AI資料作成ツール「Gamma」 API キーが無料の Free を含む全プランで使える
Gamma が2026年10月22日、API キーと REST API を Free を含む全プランに開放した。変更前は Pro・Ultra・Business のプランだけだった。利用はクレジットとプランの上限に従う。
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.22 まで。
- Gamma は2026年10月22日、API キーと REST API を Free を含むすべてのプランに開放した。
- 変更前の TRAIL の記載では、API キーを使えるのは Pro、Ultra、Business だった。
- 利用はクレジットとプランごとの上限に従う。分析機能は Pro 以上に限る。
何が発表されたか
Gamma は2026年10月22日、API キーと REST API を全プランに開放した。API は、ほかのソフトから Gamma の機能を呼び出すための窓口だ。API キーは、呼び出す側を Gamma が見分けるための文字列である。
API キーと REST API は、Free を含むすべてのプランで使える。発表元の Gamma 開発者向け更新履歴は、使える量が「クレジットとプランの上限」で決まると書いている。クレジットは、Gamma の AI 機能と API が共通で使う利用量の単位だ。
Free には3つの上限がある。1回に作れるカードは最大10枚、同時に動かせるエージェントの作業は2件で、最高品質の max は使えない。カードはスライドの1枚にあたる。エージェントは、指示を受けて資料を計画して作る機能だ。
分析のエンドポイントと MCP の分析ツールは、Pro 以上に限る。この制限は、OAuth やコネクタで使う人を含むすべての呼び出し元に及ぶ。
年表で見ると
TRAIL の年表にある Gamma の料金・提供終了の履歴は4件で、重要度2は次の3件だ。
- 2025年9月15日:最上位プラン Gamma Ultra を追加。同じ日に API でクレジット制の料金が導入された
- 2025年9月30日:クレジット併用の料金体系へ移行を発表
- 2026年10月22日:API キーを Free を含む全プランに開放
残る1件は2026年1月16日の API v0.2 停止で、重要度は1だ。基準日の2026年10月23日までの10月に、Gamma の出来事は3件ある。10月5日に API から Gamma エージェントで作成・編集できるようになり、10月6日に Gamma 5 が公開された。
TRAIL の年表では、API の出来事が10月5日と10月22日の2回ある。10月5日に加わったエージェント向けの API は、10月22日から Free でも使える。
同じカテゴリで比べると
生産性ツールの比較表で同じカテゴリの Notion AI と n8n について、年表で重要度2以上の直近の出来事を並べる。
| ツール | 日付 | 出来事 |
|---|---|---|
| Gamma | 2026年10月22日 | API キーを Free を含む全プランに開放 |
| Notion AI | 2026年10月19日 | Notion AI に2種類の月間クレジット |
| Notion AI | 2026年10月13日 | Notion 3.8 で外部エージェントとの連携を拡充 |
| n8n | 2026年9月25日 | n8n Agents を公開 |
Notion AI と n8n の出来事の中身は、この記事の材料に含まれない。API の開放範囲の比較は書けない。
誰が、いくらで使えるか
対象は Gamma のすべてのプランだ。TRAIL の料金データ(2026年10月19日確認)では、年払いの1席あたり月額と毎月のクレジットは次のとおり。
- Free:¥0。登録時に400クレジットで、補充はない
- Plus:¥1,440。月1,000クレジット
- Pro:¥2,500。月4,000クレジット
- Business:¥5,900。月10,000クレジット
- Ultra:¥13,274。月20,000クレジット
Free の400クレジットは補充されない。公式の文書によると、API の利用は Gamma アプリの AI 機能と同じクレジット残高から引かれる。足りないときは、上位プランへの変更、追加購入、自動チャージの設定から選ぶ。
プランごとの上限の違いは、公式の Access and pricing のページでは次のとおりだ。
| 上限 | Free | 有料プラン |
|---|---|---|
| 1つの gamma のカード数 | 最大10枚 | 最大100枚(Plus 以上) |
| 同時に動かせるエージェントの作業 | 2件 | 10件 |
| 最高品質 max のエージェント | 不可 | Pro 以上 |
| 分析のエンドポイントと MCP の分析ツール | 不可 | Pro 以上 |
API キーでの利用は、キーの持ち主のクレジットを使う。同じキーを共有するチームでは、持ち主の残高が減る。ワークスペースの管理者は、API キーの利用を制限したり止めたりできる。キーを作れないときは、管理者に確認するよう文書は案内している。
MCP サーバーと、ChatGPT・Claude のコネクタは、TRAIL の変更前の記載でも全プランで使えるとされていた。
まだ分からないこと
発表と公式の文書には、次のことが書かれていない。
- 従来 API キーが有料プランに限られていた経緯と、Plus での扱い
- 各プランの上限が今後も同じか
- Free の400クレジットで実際にどこまで作れるか
- 日本語の出力や日本からの利用に関する、プランごとの違い
公式の文書は、クレジットの消費の割合と消費の対象になる操作が変わることがあると注記している。