Nano Banana の使い方 無料で作れる範囲と画像編集のプロンプト例

Google の画像生成AI「Nano Banana」は Gemini アプリで無料から使え、API に画像の無料枠はない。アプリと API の始め方、プランの違い、透かし、写真の修正や合成、文字入れのプロンプト7例をまとめた。

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この記事の要点

  • Nano Banana は Google の画像生成・編集モデルの名前だ。文章から画像を作り、写真の一部の修正や、複数の画像の合成、画像への文字入れができる。
  • Gemini アプリでは無料で Nano Banana 2 を使え、月¥725の Google AI Plus 以上で最新の Nano Banana 2.1 が使える。開発者向けの Gemini API に画像モデルの無料枠はない。
  • gemini.google.com かスマホの Gemini アプリで「画像」を選べば始められる。システムに組み込むなら Google AI Studio と Gemini API を使う。
目次11

何ができるか

Nano Banana は Gemini の画像を生成する機能の名前だ。Gemini アプリ ヘルプと Gemini API のドキュメントによると、主に次のことができる。

  • 画像の生成:文章の指示(プロンプト)から画像を作る。写実的な写真、水彩画、漫画風などの画風を指定できる。
  • 画像の編集:アップロードした写真や作った画像に、要素の追加や削除、画風の変更、色味の調整を文章で頼める。
  • 部分の修正:画像の一部だけを変え、残りはそのままにできる。ドキュメントはリビングの写真の青いソファだけを革のソファに変える例を挙げている。
  • 複数の画像の合成:複数の画像を組み合わせて新しい画像を作る。Gemini API では最大14枚の参照画像を使える。人物やキャラクターの見た目を、複数の画像でそろえることもできる。
  • 文字入れ:ロゴ、招待状、ポスター、インフォグラフィック(情報を図にまとめた画像)に、読みやすい文字を入れられる。

Gemini アプリのヘルプは、Nano Banana のモデルを3つ挙げている。Flash-Lite を選ぶと速さ重視の Nano Banana 2 Lite、Flash か Pro を選ぶと Nano Banana 2 で画像を作る。有料のプランでは、細部を足して作り直す Nano Banana Pro も使える。TRAIL の年表では、Nano Banana 2.1 が2026年10月6日に公開された。Gemini アプリの紹介ページでは、2.1 は Google AI のプランで使えるとしている。

料金とプランの選び方

Gemini アプリの料金は Google AI のプランのページ、API の料金は Gemini API の料金ページによる。2026年10月24日に確かめた。

プラン 月額 年払い 含まれるもの・上限 向いている人
無料 ¥0 なし Nano Banana 2 で生成と編集。ダウンロードは1K。標準の使用量上限 標準の上限で足りる人
Google AI Plus ¥725 記載なし 無料版の2倍の上限。Nano Banana 2.1 と「Pro でやり直す」。ダウンロードは2K 無料版の上限が足りない人
Google AI Pro ¥2,900 記載なし 無料版の4倍の上限。Nano Banana 2.1 と「Pro でやり直す」。Google AI Studio の上限が上がり、Nano Banana Pro も使える AI Studio でも試作したい人
Google AI Ultra ¥14,500 または ¥32,000 記載なし AI Pro の5倍か20倍の上限。2025年11月20日の発表では、目に見える透かしが付かない 透かしのない画像が要る人
Gemini API(Nano Banana 2.1) 従量課金 なし 1K の画像1枚$0.0336、2K は$0.0504、4K は$0.113。バッチは半額 アプリや社内システムに組み込む人

1K は1,024×1,024ピクセル、2K は2,048×2,048ピクセルの大きさだ。プランのページには税込みか税抜きかと、年払いの料金の記載がない。

個人のアカウントで無料で作れる枚数は、公式には数字で示されていない。Gemini アプリの上限はプロンプトの複雑さ、使うモデルと機能、チャットの長さで決まる計算量にもとづく。週の上限に達するまでは、5時間ごとに戻る。画像などの生成は使用量を多く使う。仕事用の Workspace のアカウントには枚数が示されている。Business Starter などでは Nano Banana 2 が1日20枚まで、「Pro でやり直す」が1日3枚までだ。Business Standard や Business Plus などでは、どちらも1日100枚までになる。

