外 Plus 月¥3,000(追加料金なし) 英語で最も精度が高いとし、日本語の明記はない 対応 Business 1ユーザー月¥3,050(年払い、2名以上)。Enterprise と Edu は初期設定で無効で、オーナーが有効にする 音声は文字起こしのあとに削除し、学習に使わない。文字起こしと要約は、個人のプランで「すべての人のためにモデルを改善する」がオンだと学習に使われることがある
対話AIの録音機能:ChatGPT の Meetings プラグイン アプリ。macOS の ChatGPT デスクトップアプリで、Bot を入れずにオンラインと対面の会議を録る。ベータ版 無料版は対象外 Pro 月¥16,800から、または Business 公式に記載なし 対応 Business。Enterprise は一部の顧客とのテスト中 音声を OpenAI に送ってメモを作り、メモができると Mac と OpenAI のサーバーから音声を削除する

Plaud の機器の価格はシリーズ比較のページの表示による。Notta Memo Pro の価格は TRAIL の年表の記録で、2026年10月13日に発売された。ChatGPT の録音機能の対象プランは、OpenAI のヘルプの記載による。

この記事は会議の記録に絞った。Plaud と Notta の違いはPlaud と Notta の比較に、Notta と Granola の違いはNotta と Granola の比較に書いた。言葉の意味はAI議事録の解説にまとめている。

目的別の選び方

無料で試したい

録音機を買わずに無料で始められるのは、Notta と Granola だ。Notta の料金ページによると、フリーはクレジットカードの登録が要らず、文字起こしは月120分、1回3分まで、ファイルの取り込みは月50個、AI 要約は月10回までだ。Granola の料金ページによると、Basic は$0で、AI の会議ノートと会議をまたぐ AI チャットを使える。見られる会議の履歴は30日分になる。

Plaud の料金ページは Plaud の機器を買うと追加料金なしで Starter を使えるとしている。文字起こしは毎月300分で、有料のサブスクリプションなしに録音、文字起こし、要約を始められる。

ChatGPT の録音モードと Meetings プラグインは、無料版では使えない。3つの議事録ツールは無料で始められるが、無料で使える範囲は時間、履歴の日数、機器の購入とそれぞれ違う。

対面の会議を録りたい

対面の会議を専用の機器で録るなら、Plaud と Notta Memo シリーズが候補になる。Plaud のシリーズ比較のページには Note、Note Pro、NotePin、NotePin S の4つが載っていて、価格は27,500円から30,800円だ。Notta Memo の製品ページによると、Notta Memo は23,500円(税込)で、買った人には月600分の文字起こしが付くハードウェアプランが付く。有料プランを契約中に連携すると、ハードウェアプランは付かない。

機器を買わずに録るなら、スマホのアプリを使う。Granola のスマホのヘルプによると、スマホ版は対面の会議でノートを取るためのもので、iPhone では電話の通話でも使える。Notta の料金ページによると、有料プランは Web版とアプリ版の両方に適用され、どのプランでもリアルタイムの録音と文字起こしを使える。

ChatGPT の Meetings プラグインのヘルプは、オンラインの通話と対面の会話のどちらにも使えるとしている。Mac のマイクで、近くで話す人の声を拾う。

機器ごとの収音範囲や電話の録り方は、Plaud と Notta の比較にまとめた。

オンライン会議に Bot を入れたくない

会議に Bot を入れずに録れるのは、Granola、Notta のデスクトップ版、Plaud Desktop、ChatGPT の Meetings プラグインだ。どれもパソコンのアプリで会議の音声を録る。Granola の文字起こしのヘルプは「会議の Bot はない」とし、パソコンのシステム音声とマイクを使うと書いている。

Notta の Botなし録音のヘルプによると、デスクトップ版の Botなし録音はすべてのプランで使える。Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webex、FaceTime、ブラウザの会議で動く。Notta Bot は参加者の一覧に表示され、デスクトップ版は他の参加者から見えない。

Plaud Desktop のヘルプによると、Plaud Desktop は Bot として参加せずに会議を記録し、Zoom、Teams、Google Meet などと使える。ただし、アカウントに Plaud の機器を登録している必要がある。ChatGPT の録音モードは、OpenAI のヘルプに Bot を使うかどうかの記載がない。Google カレンダーの予定から Google Meet の会議に自動で参加する使い方も案内している。

