Notta の使い方 無料で始める手順と議事録を作るプロンプト例

音声AI「Notta」は無料で月120分まで文字起こしでき、有料は月1,980円(税込)から。Zoom、Meet、Teams に Bot を入れる手順、録音ファイルの取り込み、議事録や資料のプロンプト例6つ、録音の同意と解約をまとめた。

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この記事の要点

  • Notta は会議や通話、録音ファイルを文字に起こし、AI 要約で議事録にまとめる Notta株式会社の音声AIだ。Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webex の会議に「Notta Bot」を参加させて記録できる。
  • フリープランは期間の制限なく無料で、文字起こしは月120分まで、1回3分までだ。有料は月1,980円(税込)のプレミアムからで、年払いなら月1,185円相当になる。
  • パソコンのブラウザで新規登録し、ホーム画面の「録音開始」「アップロード」「Web会議の文字起こし」から始める。iPhone と Android のアプリ、Windows と Mac のデスクトップ版もある。
目次11

何ができるか

Notta は Notta株式会社の文字起こしと要約のサービスだ。Notta のヘルプセンターの「文字起こしの基本」などによると、主に次のことができる。

  • 対面の会話の文字起こし:スマートフォンやパソコンのマイクで、話している音声をその場で文字にする。社内会議、商談、インタビュー、授業に向く。リアルタイムの翻訳もできる。
  • Web会議の文字起こし:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webex の会議に Notta Bot を招待すると、発言を録音して文字に起こす。カレンダーと連携すれば、予定に合わせて自動で参加させられる。
  • 録音ファイルの文字起こし:録音済みの MP3、WAV などの音声や、MP4 などの動画をアップロードして文字に起こす。
  • AI 要約:文字起こしをもとに、テンプレートを選んで要点をまとめる。有料プランでは、自分で書いた指示(プロンプト)を「カスタムテンプレート」として保存できる。
  • Notta Brain:複数の会議の記録をまとめて分析し、要約やスライドを作る AI だ。PDF、Word、Excel、PowerPoint のファイルを読み込ませたり、インターネット検索を合わせたりもできる。
  • Botなしの録音:デスクトップ版は会議に Bot を参加させず、パソコンのマイクとシステム音声を直接録音して文字にする。

TRAIL の年表では、2026年1月30日に Notta Brain が正式にリリースされ、7月8日に Windows と macOS 向けの Nottaデスクトップを公開した。文字起こしは日本語、英語など58言語に対応する。

料金とプランの選び方

料金は Notta の料金ページと、ビジネス Plus は法人向けのページによる。2026年10月24日に確かめた。料金ページの価格は税込み、法人向けのページの価格は税抜きだ。

プラン 月払い 年払い 含まれるもの・上限 向いている人
フリー ¥0 なし 文字起こし月120分、1回3分まで。ファイルの取り込み月50個、AI 要約月10回 3分以内の録音で試したい人
プレミアム ¥1,980(税込) 総額¥14,220(月¥1,185相当、税込) 文字起こし月1,800分、1回5時間まで。ファイル月100個、AI 要約月100回。文字起こしのダウンロード、カスタムテンプレート 1人で使い、月の文字起こしが1,800分以内の人
ビジネス 1アカウント¥4,180(税込) 1アカウント総額¥30,096(月¥2,508相当、税込) 文字起こし無制限。1〜50アカウント。ファイル月200個、AI 要約月200回(1アカウントあたり)。Web会議の録画、CRM や Zapier との連携 2〜50人で使う人、月1,800分を超える人
ビジネス Plus 1アカウント¥9,000(税抜) 1アカウント¥64,800(月¥5,400相当、税抜) ビジネスの全機能に、AI 学習なしと、Notta Brain の月8,000クレジットを加えたもの AI 学習なしの環境が要るチーム
エンタープライズ 要相談 要相談 アカウント数と文字起こし時間を個別に決める。SAML シングルサインオン、AI 学習なし、操作ログ 51人以上で使う会社