画像モデルには Gemini API の無料枠がない。料金は米ドルで示され、支払いは Google Cloud の請求先アカウントを通じて行う。有料枠に上げるときは、最低5ドル(またはほかの通貨の同じ額)を前払いする。Nano Banana 2.1 の料金は、ひとつ前の Nano Banana 2 の1K で1枚$0.067より安い。

プランのページでは、AI Ultra の上限は AI Pro の5倍か20倍だ。ヘルプの上限の表は4倍か20倍と書いていて、2つの公式ページで食い違っている。

日本はウェブアプリの対応地域に入り、日本語で使える。Gemini API のドキュメントはもっともよく動く言語の一つに日本語(ja-JP)を挙げている。

始め方

ブラウザ

ヘルプの「Gemini アプリへのログインに必要なもの」と「Gemini アプリで画像を生成、編集する」の手順だ。画像の生成にはログインが要る。

  1. パソコンで gemini.google.com を開く。
  2. 右上の「ログイン」を選び、Google アカウントでログインする。
  3. 左上の「サイドバーを開く」アイコンから「画像」をクリックする。
  4. テンプレートを選ぶか、プロンプトを入力する。
  5. できた画像にカーソルを合わせ、上部の「フルサイズでダウンロード」アイコンをクリックする。

手元の写真を直すときは、プロンプトと一緒に写真をアップロードする。作った画像を後で直すときは、次の手順になる。

  1. 左上の「サイドバーを開く」アイコンから「ライブラリ」をクリックする。
  2. 直したい画像をクリックする。
  3. 画像の下にある「チャット」をクリックする。
  4. 下部のテキスト ボックスに直し方を入力し、送信をクリックする。

画像の生成は13歳(国によって異なる)以上、画像の編集は18歳以上が使える。

スマホアプリ

Android と iPhone、iPad の Gemini アプリでも、同じように始められる。

  1. Gemini アプリを開く。
  2. 左上のメニュー アイコンから「画像」をタップする。
  3. テンプレートを選ぶか、プロンプトを入力する。
  4. できた画像を長押しし、「保存」をタップする。

「共有」をタップすると、画像の公開リンクが作られる。Gemini Live を始めて、話しかけて画像を頼むこともできる。

Google AI Studio

Google AI Studio は Gemini API のモデルをブラウザで試せる開発者向けの画面だ。

  1. Gemini API の料金ページを開き、Nano Banana 2.1 の欄の「Google AI Studio で試す」を押す。
  2. 開いた画面の「Type something...」と書かれた入力欄に、プロンプトを入力する。
  3. 「実行」ボタンを押す。
  4. 試したプロンプトをプログラムで使うときは、「コードを取得」ボタンを押す。

Google のブログによると、2026年4月20日から Google AI Pro と Ultra の契約者は、AI Studio の使用量上限が上がり、Nano Banana Pro も使える。

ターミナル

Gemini API のスタートガイドの手順だ。Python で画像を1枚作るところまで進める。

  1. Google AI Studio の API キーのページで、キーをコピーする。新規ユーザーには自動で作られている。
  2. 同じページで「お支払い情報を設定」を押し、請求先アカウントをリンクして前払いする。
  3. キーを環境変数に設定し、SDK を入れる。
  4. 下のコードを実行する。

キーの設定と SDK のインストールには、ドキュメントにある次のコマンドを使う。

コマンド
export GEMINI_API_KEY="YOUR_API_KEY"
pip install -U google-genai

ドキュメントにある、画像を作るコードの例は次のとおりだ。

python
from google import genai
from PIL import Image
import base64

client = genai.Client()

interaction = client.interactions.create(
    model="gemini-nano-banana-2.1",
    input="Create a picture of a nano banana dish in a fancy restaurant with a Gemini theme",
)

with open("generated_image.png", "wb") as f:
    f.write(base64.b64decode(interaction.output_image.data))

使用状況は AI Studio の「ダッシュボード」→「使用状況」で確かめられる。

仕事での使い方

ここでのプロンプトは Nano Banana にこう頼めるという例だ。[ ] の中を自分の内容に差し替える。TRAIL は出力を確かめていないので、できた画像は必ず自分の目で確かめる。アップロードする写真は、自分が使う権利を持つものに限る。

商品写真の背景を差し替える

手元の商品写真の背景だけを、季節のキャンペーンに合わせて変える場面だ。写真をアップロードして、次のように頼む。

プロンプト
添付した[商品名]の写真の、背景だけを[季節]らしい[場面]に変えてください。
商品の形、色、ロゴ、置き方はそのままにしてください。
光は[自然光/スタジオの柔らかい光]にしてください。