Bot を入れない方法では、録音していることを参加者に伝えて同意を得るのは利用者の役目になる。Notta のヘルプはデスクトップ版の Botなし録音では他の参加者に通知されないとし、Meetings プラグインのヘルプは他の参加者に知らせる機能がないとしている。Granola は Granola を使っていることを参加者に知らせる機能を料金ページに挙げている。各社の同意についての記載はNotta と Granola の比較にまとめた。

日本語の会議が多い

画面と文字起こしの両方が日本語なのは、Notta と Plaud だ。Notta の言語のヘルプによると、文字起こしは日本語、英語など58言語に対応する。Plaud の言語のヘルプによると、112言語以上に対応し、1つの録音は1つの言語で文字にする。複数の言語が混ざる録音では、主な言語を選ぶよう案内している。

Granola は文字起こしと要約が日本語に対応し、画面は英語だけだ。Granola の言語のヘルプによると、デスクトップ版で Multi-language を選ぶと、会議の途中で言語が変わっても文字にする。TRAIL の年表では、Granola は2026年9月2日に日本語を含む32言語に対応した。10月26日に読んだヘルプは、デスクトップ版を31言語としている。

ChatGPT の録音モードのヘルプは、英語で最も精度が高く、ほかの言語では精度にばらつきがあるとしている。音声認識(声を文字にする技術)の精度は録音の条件でも変わり、TRAIL は各社の精度を比べていない。

会社で使う

会社で配るなら、管理の機能が付くプランを選ぶ。Plaud の Team には Unlimited の機能に加えて、共有のチームファイル、請求の一元管理、ユーザーと機器の管理が付く。料金ページによると、2026年11月30日までに申し込むと、年払いの初年は1シート月3,373.33円になる。

Notta の法人向けのページによると、有料プランは Web版、アプリ版、デスクトップ版で共通に使える。ビジネスは文字起こしが無制限で、CRM や Zapier などと連携できる。ビジネス Plus は「AI学習なし」を含み、エンタープライズは SAML の SSO や操作ログが付く。

Granola は Business で請求とユーザーを一元管理でき、Enterprise で SSO、組織全体の自動削除の期間、管理者向けの設定が付く。ChatGPT の Business では、ワークスペースのオーナーが録音モードを有効にするか切り替えられる。Meetings プラグインは、ワークスペースで ChatGPT Space と Meetings プラグインが有効になっている必要がある。

会社で使うときの使い方の例は、事務・総務の AI 活用にまとめた。

録音データを社外に出したくない

録音をパソコンの外に出さずに文字にできるのは、Notta のデスクトップ版のプライバシーモードだ。プライバシーモードのヘルプによると、録音と文字起こしをパソコンの中で処理し、データはクラウドに上げず、指定したフォルダーにだけ保存する。プレミアム、ビジネス、エンタープライズで使え、オフラインの音声認識モデルは日本語に対応する。クラウドを使う AI 要約やチームでの共同作業は止まるか、制限される。

Plaud はAI 処理のデータのヘルプで、録音、文字起こし、要約を AI の学習に使わないとしている。文字起こしと要約には OpenAI、Google、Microsoft を使い、3社ともデータを保持しない契約だ。クラウド同期をオフにすると録音は機器に残るが、文字起こしや要約を頼むと音声は AI の提供元に送られる。Plaud のプライバシーのページによると、日本のユーザーのデータは AWS の東京リージョンに保存する。

Notta の AI 学習のヘルプによると、音声認識以外の AI 機能の学習には、どのプランでもデータを渡していない。音声認識の学習に使われないのはビジネス Plus とエンタープライズだ。データは東京のデータセンターに置く。

Granola の学習のヘルプによると、Granola は初期設定で匿名化したデータを改善に使うことがあり、設定の「Use my data to improve models for everyone」でオフにできる。セキュリティのよくある質問は、音声を文字起こしのあとに削除し、データは米国の AWS に保存するとしている。

ChatGPT の録音モードの音声は文字起こしのあとに削除され、モデルの学習には使われない。Business、Enterprise、Edu のワークスペースでは、文字起こしと要約も初期設定で学習に使わない。データの保存先を国内にしたいなら Plaud と Notta、手元のパソコンから出したくないなら Notta のプライバシーモードが、公式の記載に合う。