フリープランは期間の制限なく無料で使えるが、1回に文字起こしできるのは3分までだ。ヘルプの「Notta料金プランの選び方」によると、月の合計が120分以内でも、3分を超える録音では録音全体の文字起こし結果を確認できない。フリーでも Web会議の文字起こし、ファイルの取り込み、話者の識別、AI 要約を使える。

Web版では、一部の無料会員がプレミアムを試せる「3日間無料トライアル」を申し込め、3日間で300分まで文字起こしできる。申し込みには決済手段の登録が必要で、終了前に解約しないと年払いの総額¥14,220が請求される。アプリ版のトライアルは3日間で1,800分までだ。App Store や Google Play で買うと、Web版と価格が違う場合がある。使い切れなかった文字起こし時間は、翌月に繰り越せない。

Notta Brain の料金は通常のプランとは別だ。どのプランでも月1,000クレジットが付き、記録をもとにした質問1回に100クレジット、スライド1件に300クレジットを使う。増やすには月¥1,980(年払いは総額¥14,300)の Notta Brain プレミアムで、月8,000クレジットにする。

画面は日本語で使え、「表示言語」で切り替えられる。ヘルプによると、データは東京のデータセンターに保管される。

始め方

ブラウザ

ヘルプの「新規登録の方法」にある、メールアドレスで登録する手順だ。

  1. パソコンのブラウザで Notta の「新規登録」画面を開く。
  2. メールアドレスを記入し、「認証コードを送信」をクリックする。
  3. メールで届いた6桁の認証コードを、「認証コード」欄に入力する。
  4. パスワードを設定し、「新規登録」をクリックする。
  5. アンケートに答えて「次へ」をクリックするか、「スキップ」をクリックする。
  6. 「個人で利用」か「チームで利用」を選ぶ。
  7. ワークスペース名を入力し、「次へ」をクリックする。

認証コードの有効期限は5分間だ。新規登録画面で「Googleでログイン」「Microsoftでログイン」「Appleでログイン」を選べば、それぞれのアカウントでも登録できる。最後に有料プランが提案されたときは、右上の × ボタンで購入画面を閉じれば、フリープランのまま使える。

ワークスペースに入ったら、ホーム画面の真ん中にある「録音開始」を押すと、マイクの音声がその場で文字になる。終えるときは停止ボタンを押す。

Web会議に Notta Bot を参加させる

ヘルプの「Web会議の文字起こし」にある手順だ。どのプランでも使える。

  1. Notta Web版にログインし、ホーム画面の真ん中にある「Web会議の文字起こし」をクリックする。
  2. 「発話言語」を、会議で実際に話す言語に合わせる。
  3. Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webex の招待URLを貼り付ける。
  4. 必要に応じて「オプション」で、ボットの表示名や録音通知バナーを設定する。
  5. 「文字起こしする」をクリックする。
  6. 待機室やロビーがある会議では、ホストが Notta Bot の参加を承認する。

Zoom ではホストが待機室で「許可」を押したあと、「Nottaがこのミーティングのレコーディングをリクエストしています」の画面で「承認」を押す。Google Meet では「承認」、Teams では「参加許可」を押す。ホストが5分以内に承認しないと、Notta Bot は会議から自動で退出する。

文字起こしできるのは、主催者が始めた進行中の会議だけだ。Zoom では外部参加者によるローカルレコーディングを有効にしておく必要があり、Zoom と Webex のウェビナーには対応しない。Teams では、ログインが必要な会議に参加できない。

Google カレンダーや Outlook カレンダーと連携すると、会議の URL を含む予定が「Web会議の予定」に並ぶ。右上の歯車アイコンから「カレンダー予定への自動参加」をオンにすると、指定した予定に Notta Bot が自動で参加する。

録音ファイルを取り込む

ヘルプの「ローカルファイルのインポート」にある Web版の手順だ。

  1. ホーム画面の真ん中にある「アップロード」をクリックする。
  2. ファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックして選ぶ。
  3. アップロードが終わったら、「次へ」をクリックする。
  4. 発話言語と話者識別を設定し、「アップロード」をクリックする。

