「Dify」でアプリに接続できるIPを限定 月$59のプランから提供

Dify は2026年10月30日、Dify Cloud のアプリに接続できる IP アドレスを限定する機能を発表した。対象は Professional と Team だ。Web ページや API など、保護する接続先をアプリごとに選べる。

すりガラスの細い柵の内側に薄紫の球が1つあり、外側に白い陶器の球が2つ置かれた静物写真

この記事の要点

  • Dify は2026年10月30日、Dify Cloud のアプリに IP Access Control for Apps を提供した。アプリに接続できる IP アドレスを限定する機能だ。
  • 社内向けの AI アプリを Dify で作り、使える場所を絞りたい企業の IT 部門に関係する。
  • 使えるのは Dify Cloud の Professional と Team のプランである。
目次4

何が変わるか

Dify は2026年10月30日、アプリへの IP アクセス制御を提供した。IP アドレスはインターネット上で機器を見分ける番号である。

Dify の発表によると、ワークスペースの所有者と管理者は、IP ポリシーを作れる。IP ポリシーはアクセスを許す IP アドレスや範囲をまとめた許可リスト(allowlist)だ。1つのポリシーを複数のアプリで使い回せる。

ポリシーはアプリの Access Point のページで選び、あわせて保護するアクセスポイントを選ぶ。アクセスポイントはアプリを使うときの接続先のことだ。アプリによって、Web ページ、サービス API、MCP サーバー、Webhook などのトリガーがこれにあたる。

発表には、Access Point のページの画面が載っている。このページでは、IP アクセス制御がオンかどうかと、いくつのアクセスポイントを保護しているかが分かる。

アプリの Access Point ページで、IP アクセス制御の状態と保護するアクセスポイントを表示した画面
出典:Dify

設定済みのアプリで制御を一時的に止めると、状態は PAUSE になる。ポリシーと選んだアクセスポイントは保存されたままだ。ただし、止めている間は IP の制限が効かない。

許可されていないネットワークから保護されたアプリのページを開くと、アクセスできない旨の表示と、その人の今の IP アドレスが出る。

誰に関係するか

対象は Dify Cloud の Professional と Team のプランだ。TRAIL が2026年11月2日に確かめた料金では、Professional はワークスペースあたり月$59、Team は月$159である。設定は Settings → IP Policies でポリシーを作り、アプリの Access Point のページで選ぶ。

会社の外の人にアプリのリンクが届いても、許可していない IP アドレスからは開けないようにできる。

年表で見ると

TRAIL の年表では、Dify の直前の出来事は2026年8月27日の Agent を独立したアプリとして提供である。その前は2026年7月17日の v1.16.0 での Dify Agent(ベータ)の公開だった。同じ自動化の分野では、n8n が2026年10月27日に n8n 3.0 のベータ版を公開した。

まだ分からないこと

発表は無料の Sandbox プランや、セルフホスト版の Community と Enterprise で使えるかに触れていない。この機能に追加の料金がかかるかも書かれていない。ポリシーの数や登録できる IP アドレスの数の上限も示されていない。

年表で見ると:Dify の節目と更新年表を見る
57日22日41日64日2026.04.29 v1.14.0 でワークフローの共同編集に対応2026.04.29v1.14.0 でワークフローの…v1.14.0 でワークフローの…2026.06.25 v1.15.0 で公式 CLI の difyctl を追加2026.06.25v1.15.0 で公式 CLI の…v1.15.0 で公式 CLI の d…2026.07.17 v1.16.0 で Dify Agent(ベータ)を公開2026.07.17v1.16.0 でDify Agent…v1.16.0 で Dify Agent…2026.08.27 Agent を独立したアプリとして提供2026.08.27Agent を独立したアプリと…Agent を独立したアプリと…2026.10.30 アプリへの IP アクセス制御を提供2026.10.30アプリへの IPアクセス制御…アプリへの IP アクセス制…

TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.30 まで。

出典

この記事に出てくるツール

  • Dify

    LangGenius

    LLMアプリやエージェント、ワークフローを組み立てるオープンソースの開発基盤

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語あり
    • APIあり

    有料Professional $59/ワークスペース/月(年払いは$590/年)

    年表
    23件
    最新の更新
    2026.10.30
  • n8n

    n8n GmbH

    AIエージェントと業務の自動化をノードでつないで作るワークフロー基盤

    • 無料プランあり
    • 画面の日本語なし
    • APIあり

    有料Starter 20€/月(年払い)

    年表
    27件
    最新の更新
    2026.10.27

Timeline

関連する出来事

  1. アプリへの IP アクセス制御を提供

    Dify・機能 最終確認 2026年11月2日

  2. Agent を独立したアプリとして提供

    Dify・機能 最終確認 2026年10月13日

  3. v1.16.0 で Dify Agent(ベータ)を公開

    Dify・機能 最終確認 2026年10月13日

  4. n8n 3.0 のベータ版を公開

    n8n・機能 最終確認 2026年10月27日