料金の違い

料金の数え方はツールごとに違う。Plaud と Notta は文字起こしの時間で数え、Granola は見られる履歴の日数で分ける。ヘルプによると、ChatGPT の録音モードは追加料金なしで使える。

ツール 時間が足りないときや、上げるときの選び方
Plaud Pro は月1,200分、Unlimited は無制限(1日最大24時間)。時間を使い切ったら、600分2,000円、3,000分10,000円、6,000分15,000円の文字起こしパッケージを買える
Notta プレミアムは月1,800分、ビジネスは無制限。1回の録音はプレミアム以上で5時間まで
Granola Business で会議ノートと履歴が無制限になり、API と Notion、HubSpot などとの連携が付く
ChatGPT 録音モードは1回4時間(240分)まで。Meetings プラグインも4時間で記録を止める

Plaud の無料の時間は機器を買うと付くので、機器の価格と合わせて比べる。Notta Memo シリーズを連携した場合の無料の時間は、Notta のハードウェアプランで月600分だ。Plaud の Starter は月300分になる。

Plaud の料金ページは年払いの Pro を月1,400円、月払いを月3,000円とし、年払いのほうが「54%お得」と書いている。Notta の年払いは40%引きで、プレミアムは年14,220円(税込)だ。Granola の Business は、TRAIL のファクトパックでは月払いだけになっている。

よくある質問

無料で使える AI議事録ツールはどれか

Plaud、Notta、Granola の3つに無料のプランがある。Notta のフリーは録音機なしで月120分、1回3分まで使え、Granola の Basic は見られる履歴が30日分になる。Plaud の Starter は、Plaud の機器を買った人が月300分使える。ChatGPT の録音機能は無料版では使えない。

日本語の会議を記録できるか

できる。Plaud、Notta、Granola は、どれも日本語の文字起こしに対応している。画面が日本語なのは Plaud と Notta で、Granola の画面は英語だけだ。ChatGPT の録音モードは、英語で最も精度が高いとしている。

会議に Bot を入れずに記録できるか

できる。Granola は Bot を使わず、Notta はデスクトップ版の Botなし録音をすべてのプランで使える。Plaud Desktop も Bot を入れずに録るが、Plaud の機器の登録が要る。ChatGPT の Meetings プラグインも、Bot を通話に入れない。

録音は AI の学習に使われるか

ツールとプランで違う。Plaud は録音、文字起こし、要約を学習に使わないとしている。Notta は音声認識の学習に使うことがあり、ビジネス Plus とエンタープライズでは使わない。Granola は初期設定で匿名化したデータを使い、オフにできる。ChatGPT の録音モードは音声を学習に使わず、文字起こしと要約は個人のプランの設定で決まる。

ChatGPT の録音機能と議事録ツールは何が違うか

ChatGPT の録音モードと Meetings プラグインは、macOS のデスクトップアプリで使い、有料のプランが要る。録った内容は ChatGPT のキャンバスや ChatGPT Space に保存され、メールやプロジェクトの計画に書き換えるよう頼める。議事録ツールの3つは、スマホのアプリや専用の機器でも録れ、無料のプランがある。手元の音声ファイルを ChatGPT で文字にする方法は、ChatGPT の使い方に書いた。

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TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.09.09 まで。

出典

この記事に出てくるツール

  • Plaud

    Plaud Inc.

    会話を録音して文字起こしと要約まで作る、AIボイスレコーダーとアプリ

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIなし

    有料Pro 月3,000円(月払い)、年16,800円(年払い、税込)

    年表
    15件
    最新の更新
    2026.10.07
  • Notta

    Notta株式会社

    会議や通話を文字起こし・要約する音声AI

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIなし

    有料プレミアム 年払いで月1,185円相当(年14,220円、税込)

    年表
    31件
    最新の更新
    2026.09.24
  • Granola

    Granola

    会議ボットなしで文字起こしする会議向けAIノート

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料Business $14/ユーザー/月

    年表
    26件
    最新の更新
    2026.10.06
  • ChatGPT

    OpenAI

    文章、画像、調査、開発を会話で任せられるAIアシスタント

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Go ¥1,400/月

    年表
    98件
    最新の更新
    2026.10.16

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Timeline

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