音声は1GBか5時間、動画は10GBか5時間の小さいほうまでだ。話者を識別するときは3時間までになる。対応する形式は、音声が wav、mp3、m4a など、動画が mp4、mov、webm などだ。iPhone ではボイスメモの「共有」から Notta を選んで取り込める。

スマホアプリ

iOS 10.0 以降と Android 7.0 以降で使える(ヘルプの「ご利用環境について」)。手順はヘルプの「新規登録の方法」による。

  1. App Store か Google Play で「Notta」を検索し、アプリをインストールする。
  2. アプリを起動し、右上の「ログイン」をタップする。
  3. 画面下部の「新規登録」をタップする。
  4. メールアドレスを記入し、「コードの送信」をタップする。
  5. 届いた6桁のコードを「6桁の認証コード」欄に入力する。
  6. パスワードを設定し、「新規登録」をタップする。
  7. ワークスペース名を設定し、「続ける」をタップする。

登録したら「+」ボタンをタップし、「インポート」「録音開始」「Web会議の文字起こし」から選ぶ。Web版と同じアカウントでログインすれば、データは端末の間で同期される。アプリの「録音開始」はインターネット接続が必要だ。ヘルプは電波の弱い場所では端末の標準の録音アプリで録り、あとで取り込むよう勧めている。

デスクトップアプリ

Windows 10 以降と macOS 11 以降で使える。他の参加者の声(システム音声)を録るには、macOS 13 以降が必要だ。ヘルプの「Nottaデスクトップ版の始め方」による。Mac では次のように入れる。

  1. Notta の公式サイトから .dmg ファイルをダウンロードする。
  2. .dmg ファイルを開き、Notta のアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップする。
  3. 「アプリケーション」フォルダか「Launchpad」から Notta を起動する。

Windows では公式サイトから .exe のインストーラーを入れて実行すると、インストール後に自動で起動する。Bot を使わずに会議を録るときは、ホーム画面で次のように操作する。

  1. 「会議を録音」→「Botなし」を選ぶ。
  2. 「画面と音声」か「音声のみ」を選ぶ。
  3. 自分の声も録るときは、「マイク音声を録音」をオンにしてマイクを選ぶ。
  4. 発話言語を選び、「文字起こしする」をクリックする。

仕事での使い方

ここでのプロンプトは Notta にこう頼めるという例だ。[ ] の中を自分の内容に差し替えて使う。TRAIL は出力を確かめていないので、要約は必ず文字起こしの元の箇所と照らし合わせる。

定例会議の議事録を毎回同じ形で作る

毎週の定例会議を、決まった形の議事録にまとめる場面だ。文字起こしが終わったノートの AI 要約エリアで「カスタム」を押し、テンプレート名とプロンプトを入れて「保存して生成」を押す。プレミアム以上で使える。次のように頼む。

プロンプト
## 会議の要約
- [プロジェクト名]の定例会議で話し合われた主なテーマを3つ挙げる。
## 決定事項
- 会議で決まったことを箇条書きにする。
## ToDo
- [ ] 担当者と期限が発言から分かる作業を、担当者名と期限を添えて並べる。
## 持ち越しの課題
- 結論が出なかった議題を書く。

保存したテンプレートは「テンプレート管理」から次の会議でも選べる。ヘルプは要約の前に文字起こしを直し、話者名を実名に変えておくよう勧めている。

商談の記録から次の打ち手をまとめる

顧客との商談を、営業の報告に使う形にまとめる場面だ。カスタムテンプレートに次のように書く。

プロンプト
## 商談の概要
- 顧客名:[会社名]、商談の目的を1行で書く。
## 顧客の課題と要望
- 顧客が話した課題、予算、導入時期を、発言から分かる範囲で書く。
## 懸念点
- 顧客が示した不安や反対意見を挙げる。
## 次のアクション
- [ ] こちらが約束したことと期限を並べる。
発言から分からない項目は「記録なし」と書く。