ドキュメントは顔やロゴのように残したい細部を、編集の頼みと一緒に書くよう勧めている。

告知ポスターに日本語の文字を入れる

社内イベントや店頭の告知に使うポスターを作る場面だ。次のように頼む。

プロンプト
[イベント名]の告知ポスターの画像を作成して。
大きな見出しは「[見出しの文字]」、その下に「[日時] [場所]」と入れてください。
[雰囲気]のデザインで、背景は[色]、縦長の2:3にしてください。

ドキュメントは先に文字の案を作らせてから、その文字を入れた画像を頼むと良い結果になるとしている。有料のプランなら、できた画像の右下のその他アイコンから「Pro でやり直す」を選ぶと、文字やインフォグラフィックの細部を足して作り直せる。

資料に入れる図を作る

会議の資料や研修のテキストに入れる、仕組みを説明する図を作る場面だ。次のように頼む。

プロンプト
[業務の名前]の流れを説明するインフォグラフィックを作成して。
手順は「[手順1]」「[手順2]」「[手順3]」の3つで、左から右へ矢印でつないでください。
社内の研修資料に入れるので、すっきりした[色]系のデザインにしてください。

Nano Banana 2 は世界に関する知識を使い、より正確な図やインフォグラフィックを作れるとヘルプは説明している。できた画像はその他アイコンから「Google ドキュメントにエクスポート」を選び、ドキュメントで編集を続けられる。

複数の写真から商品のモックアップを作る

商品の写真とモデルの写真を組み合わせ、使っている場面の画像を作る場面だ。2枚の写真をアップロードして、次のように頼む。

プロンプト
1枚目の[商品名]を、2枚目の人物が[場面]で使っている画像を作成して。
商品の色と形は1枚目のとおりにしてください。
屋外の自然な光で、横長の16:9にしてください。

Gemini アプリでは、1つのプロンプトに10個までファイルを添えられる。ドキュメントは複数の画像の合成を商品のモックアップやコラージュに向く使い方として挙げている。

画像の一部だけを直す

ほぼ完成した画像の、一か所だけを変えたい場面だ。画像を開いて、次のように頼む。

プロンプト
この画像の[変えたいもの]だけを[変更後のもの]に変えてください。
ほかの部分、構図、光の当たり方はそのままにしてください。

ドキュメントは会話で範囲を伝えて特定の部分を編集し、残りをそのままにする使い方を挙げている。ヘルプも画像の一部にすばやく特定の変更を加えられるとしている。

SNS 用に縦横比を変える

同じ画像を、横長のバナーと縦長の投稿の両方で使う場面だ。画像を開いて、次のように頼む。

プロンプト
この画像を縦長の9:16に変えてください。
[主役の人や物]の位置と大きさはそのままにし、足りない部分は背景を広げてください。

Gemini アプリの紹介ページはお気に入りの部分を切り取らずに、必要な形式に合わせてサイズを変えられるとしている。

商品画像を API でまとめて作る

通販サイトの商品ごとの画像を、まとめて作る場面だ。Gemini API の Batch API にプロンプトを並べて渡す。1件ずつのプロンプトは次のように書く。

プロンプト
[商品名]の商品写真を作成して。白い背景、正面からのスタジオ撮影、柔らかい影。
商品の特徴:[色]、[素材]、[形]。

Batch API は、結果が返るまで最大24時間かかる代わりに、レート上限(一定時間に送れるリクエストの上限)が高くなる。Nano Banana 2.1 のバッチの料金は1K の画像1枚$0.0168で、通常の半額だ。

うまく頼むコツ

Gemini API のドキュメントの「ベスト プラクティス」と、Gemini アプリの紹介ページの助言から3つを選んだ。ヘルプはプロンプトの最後に「描いて」「生成して」「作成して」のような言葉を入れるよう勧めている。

具体的に書く

紹介ページは思いつく限りの詳しい情報をプロンプトに入れるよう勧めている。詳しいほど、Gemini は指示を正確に理解できる。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
赤いドレスを着た女性の画像を作成して

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
赤いドレスを着た若い女性が公園を走っている画像を作成して

画像の目的を伝える

ドキュメントは画像を何に使うかを説明するよう勧めている。モデルが文脈をどう理解したかが、出来上がりに影響する。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
ロゴを作成して

