「Muse」と「Meta AI」のモデルを更新 Muse Wonder で訓練した特化版
Meta は2026年11月6日、Muse Wonder で訓練した既存モデルの特化版を、Muse と Meta AI の利用者向けに提供し始めた。記憶の機能 Active Memory などが入った。モデル名と提供地域は示されていない。

この記事の要点
- Meta は2026年11月6日、Muse Wonder を使って訓練した既存モデルの特化版を発表した。Muse と Meta AI の利用者に向けて、提供を始めている。
- 新しいモデルには大事な情報を覚えて後で使う Active Memory と、問題が起きても目標に向けて作業を続ける Active Focus が入った。
- モデルの名前、提供する地域、プランごとの扱いは、発表に書かれていない。
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何が変わるか
Meta は2026年11月6日、パーソナルAIエージェント Muse と Meta AI で使うモデルについて、既存モデルの特化版の提供を始めた。特化版は、Meta がこれまでで最も高性能とする Muse Wonder を使って訓練したものだ。Muse Wonder で Muse と Meta AI のモデルを改良し、その能力の一部をより多くの人に届けるという。
数字はどれも Meta の発表による。Meta の指標 Personal Superintelligence Index で、Muse の現在のモデル(Current Muse Model)は47%で、前のモデルは38%だった。
Active Memory は大事なことを覚えておき、前に聞いた情報が関係してくる場面に気づく機能だ。Active Memory の評価(Active Memory Eval)では、必要な情報を正しく使えた課題の割合が、前のモデルの76%から90%になった。
Active Focus は、思いがけない問題が起きても、Muse が目標に向けて作業を続けるための機能だ。Muse では、思いがけない問題が起きる日常の作業をやり遂げる力が67%上がったという。
Muse 向けの特化版は、作業の途中で指示や補足を受けても、前より混乱せずに合わせられるという。Meta AI では複雑な問題を分かりやすい手順に分け、より的確な質問を返すとしている。
誰に関係するか
Muse と Meta AI の利用者に関係する。Muse は2026年10月23日に日本でも提供が始まった。ただ、提供先の地域も、プランごとの扱いも、発表には書かれていない。
年表で見ると
TRAIL の年表では、Muse のモデル更新は2026年10月15日の Muse Spark Open の重みの公開から22日ぶりだ。今回を含めた年表のモデル更新10件の間隔の中央値も22日である。10月12日に Muse Wonder を発表したとき、Meta は Muse にも Muse Wonder を近く導入し、サブスクリプションの利用者から順に提供するとしていた。今回の発表は Muse Wonder で訓練した既存モデルの特化版の話で、Muse Wonder そのものを Muse に入れるとは書いていない。
まだ分からないこと
発表は特化版のモデルの名前を示していない。日本を含めてどの地域で使えるか、料金やプランで扱いが変わるかも書かれていない。Personal Superintelligence Index と Active Memory の評価をどう測ったかの説明もない。
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.11.06 まで。