ビジネスプランでは、Salesforce や HubSpot などの CRM と連携できる。

取材やインタビューの録音から記事のメモを作る

ICレコーダーやスマートフォンで録った取材の音声を、記事の材料にする場面だ。「アップロード」で音声を取り込み、話者識別をオンにして文字に起こす。そのあとカスタムテンプレートで次のように頼む。

プロンプト
## 話し手の主張
- [取材相手の名前]の主な主張を3つ、根拠になる発言と合わせて書く。
## 引用したい発言
- 記事に引用できそうな発言を、話した時刻と一緒に5つ挙げる。
## 確認が必要な点
- 数字や固有名詞で、聞き取りに自信が持てない箇所を挙げる。

カスタムテンプレートでは、タイムスタンプが標準で入る。音声が90分未満なら、Web版で要約のタイムスタンプを押すと文字起こしの該当箇所に移れるので、引用する発言はそこで確かめる。

複数の会議をまとめて振り返る

数か月分の会議を読み直さずに、決定の流れをつかみたい場面だ。Notta 画面の左上にある「メニューアイコン(9つの点)」から「Notta Brain」を開く。入力欄で「@」を打つと、フォルダや録音を指定できる。次のように頼む。

プロンプト
@[フォルダ名] このフォルダの会議記録から、[テーマ]について決まったことを日付順に並べてください。
途中で方針が変わった点があれば、どの会議で変わったかを書いてください。

回答の中の [1] のような数字を押すと、もとの録音の該当箇所が再生される。

会議の内容から報告用のスライドを作る

会議で決まったことを、上司や他部署に説明するスライドにする場面だ。記録の詳細画面の Brain サイドパネルか、Notta Brain の画面で次のように頼む。Web版で使える。

プロンプト
この会議の内容をスライドにまとめてください。
[部長会議]向けに、最初に結論、次に決まった理由、最後に今後の予定と担当を入れてください。

スライドは最大15ページで、AI が枚数を決める。「プレビュー」でページを開き、「簡潔にする」「詳しくする」で直せる。「ダウンロード」から .pptx か .pdf で保存する。1件で300クレジットを使う。

手元の資料と会議の発言を照らし合わせる

提案書や仕様書の内容が、会議で話したことと合っているかを確かめる場面だ。Notta Brain の入力欄の左にあるクリップアイコンからファイルを選び、「@」で会議の録音も指定して頼む。

プロンプト
@[会議の録音のタイトル] 添付した[提案書]の内容と、この会議で顧客が話した要望を比べてください。
提案書が答えていない要望と、会議の発言と食い違う記述を一覧にしてください。

一度にアップロードできるのはファイル3つまで、合計32MBまでだ。チャットに直接上げたファイルはそのチャットの中だけで使われ、ワークスペースには保存されない。

うまく頼むコツ

ヘルプの「カスタムテンプレートを作成する」にある、プロンプトの書き方の説明から3つを選んだ。ヘルプは議事録から何を得たいのかを明確にし、必要な情報を明確で簡潔な言葉で説明するよう勧めている。

何を知りたいかを具体的に書く

「要約して」だけでは、何を残すかを AI が決めてしまう。ヘルプは「会議で提起された3つの課題に対する解決策と提案について説明してください」のように、知りたいことと数を入れた例を挙げている。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
会議を要約して。

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
本日の会議で討論された3つの主要テーマと、それぞれの結論を教えてください。

見出しと箇条書きを Markdown で指定する

カスタムテンプレートは Markdown の形式に対応している。見出しは「#」「##」「###」、箇条書きは「-」、作業の項目は「- [ ]」、連番は「1.」で書く。ヘルプはこの形で書くと、望む形式の要約が得られやすいと説明している。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
要約とタスクと進捗を書いて。

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
## 会議の要約
- 主な結論を3つまで書く。
## 現在の進捗
- 進んだ作業と遅れている作業を分けて書く。
## ToDo
- [ ] 担当者が決まった作業を並べる。