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
高級感のあるミニマリストのスキンケア ブランドのロゴを作成して

入れたくないものは、あるべき姿で書く

「車なし」と書く代わりに、見たい場面を肯定の言葉で説明する。ドキュメントはこの書き方を「セマンティック ネガティブ プロンプト」と呼んでいる。

悪い例は次のとおりだ。

プロンプト
車なしの通りの画像を作成して

良い例は次のとおりだ。

プロンプト
交通の気配のない、空っぽの寂れた通りの画像を作成して

使いこなすための設定や機能

Gemini アプリでは、画像を頼む前に Gemini のモデルを切り替えると、使う Nano Banana のモデルが変わる。Flash-Lite では Nano Banana 2 Lite になり、複数の画像の参照や、何度も重ねる編集には対応しない。Flash か Pro では Nano Banana 2 になる。有料のプランでは、できた画像の右下のその他アイコンから「Pro でやり直す」を選べる。Nano Banana 2 の1日の上限に達すると、Pro でやり直すこともできなくなる。

アバターは自撮りの動画と音声の録音から作る、自分の姿の素材だ。作っておくと、毎回写真をアップロードしなくても、自分が出てくる画像を作れる。

Gemini API では、response_format で縦横比と大きさを指定する。縦横比は aspect_ratio に "16:9" のように、大きさは image_size に "2K" のように書く。大きさの K は大文字にし、小文字の "1k" は受け付けられない。Nano Banana 2.1 では、生成の前に考える量を minimal、medium、high から選べ、初期設定は medium だ。

tools に Google 検索を指定すると、天気や最近の出来事など最新の情報をもとに画像を作れる。検索のリクエストは Gemini 3 以降のモデルの合計で月5,000件まで無料だ。そのあとは1,000件ごとに$14かかる。

ほかのツールとの違い

TRAIL のファクトパック(2026年10月24日時点)にある値で比べた。

Nano Banana Adobe Firefly Midjourney FLUX
提供元 Google Adobe Midjourney, Inc. Black Forest Labs
得意なこと 文章の指示で画像を作り、写真を編集できる 画像・動画・音声を生成できる 文章から高品質な画像を生成する 画像・動画を生成、編集できる
無料の範囲 Nano Banana 2 を使える 毎日の無料生成枠で試せる。上限あり 無料プランなし 無料プランなし
最安の有料プラン Google AI Plus 725円/月 Firefly Standard 月額1,580円(米国は$9.99) Basic $10/月(年払いは月$8) API の従量課金。FLUX 3 Image は1Kで1枚$0.048
画面の日本語 対応 対応 英語のみ 公式の日本語の画面は確認できていない
最新のモデル更新 2026年10月6日(Nano Banana 2.1) 2025年10月28日(Image Model 5 の公開ベータ) 2026年7月24日(V8.2) 2026年10月15日(FLUX 3 Image Klein)

会社で使うときのデータの扱いは、ファクトパックに比べられる値がないため表に入れていない。Nano Banana の扱いは下の「気をつけること」にまとめた。詳しい違いは画像生成AIの比較表と、Adobe Firefly と Nano Banana の比較、Midjourney と Nano Banana の比較、FLUX と Nano Banana の比較にある。

困ったときは

上限に達した

上限に近づくと、Gemini アプリに通知が出る。上限に達すると通知が変わり、いつ上限が戻るかが分かる。選べるのは、上限の高いプランに上げるか、上限が戻るのを待つかだ。今の使用量は gemini.google.com の左下の設定アイコンから使用量上限アイコンを選ぶと見られる。

使えない・ログインできない

画像の生成は、Gemini アプリが対応するすべての国と言語で使える。仕事用のアカウントでは、対象の Workspace のエディションで、18歳以上である必要がある。学校用のアカウントでは、管理者がサービスの利用を許可している必要がある。

画像が消えた

Google の利用規約や、生成 AI の使用禁止に関するポリシーに違反するおそれがあるとシステムが判断すると、Gemini アプリが画像を削除することがある。

写真をアップロードできない

1つのプロンプトに添えられるのは10個までで、動画以外は1ファイル100MBまでだ。ファイルを正しく分析できなかったと出たときは、もう一度アップロードする。

文字や中身が違う

ドキュメントは頼んだ枚数を正確に守るとは限らないと書いている。文字は、先に文字の案を作ってから画像を頼む方法が勧められている。ヘルプは作った画像を使ったり公開したりする前に、自分で確かめるよう求めている。

