ElevenLabs の効果音AI「SFX v3」公開 複数の音を1つの指示で作りやすく
ElevenLabs は2026年10月29日、効果音の生成モデル SFX v3 を公開した。1つの指示に書いた複数の音の再現や音質を、SFX v2 より改善したという。ElevenCreative と API で使える。料金の記載はない。

この記事の要点
- ElevenLabs が2026年10月29日、効果音を作るAIモデル「SFX v3」を公開した。前のモデルの SFX v2 より、1つの指示で複数の音を作るときの再現性などを改善したという。
- 動画やゲームの音を作る人と、効果音の生成を自社の製品に組み込みたい開発者に関係する。
- ElevenCreative と ElevenAPI で、公開の当日から使える。料金は発表に書かれていない。
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何が変わるか
ElevenLabs は2026年10月29日、効果音の生成モデル SFX v3 を公開した。ElevenLabs の発表によると、主な変更は次の3つである。
- 1つの指示(プロンプト)に複数の音を書いたとき、より多くの音が生成した音声に入る。
- 音楽や歌声を含む指示で、生成の質が上がった。
- 音全体の質が上がった。ゴング、チャイム、笛のような音で、意図しない雑音が出にくくなった。
発表は例として、フットボールの映像を挙げる。観客の歓声、ボールが落ちる音、数秒後のブーイングが要る場面だ。これまでは、こうした音を1つの指示から作るのに試行錯誤が要ったという。音がきれいで自然になったという評価は、ElevenLabs が SFX v2 と比べたベンチマーク(性能を測る試験)による。発表に数値は載っていない。
誰に関係するか
動画やゲームを作る人にとっては、場面の音をまとめて試しやすくなると発表は説明している。ElevenCreative では Flows、Sound Effects タブ、Studio、Music Editor の4か所で、文章から効果音を作れる。モバイルアプリでも SFX v3 を試せる。
開発者は ElevenAPI から SFX v3 を呼び出し、自社の製品や業務の流れに効果音の生成を組み込める。ElevenLabs の料金プランは、Free(月$0)から Business(月$990)まであり、ほかに要問い合わせの Enterprise がある。TRAIL が2026年10月24日に確認した料金である。
年表で見ると
基準日は2026年10月30日だ。ElevenLabs の前回のモデル更新は、SFX v3 の前日の10月28日に発表した強制アライメントのモデル Cueだった。直近12件のモデル更新の間隔は、中央値が22日、最小が1日、最大が113日である。効果音に関わる機能では10月15日に動画へ音楽と効果音を付ける Instant Soundtracks を公開している。TRAIL の年表では、ElevenLabs の2026年10月の出来事は基準日までに12件あり、9月の10件より多い。
まだ分からないこと
SFX v3 の料金、使うクレジットの量、使えるプランは、発表に書かれていない。対応する言語と、日本語の指示で使えるかどうかも示されていない。SFX v2 をいつまで使えるかも、発表からは分からない。
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.29 まで。