要らないものは要らないと書く

カスタムテンプレートの要約には、タイムスタンプが標準で入る。ヘルプは不要ならその旨を書くよう案内している。社外に渡す要約のように、時刻が邪魔になるときは指示に入れる。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
お客様に送る議事録を作って。

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
お客様に送る議事録を作ってください。タイムスタンプは入れないでください。
## 打ち合わせの目的
## 合意した内容
## 今後の予定

使いこなすための設定や機能

社内の用語や人名が正しく文字にならないときは、単語登録を使う。「プロフィール画像」→「設定」→「単語登録」→「追加する」で、「読み」と「表記」を入れる。登録できる数はフリーが3個、プレミアムが200個、ビジネスが1,000個までだ。登録した単語はそのあと新しく作る文字起こしに使われる。

言語の初期値も設定で変えられる。会議の言語は「プロフィール画像」→「設定」→「詳細設定」→「言語設定」→「発話言語」、要約の言語は「詳細設定」→「AI要約の言語」で選ぶ。画面の言語は「詳細設定」→「表示言語」で切り替える。

ビジネス以上では「自動化ルール」を作れる。たとえば、会議が終わったら「定例会議」のテンプレートで AI 要約を作り、Slack のチャンネルに送る、といった流れを自動にできる。Notion へはノート詳細画面の「外部サービスに同期」→「ドキュメントに同期」→「Notion」で、要約と文字起こしを送れる。

社外の人にノートを見せるときは、ノートの「共有」→「公開共有」で「外部共有」をオンにし、「リンクをコピー」で送る。リンクには有効期間とパスワードを付けられる。プレミアム以上では、ノートの右上の「ダウンロード」アイコンから、テキスト、Word、PDF、Excel、字幕用の srt などで保存できる。

ほかのツールとの違い

TRAIL のファクトパック(2026年10月24日時点)にある値で比べた。

Notta Granola ElevenLabs
提供元 Notta株式会社 Granola ElevenLabs
得意なこと 会議や通話の文字起こしと要約 会議に Bot を入れずに文字起こしする会議ノート 音声合成、文字起こし、音声エージェント
無料の範囲 フリー。文字起こし月120分、1回3分まで Basic $0。閲覧できる会議履歴は直近30日分 Free $0/月。月10,000クレジット
最安の有料プラン プレミアム 年払いで月1,185円相当(税込) Business $14/ユーザー/月 Starter $6/月
画面の日本語 対応 英語のみ。文字起こしと要約は日本語に対応 確認できていない
会社で使うときのデータの扱い ビジネス Plus に AI 学習を無効にする設定。データは日本国内に保管 Enterprise に SSO、管理者向けの制御、組織全体の自動削除期間 ファクトパックに記載なし

日本語の画面と円建ての料金で使え、Web会議に Bot を参加させる方法と、Bot を入れない方法の両方を選べるのが Notta だ。Granola と ElevenLabs の料金は米ドルで書かれている。

詳しい違いは音声AIの比較表と、Granola と Notta の比較、ElevenLabs と Notta の比較にまとめている。

困ったときは

上限に達した

「この機能の制限に達しました」と出たら、文字起こし時間、ファイルの取り込み数、AI 要約の回数のどれかが月の上限に達している。ホーム画面の右側の「プラン使用状況」で、使った量とリセットの時刻を確かめられる。上限は、フリーは登録した日、有料は購入した日の毎月同じ日時に戻る。

プレミアムでは、文字起こし時間だけを追加で買うことはできない。足りなければビジネスへ上げる。ビジネスで回数が足りないときは、契約アカウントを足すと上限が増える。

ログインできない

パスワードを5回続けて間違えると、メールアドレスとパスワードでのログインが1時間止まる。パスワードを再設定しても解除されない。Google、Microsoft、Apple のアカウントと連携していれば、そちらからすぐにログインできる。認証コードのメールが迷惑メールに振り分けられないよう、ヘルプは「register.notta.ai」を受信の許可リストに入れるよう勧めている。