API が止まった

前払いの残高が$0になると、その請求先アカウントのすべての API キーが同時に使えなくなる。クレジットを足すまで、リクエストは HTTP 402 のエラーになる。月の利用額にも上限があり、最初の Tier 1 では$250だ。

解約したい

Google AI のプランは Google One を通じて申し込むので、解約も Google One の設定で行う。

  1. gemini.google.com を開く。
  2. 下部の「設定とヘルプ」→「定期購入を管理」をクリックする。
  3. Google One の設定が開いたら、「メンバーシップを解約」→「解約」をクリックする。

法律で求められる場合を除き、残りの期間の分は払い戻されない。

履歴を消したい

gemini.google.com で「設定とヘルプ」→「アクティビティ」を開き、上部の「オン」から「オフにしてアクティビティを削除」をクリックする。履歴の保存を止め、あわせて消せる。

気をつけること

画像が間違っていることがある

ヘルプは Gemini アプリが作ったものを信頼したり、公開したり、使ったりする前に、自分で確かめて慎重に判断するよう求めている。図やインフォグラフィックの数字と文字は、元の資料と突き合わせてから使う。

入力したデータの扱い

個人のアカウントの Gemini アプリでは、人間のレビュアーがチャットの一部をレビューし、Google のサービスの改良に使うことがある。レビューされたチャットは最大3年間保持される。18歳以上では「アクティビティの保存」が初期設定でオンになっている。止めるには「設定とヘルプ」→「アクティビティ」を開き、上部の「オン」から「オフにする」をクリックする。オフでも、会話は最長72時間アカウントに残る。一時チャットは、人間のレビュアーに見られて Google AI の改善に使われることはない。

エンタープライズ グレードのデータ保護がある Workspace のアカウントでは、チャットとアップロードしたファイルがレビューされることも、生成 AI モデルの改良に使われることもない。

AI Studio と Gemini API の無料のサービスに送った内容は、人間のレビュアーが確認し、Google の製品の改良に使われることがある。Gemini API の追加利用規約は、無料のサービスに機密情報や個人情報を送らないよう求めている。請求先アカウントを有効にすると、プロンプトと回答は製品の改善に使われない。不正の検出と防止などのために、一定期間記録される。

生成物の権利と透かし

Google 利用規約は、ユーザーが生成できるオリジナルのコンテンツについて、Google は所有権を主張しないとしている。Gemini API の追加利用規約も同じで、使う人は Google が同じか似たものをほかの人に生成することに同意する、とも書いている。同じ規約では、作ったものの使い方と、それを共有した相手の使い方の責任は、使う人が負う。今回読んだ公式ページには、「商用利用」を名指しして認めたり禁じたりする記載はなかった。

Gemini API で作った画像には、すべて SynthID の透かしが埋め込まれる。SynthID は人の目には見えず、Google の技術で検出できる電子透かしだ。Gemini アプリでは、SynthID に加えて目に見える透かしも使う。2025年11月20日の Google のブログによると、目に見える透かしが付かないのは、Google AI Ultra の契約者と Google AI Studio で作った画像だ。画像を Gemini アプリにアップロードして、Google AI で作ったものかを尋ねると、SynthID で確かめられる。

会社で使うときのルール

生成 AI の使用禁止に関するポリシーは、プライバシーや知的財産権など他者の権利の侵害を禁じている。人をだます目的で、ほかの人になりすますことや、生成したものを人だけで作ったと偽ることも禁じている。

仕事用のアカウントでは、画像の上限が Workspace のエディションで決まる。上の料金の節で挙げた1日20枚や100枚がその例だ。この上限は毎日戻り、画像の需要によって頻繁に変わることがある。Gemini API は18歳以上が使える。欧州経済領域、スイス、英国の人に API を使うアプリを提供するときは、有料のサービスだけを使える。

よくある質問

無料でずっと使えますか

Gemini アプリでは、個人の Google アカウントがあれば Nano Banana 2 を無料で使える。ただし、5時間ごとに戻る計算量の上限があり、作れる枚数は示されていない。Nano Banana 2.1 と「Pro でやり直す」は、月¥725の Google AI Plus からだ。

