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Perplexity、AIエージェントの実行基盤「SPACE」をオープンソースで公開

Perplexity が2026年10月15日、AI エージェント Computer を支えるサンドボックス基盤 SPACE を Apache License 2.0 で公開した。作成は以前の提供元より3〜5倍速いという。

年表で見ると:Perplexity の節目と更新年表を見る
4日6日2026.09.21 Effort Mode と Skills を追加2026.09.21Effort Modeと Skills…Effort Mode と Skills…2026.10 Decisions API を追加2026.10DecisionsAPI を追加Decisions API を追加2026.10.05 Automations とインライン可視化を追加2026.10.05Automationsとインライン…Automations とインライ…2026.10.09 Decisions API を v1.1 に更新し値下げ2026.10.09DecisionsAPI を v1.…Decisions API を v1.1…2026.10.15 Computer の基盤 SPACE をオープンソース化2026.10.15Computer の基盤 SPACE…Computer の基盤 SPACE…

TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.15 まで。

  • Perplexity が2026年10月15日、Computer を支えるサンドボックス基盤 SPACE をオープンソースとして公開した。
  • サンドボックスは、AI エージェントが書いたコードを本体から切り離して動かす作業場だ。自社でエージェントを作る開発者に関係する。
  • ライセンスは Apache License 2.0 で、GitHub のリポジトリから入手できる。

何が発表されたか

Perplexity は2026年10月15日、SPACE をオープンソースにした。オープンソースは、ソースコードを公開し、誰でも調べて手を加えられるようにすることだ。Perplexity の発表によると、SPACE は同社の AI エージェント「Computer」の裏側で使っている仕組みである。

サンドボックスは、エージェントが作ったコードやファイルを扱うための、隔離された作業場だ。エージェントに必要な道具やファイルを渡しつつ、機密の情報は守る役目を持つ。Perplexity は2026年7月に、市販のサンドボックス提供元から、自社で作った SPACE に切り替えた。

仕組みについて、発表は次のように説明している。SPACE の各サンドボックスは、それぞれ専用の OS を持つ小さな仮想マシンの中で動く。仮想マシンは、1台のコンピューターの中に作る独立したコンピューターのことだ。ネットワークへの接続と認証情報は、サンドボックスの外で管理する。エージェントは、認証情報を作業場に置かないまま、許可されたサービスにつながる。作業の途中経過はこまめに保存され、中断しても続きから再開できる。

数字も発表による。7月以降、SPACE は Computer のすべてのセッションを動かし、1日に数百万回のサンドボックス作成を処理している。同じ本番の利用で比べると、サンドボックスの作成は以前の提供元より3〜5倍速かったという。

安全性の試験の結果も示された。境界を破ろうとするエージェントで試したところ、108回の試行で、仮想マシンから外側のコンピューターへ抜け出た例はなかった。一方で、ネットワークの制限をすり抜ける方法が2つ見つかった。Perplexity はその弱点を直し、再試験ではどちらの方法も成功しなかったとしている。

年表で見ると

TRAIL の年表で、Computer は2026年2月26日の Perplexity Computer の公開から始まり、2026年7月に SPACE へ切り替わった。その後も Computer への機能追加が続いている。2026年7月13日には Brain と Web サイト公開が加わった。2026年8月4日には Windows 版と共有プロジェクトが加わった。2026年9月21日には Effort Mode と Skills が加わった。

SPACE の公開の翌日、2026年10月16日には Decisions API の判定モデルの更新もあった。Perplexity の出来事は、2026年10月だけで19日までに6件ある。

同じカテゴリで比べると

リサーチの比較表に並ぶほかのツールの、直近45日の主な出来事は次のとおり。日付は TRAIL の年表による。

ツール 直近の主な出来事 日付
Perplexity Computer の基盤 SPACE をオープンソース化 2026年10月15日
Sakana AI Sakana Chat にメモリー可視化「My Fish」 2026年10月15日
NotebookLM 電子書籍をソースに追加できる 2026年9月17日

Sakana AI も同じ10月15日に、Sakana Chat の新機能を出している。Sakana AI の直近のモデル更新は、2026年9月11日の Fugu Max と Fugu Ultra v2 の公開だ。

誰が、いくらで使えるか

SPACE の対象は、エージェントを作る開発者や、基盤を扱う技術者だ。ソースコードは SPACE のリポジトリにある。リポジトリの説明によると、ライセンスは Apache License, Version 2.0 である。SPACE は Rust で書かれているが、利用するアプリは HTTP でやり取りする。手元で試す手順は、Kubernetes(コンテナを動かす仕組み)を使う形で書かれている。

外部の会社の動きも発表に並ぶ。

  • Akamai は、自社のクラウド基盤で SPACE を試験して稼働させ、顧客に届けるため Perplexity と取り組んでいる
  • Crusoe は、Managed AI Services の品ぞろえに SPACE を加えるため Perplexity と組む
  • CoreWeave は、評価用に SPACE を CKS で動かす手順を公開した

Perplexity は、ほかにも安全のための道具を公開してきたと書いている。Web ページに隠れた悪意のある指示を見つける BrowseSafe、7月に公開した Numbat、5月に公開した Bumblebee だ。

まだ分からないこと

発表は、Perplexity 自身が SPACE をクラウドのサービスとして有料で提供するかどうかに触れていない。Akamai や Crusoe が提供する場合の料金も書かれていない。日本の利用者向けの案内や、日本の事業者との取り組みも示されていない。

出典

この記事に出てくるツール

  • Perplexity

    Perplexity AI

    出典つきで答える AI 検索と業務エージェント

    • 無料プランあり
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    Sakana AI

    日本発のAI研究開発企業。Fugu・Namazu・Marlinを提供

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    年表
    47件
    最新の更新
    2026.10.15
  • 取り込んだ資料を根拠に質問・要約・解説ができるAIツール

    • 無料プランあり
    • 日本語対応あり
    • APIあり
    年表
    43件
    最新の更新
    2026.09.17

Timeline

関連する出来事

  1. Computer の基盤 SPACE をオープンソース化

    Perplexity・機能 最終確認 2026年10月19日

  2. Perplexity Computer を公開

    Perplexity・機能 最終確認 2026年10月10日

  3. Brain と Web サイト公開を追加

    Perplexity・機能 最終確認 2026年10月10日

  4. Windows 版と共有プロジェクトを追加

    Perplexity・機能 最終確認 2026年10月10日

  5. Decisions API に v1.2 と軽量 Flash

    Perplexity・モデル 最終確認 2026年10月19日

  6. Sakana Chat にメモリー可視化「My Fish」

    Sakana AI・機能 最終確認 2026年10月15日