Notta Bot が会議に入れない

Zoom でレコーディングの依頼が出ないときは、ホストのアカウントで Zoom の「設定」→「レコーディング」を開き、「コンピュータ ファイルにレコーディングする」をオンにする。「ホストにレコーディングの権限をリクエストできるユーザー」で「外部のミーティング参加者」にも印を付ける。Teams でログインが必要と出るときは、会社の管理者が Teams 管理センターで匿名の参加やゲストアクセスを許可する必要がある。

ファイルが読めない

まずファイルの大きさ、長さ、形式が上限に収まっているかを見る。文字起こし時間が残っていても、その月に取り込めるファイルの数が足りないとアップロードできない。形式が対応していても、エンコードによっては処理できないことがあり、ヘルプは公式のオンライン変換ツールで変換するよう勧めている。PDF や Word のような文書ファイルは、文字起こしの対象にならない。

文字起こしが間違っている

結果が録音とまったく違うときは、発話言語の設定が合っているかを確かめる。ヘルプは、周りの雑音を減らす、マイクの正面でゆっくり話す、2人以上で同時に話さない、圧縮しない wav で録る、といった工夫を挙げている。よく間違える用語は単語登録する。ヘルプによると、整然と話すフォーマルな会議で認識率90%以上、軽い打ち合わせで50%〜80%程度が目安だ。

解約したい

Web版で買った場合は、パソコンで次の手順で自動更新を止める。

  1. Notta Web版にログインする。
  2. 画面右上の「プロフィール画像」→「契約管理」をクリックする。
  3. 画面を一番下までスクロールし、「プランの解約」をクリックする。
  4. 「このまま解約しますか?」の画面で「解約する」をクリックする。

更新日の24時間前までに手続きする。アプリで買った場合は、iPhone の「設定」のサブスクリプションか、Google Play の「定期購入」から解約する。アプリを消しても解約にはならない。途中で解約しても、日割りの返金はない。有効期限が切れてフリープランに戻ると、有料のときに文字起こししたテキストは冒頭の3分しか見られなくなる。

アカウントやデータを消したい

ノートを消すとゴミ箱に移り、30日後に完全に削除される。すぐに消すときは「すべてのノート」の「ゴミ箱」で「完全に削除」を選ぶ。

アカウントを消すには、有料プランの期限が切れていること、録音機の連携を外していることなどが条件になる。Web版では「プロフィール画像」→「設定」→「アカウントを削除」を選び、画面の案内に従う。削除するとすべてのデータが消え、元には戻せない。

気をつけること

文字起こしや要約が間違っていることがある

利用規約は、音声認識の性質上、会話の完全なテキストを作ることは保証しないと定めている。利用者が文字起こしの内容を確かめ、直して使う前提だ。

入力したデータの扱い

ヘルプの「AI学習について」によると、Notta に音声認識エンジンを提供する国内のパートナー企業が、音声と認識結果からランダムに選んだデータを、エンジンの学習に使う。音声認識の学習に使わせたくないなら、「AI学習なし」のビジネス Plus かエンタープライズを選ぶ。どのプランでも、音声認識以外の AI 機能にはデータを学習に提供していない。

ヘルプは、文字起こしの内容は暗号化されていて、Notta のスタッフは見られないと説明している。デスクトップ版の「プライバシーモード」では、録音と文字起こしをパソコンの中だけで処理し、クラウドに上げない。プレミアム、ビジネス、エンタープライズで使えるが、クラウドでの AI 要約や端末間の同期は止まるか、制限される。

録音することを参加者に知らせる

Notta Bot は参加者の一覧に表示される。「Notta Botの録音通知バナーを表示」をオンにすると、録音中であることを伝えるバナーが参加者全員に表示される。フリープランではこのバナーを消せない。「録画開始メッセージ通知」をオンにすると、録画を始めるときに会議のチャットへメッセージが送られる。

