「Grok」API の「grok-imagine-image-quality」退役 1枚0.01ドル安く
SpaceXSI は2026年11月2日、画像生成モデル grok-imagine-image-quality を API から退役させた。依頼は後継の2.0が画質 low で処理し、1枚0.01ドル安くなる。コードの変更は要らない。

この記事の要点
- SpaceXSI(旧 xAI)は2026年11月2日、API の画像生成モデル
grok-imagine-image-qualityを退役(retired)させた。予告は2026年9月2日に出ていた。 - このモデル名への依頼は、これからは
grok-imagine-image-2.0が画質 low で処理する。料金は1枚あたり0.01ドル下がる。 - コードを変えなくても動き続ける。画質を自分で選ぶには、モデル名を
grok-imagine-image-2.0に書き換える。
何が変わるか
Grok を提供する SpaceXSI は2026年11月2日、API の画像生成モデル grok-imagine-image-quality を退役させた。SpaceXSI の移行ガイドによると、退役の予告期間は2026年9月2日に始まっていた。
退役の後も、このモデル名を指定した依頼は失敗しない。画像の生成と編集の依頼は、grok-imagine-image-2.0 が画質(quality)を low にして処理する。依頼と応答の形は変わらないので、コードを変えなくても動き続ける。grok-imagine-image-pro への依頼も同じく grok-imagine-image-2.0 の low で処理される。grok-imagine-image(1.0)は対象外だ。
料金も変わる。移行ガイドによると、low の料金は1K(画像の解像度の区分)で1枚0.04ドル、2Kで1枚0.06ドルだ。編集では、元にする画像1枚ごとに0.01ドルが加わる。どの解像度でも、退役したモデルより1枚あたり0.01ドル安い。切り替わったかどうかは応答の usage.cost_in_usd_ticks(かかった料金の記録)で確かめられる。
誰に関係するか
API で grok-imagine-image-quality か grok-imagine-image-pro を指定している開発者と企業に関係する。
自動の切り替えでは、画質は low になる。SpaceXSI は11月2日より前に grok-imagine-image-2.0 を直接指定するよう勧めていた。直接指定すれば、払う画質を自分で選べるからだ。変更は model の欄の1行で済むという。
grok-imagine-image-2.0 で選べる画質は次の3つである。
- low:自動の切り替えで使われる画質。SpaceXSI によると、Arena の Image Edit のランキングで2位、Text-to-Image で3位だ。
- medium:1枚ごとに多くの計算を使い、細部を細かく描く。料金ページでは1Kで1枚0.06ドル、2Kで1枚0.08ドルである。
- auto:quality を省いたときの既定。いまは生成で low、編集で medium を使い、使われた画質の料金がかかる。
grok-imagine-image-2.0 では、編集に使う元の画像を最大5枚まで渡せる。横長の21:9と5:2の比率も使える。
年表で見ると
TRAIL の年表では、grok-imagine-image-2.0 は2026年8月7日に画像生成モデル Imagine Image 2.0 として公開された。grok-imagine-image-pro は、2026年5月15日の 8つの旧モデルの提供終了で退役したモデルの1つである。年表の提供終了の記録では、その後に2026年9月2日の今回の退役の予告と、2026年10月14日の Grok Voice 2.0 の非推奨が続く。
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.09.02 まで。




