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Manus 2.0 公開、モデル更新は287日ぶり。Cascade を刷新

Manus が2026年9月28日に Manus 2.0 を公開した。基盤の Cascade を刷新し、Cloud Computer と Automations を加えた。モデル更新は287日ぶりで、独立運営の再開から27日後だ。

年表で見ると:Manus の節目と更新年表を見る
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TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.09.28 まで。

  • Manus が2026年9月28日、Manus 2.0 を公開した。エージェントを動かす基盤 Cascade を新しくし、Cloud Computer、Automations、Manus Studio を加えた。
  • Manus に作業を任せている人と、メールや Slack をきっかけに作業を自動で始めたい人に関係する。
  • 発表の時点で、Web、デスクトップ、モバイルで使える。対象プランと Cloud Computer の価格は発表に書かれていない。

何が発表されたか

Manus は、作業を任せて進めさせるAIエージェントだ。提供元の Butterfly Effect は2026年9月28日、Manus 2.0 を公開した。以下は Manus の発表による。

中心は Cascade の刷新である。Cascade は、Manus が自社で作っているハーネスだ。ハーネスは、AIモデルを動かして作業を進めさせる仕組みを指す。新しい Cascade は、プロジェクトを軽い状態で始め、専門的な機能は必要になったときだけ呼び出す。

効率の数字も Manus の発表による。ある1つの構成で試したところ、従来の仕組みと比べてトークンの使用量が23.2%少なく、作業の所要時間が28.2%短く、動かす費用が32%低かったという。トークンは、AIが文章を数える単位だ。

加わった機能は次のとおりだ。

  • Cloud Computer:プロジェクト専用の環境。ゲームの裏で動くサーバーや、自動化の常設の置き場所に使う。購入して使う。
  • Automations:つないだサービスで何かが起きたときに作業を始める機能。新着メール、広告の成績の変化、カレンダーの予定、Slack のメッセージ、Notion の更新が例に挙がっている。
  • Manus Studio:デスクトップアプリを改めたもの。人とAIが同じ場所で作業する。文書、表計算、PDF、スライド、Webサイト、コード、ゲーム、動画を扱う。

Automations は、何を見張り、次に何をするかを1回の指示で伝えると、Manus が設定して動かす。これまでの Scheduled Tasks は、決めた時刻にしか作業を始められなかった。

動画とゲームには、専用の環境として Video Editor と Game Dev が入った。Video Editor では、Manus が使った映像、画像、文字、モーショングラフィックス、音声が、タイムライン上に別々の部品として並ぶ。Game Dev は、遊べるひな形から作り始める。複数人で遊ぶゲームのサーバーには Cloud Computer を選べる。

同じ発表で、Cue という別のアプリも出た。個人用のエージェントを扱うアプリで、エージェントごとにメールアドレス、電話番号、ウォレット、コンピューターを持たせる。複数のエージェントを1つのグループチャットに入れ、共通の目標を与えることもできる。

年表で見ると

Manus のモデル更新は、年表に3件ある。2025年10月16日の Manus 1.5、2025年12月15日の Manus 1.6、今回の Manus 2.0 だ。1.5 から 1.6 までは60日だった。1.6 から 2.0 までは287日あいた。

この287日の間に、節目が3つある。2025年12月29日に Meta による買収が発表された。2026年3月16日には、デスクトップ版の My Computer が公開された。2026年9月1日には、創業チームの下で独立運営に戻ったと発表した。Manus 2.0 は、その27日後に出た。

公開の翌日の2026年9月29日には Manus Flex が出た。これは外部の推論プロバイダ(AIモデルを動かす計算を提供する事業者)の API キーを Manus に持ち込める機能で、推論の費用はプロバイダへ直接払う。年表には、10月1日付で Video Editor と Game Dev の公開も載っている。10月8日には、Butterfly Effect が5億ドル超を調達したと報じられた。

TRAIL の年表では、287日は Manus のモデル更新の間隔として最も長い。独立運営の再開からは27日で 2.0 が出た。年表に載った Manus の出来事は、2026年9月が4件、10月は10日までで3件ある。

同じカテゴリで比べると

TRAIL で Manus と同じエージェントのカテゴリに入るのは Genspark だ。2つの比較で見ると、Genspark の最新のモデル更新は2026年9月10日のスライド向けモデル Gen-1 Slides である。2026年10月10日から数えて30日前にあたる。Manus 2.0 は同じ日から数えて12日前だ。

Genspark の最新の節目は、2026年3月12日の AI Workspace 3.0 の公開である。Genspark の料金は TRAIL の DB に登録がない。

誰が、いくらで使えるか

発表は、Manus 2.0 を Web、デスクトップ、モバイルで今すぐ使えるとしている。対象プランと料金の変更には触れていない。

Manus の料金は、TRAIL が2026年10月10日に公式の料金ページで確かめた時点で次のとおりだ。

プラン 料金 内容
Free $0/月 毎日300クレジット。Chat Mode と Manus 2.0 Lite が使える
Pro(下位) $20/月から 月4,000クレジットから。同時タスク20、定期実行20
Pro(上位) $40/月から 月8,000クレジットから。7日間の無料トライアル付き
Team $20/席/月から Pro の機能に加え、SSO、データ学習のオプトアウト、チーム分析、アクセス制御

有料プランは、年払いにすると17%割引になる。クレジットは Manus の利用枠の単位だ。SSO は、会社のアカウントでまとめてログインする仕組みを指す。

Cue は早期アクセスの段階で、招待コードがあれば無料で使える。発表にあるコード「MEETCUE」は、人数に限りがあり先着順だ。

まだ分からないこと

Cloud Computer の価格は発表にない。Cloud Computer、Automations、Video Editor、Game Dev をどのプランで使えるかも書かれていない。効率の数字は1つの構成で試した結果で、試した作業の種類と、比べた従来の仕組みの詳しい条件は示されていない。Cue の早期アクセスが終わった後の料金も分からない。日本での提供条件や日本語での扱いに、発表は触れていない。

次に見るもの

Cue は Web、デスクトップ、モバイルで使える。このうち iOS 版は、App Store の審査の後に出ると発表は書いている。

出典

この記事に出てくるツール

  • Manus

    Butterfly Effect(Manus)

    調査から資料・Web制作まで任せる自律型AIエージェント

    • 無料プランあり
    • 日本語対応あり
    • APIあり
    年表
    41件
    最新の更新
    2026.10.08
  • Genspark

    Genspark

    資料や文書の作成を任せられるAIエージェント

    • 無料プランあり
    • 日本語対応なし
    • APIなし
    年表
    37件
    最新の更新
    2026.09.10

Timeline

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