デスクトップ版の Botなし録音では、他の参加者に文字起こしされていることは通知されない。ヘルプは、国や地域によっては録音に参加者全員の同意が必要になる場合があると説明している。録音する前に必要な同意を得るのは利用者の責任で、Notta は利用者に代わって同意を確かめない。

生成物の権利

利用規約は、利用者が入力・提供したすべての情報の所有権や知的財産権は利用者に属すると定めている。一方で、発話者を含む第三者の知的財産権、プライバシーの権利などを侵害する行為を禁じている。AI 要約やスライドのような出力の権利を個別に定めた条文は、規約に見当たらなかった。

会社で使うときのルール

ビジネスでは、メンバーの招待と削除、ロールの管理、外部共有の無効化、IP アドレスの制限、利用状況レポートを使える。エンタープライズでは、SAML シングルサインオン、AI 機能の無効化、自動削除、操作ログ、パスワードの有効期限などを管理者が決められる。

よくある質問

無料でずっと使えますか

使える。フリープランに期間の制限はなく、自分でプランを上げない限り課金されない。ただし文字起こしは月120分、1回3分まで、AI 要約は月10回までだ。長い会議を記録するなら、1回5時間まで文字起こしできるプレミアム以上が要る。

日本語で使えますか

使える。画面は日本語で、文字起こしは日本語、英語など58言語に対応する。社内の用語は単語登録で覚えさせられる。

スマホで使えますか

使える。iPhone と Android のアプリで、録音、ファイルの取り込み、Web会議の文字起こし、AI 要約ができる。Notta Brain へのファイルのアップロードと、スライドの作成は Web版でだけ使える。

録音していることは参加者に伝わりますか

Notta Bot を使うと、参加者の一覧に Bot が表示される。録音通知バナーを出す設定もある。デスクトップ版の Botなし録音では通知されないので、録音する前に参加者の同意を得ておく。

入力した音声は学習に使われますか

音声認識のエンジンの学習には、プランによって使われる。提供元のパートナー企業がランダムに選んだデータを学習に使い、ビジネス Plus とエンタープライズでは使わない。音声認識以外の AI 機能では、どのプランでも学習に使われない。

Granola との違いは何ですか

Granola は会議に Bot を入れずに記録する会議ノートで、画面は英語だけだ。Notta は画面が日本語で、Bot を参加させる方法と、デスクトップ版で Bot を入れずに録る方法の両方がある。

解約したら返金されますか

Web版で買った有料プランの払い戻しには、原則として対応していない。途中で解約しても日割りの返金はなく、期限までは使える。アプリで買った場合は、Apple や Google の返金手続きに従う。

次に読む

年表で見ると:Notta の節目と更新年表を見る
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TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.09.24 まで。

出典

この記事に出てくるツール

  • Notta

    Notta株式会社

    会議や通話を文字起こし・要約する音声AI

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIなし

    有料プレミアム 年払いで月1,185円相当(年14,220円、税込)

    年表
    31件
    最新の更新
    2026.09.24
  • Granola

    Granola

    会議ボットなしで文字起こしする会議向けAIノート

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料Business $14/ユーザー/月

    年表
    26件
    最新の更新
    2026.10.06
  • ElevenLabs

    ElevenLabs

    音声合成・文字起こし・音声エージェントのAI

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料Starter $6/月

    年表
    51件
    最新の更新
    2026.10.21

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Timeline

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  1. 『Notta Memo Pro』を発表、10月13日発売

    Notta・機能 最終確認 2026年10月10日

  2. Memo 付属プランを「ハードウェアプラン」に

    Notta・料金 最終確認 2026年10月10日

  3. 「音声AIプラットフォーム」へ再定義

    Notta・企業 最終確認 2026年10月10日

  4. 法人向けの「ビジネスPlus」を新設

    Notta・料金 最終確認 2026年10月10日

  5. 「Nottaデスクトップ」を公開

    Notta・機能 最終確認 2026年10月10日

  6. 『Notta Brain』を正式リリース

    Notta・機能 最終確認 2026年10月10日