日本語で使えますか

使える。日本は Gemini ウェブアプリの対応地域で、日本語にも対応している。ヘルプはサポートされているすべての言語で、つづりのより正確な文字を画像に入れられるとしている。

スマホで使えますか

使える。Android と iPhone、iPad の Gemini アプリで、左上のメニュー アイコンから「画像」をタップする。できた画像は長押しして保存できる。

商用利用できますか

今回読んだ公式ページには、商用利用を名指しした記載はなかった。Google 利用規約は、ユーザーが生成したコンテンツの所有権を Google は主張しないとしている。ヘルプは、第三者の著作権やプライバシーの権利を侵害しないよう求めている。2025年11月20日の発表では、無料と AI Pro で作った画像には目に見える透かしが付く。

作った画像や写真は学習に使われますか

個人のアカウントで「アクティビティの保存」がオンなら、チャットの一部がレビューされ、サービスの改良に使われることがある。オフにすると、フィードバックを送った場合を除き、以後のチャットは AI モデルの改良に使われない。Gemini API と AI Studio は、請求先アカウントを有効にすると製品の改善に使われない。

作った画像に透かしは付きますか

付く。Gemini API で作ったすべての画像に、目に見えない SynthID の透かしが入る。目に見える透かしは、2025年11月20日の発表では、Google AI Ultra の契約者と Google AI Studio で作った画像には付かない。

Midjourney との違いは何ですか

Nano Banana は Gemini アプリで無料から使え、最安の有料プランは Google AI Plus の月725円だ。Midjourney には無料プランがなく、最安は Basic の月$10になる。Midjourney の画面は英語のみで、Nano Banana は日本語の画面で使える。

次に読む

年表で見ると:Nano Banana の節目と更新年表を見る
54日37日33日98日2026.02.26 Nano Banana 2 を公開2026.02.26Nano Banana2 を公開Nano Banana 2 を公開2026.04.21 日本で Gemini in Chrome を開始2026.04.21日本でGemini in…日本で Gemini in Chrom…2026.05.28 Nano Banana 2 と Pro の API が正式版2026.05.28Nano Banana2 と Pro…Nano Banana 2 と Pro…2026.06.30 Nano Banana 2 Lite を公開2026.06.30Nano Banana2 Lite を…Nano Banana 2 Lite を…2026.10.06 Nano Banana 2.1 を公開2026.10.06Nano Banana2.1 を公開Nano Banana 2.1 を公開

TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.06 まで。

出典

この記事に出てくるツール

  • 文章の指示で画像を作り、写真を編集できるAI

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Google AI Plus 725円/月

    年表
    22件
    最新の更新
    2026.10.06
  • Gemini

    Google

    Google の対話型AI。文章・画像・動画・調査に対応

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Google AI Plus ¥725/月

    年表
    88件
    最新の更新
    2026.10.20
  • Gemini の開発環境と、文章からアプリを作る Build モード

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料Google AI Pro / Ultra Google AI プランに含まれる

    年表
    6件
    最新の更新
    2026.05.19
  • 画像・動画・音声を生成できる Adobe の生成AI

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Firefly Standard 月額1,580円(米国は$9.99)

    年表
    29件
    最新の更新
    2026.09.23
  • Midjourney

    Midjourney, Inc.

    文章から高品質な画像を生成するAIツール

    • 無料プランなし
    • 画面の日本語なし
    • APIなし

    有料Basic $10/月(年払いは月$8)

    年表
    45件
    最新の更新
    2026.10.08
  • FLUX

    Black Forest Labs

    画像・動画を生成、編集できるAIモデル群

    • 無料プランなし
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料API 従量課金(画像) FLUX 3 Image は1Kで1枚$0.048

    年表
    35件
    最新の更新
    2026.10.15

Timeline

関連する出来事

  1. Nano Banana 2.1 を公開

    Nano Banana・モデル 最終確認 2026年10月11日

  2. Nano Banana 2 Lite を公開

    Nano Banana・モデル 最終確認 2026年10月10日

  3. Nano Banana 2 と Pro の API が正式版

    Nano Banana・モデル 最終確認 2026年10月10日

  4. Nano Banana 2 を公開

    Nano Banana・モデル 最終確認 2026年10月10日

  5. Nano Banana Pro を公開

    Nano Banana・モデル 最終確認 2026年10月10日

  6. Gemini アプリで AI 画像の判定を開始

    Nano Banana・機能 最終確認 2026年10月10日