Cognition の「Devin」に障害調査機能「Oncall」 全組織で使える、料金は未公表
Cognition の Devin が2026年10月19日、障害対応の調査を任せる Devin Oncall を全組織で一般提供にした。Slack や Teams、PagerDuty を見張り、原因と次の対応を投稿する。料金は発表にない。
TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.19 まで。
- Cognition の Devin が2026年10月19日、障害対応の一次調査を任せる機能「Devin Oncall」を全組織で一般提供にした。
- アラートの確認や障害の調査を当番で回している開発・運用チームに関係する。
- 画面左のサイドバーの「Oncall」から使う。外部ツールとの接続や担当の管理は、組織の管理者が行う。
何が発表されたか
Devin は、ソフトウェアの開発を任せられる AI エージェントだ。2026年10月19日、その公式リリースノートに「Devin Oncall」の一般提供が載った。Devin Oncall を全組織に一般提供したという内容だ。オンコールとは、システムの障害に当番で対応する仕事を指す。
Devin のリリースノートによると、Oncall の担当役(responder)は、Slack と Microsoft Teams のチャンネル、そして PagerDuty(障害の通知を管理するサービス)のインシデントを見張る。新しいアラート、バグ報告、問い合わせが来ると、担当役はまず仕分けをする。次に、テレメトリ(システムの稼働状況を記録したデータ)の確認ツール、コード、デプロイ、ランブック(障害時の対応手順書)を使って調べる。そして、考えられる原因と、次にとるべき対応を投稿する。
Devin はインシデント用のチャンネルに入り、調査を続けることもできる。そのとき、自動で更新されるインシデント報告も保つ。さらに、定期的な Oncall レポートが、調べたインシデント、見つかった問題、出荷した修正をまとめる。
年表で見ると
TRAIL の年表で、Devin の出来事は2026年10月に基準日の10月20日までで5件ある。9月は6件、8月は0件だった。10月の5件は次のとおりだ。
- 2026年10月9日:メモリと dreaming を追加
- 2026年10月14日:Devin CLI に /goal コマンドを追加
- 2026年10月14日:Review manager 役割と SARIF 出力を追加
- 2026年10月16日:PR の一覧・検索と Git 管理ツールを追加
- 2026年10月19日:Devin Oncall を全組織に一般提供
年表で重要度が2以上の出来事は、2026年6月22日以降で5件ある。6月29日の Devin Fusion のプレビュー公開、7月1日の Devin Security Swarm の公開、9月8日の Series E での資金調達、9月10日の SWE-2 公開、そして今回の Oncall だ。
TRAIL の年表では、機能の追加で重要度2の出来事は、2026年7月1日の Security Swarm 以来になる。間の2件は、資金調達とモデルの公開だ。
同じカテゴリで比べると
コーディング支援の比較表に並ぶツールのうち、直近45日(2026年9月5日から10月20日)の重要度2以上の出来事が新しい順に、5つのツールを挙げる。
| ツール | 直近の重要度2以上の出来事 | 日付 |
|---|---|---|
| Devin | Devin Oncall を全組織に一般提供 | 2026年10月19日 |
| GitHub Copilot | GPT-5.5 など6モデルを提供終了 | 2026年10月19日 |
| Replit | 自社クラウドで動かせる BYOC を発表 | 2026年10月16日 |
| Claude Code | Code Review を一般提供 | 2026年10月15日 |
| Lovable | 自社の Azure サブスクリプションで実行可能に | 2026年10月15日 |
Claude Code の Code Review は、2026年10月15日に一般提供になった。GitHub Copilot、Replit、Lovable の出来事は、モデルの提供終了や、自社のクラウドで動かす機能に関する内容だ。
誰が、いくらで使えるか
発表によると、Devin Oncall はすべての組織で使える。使い始める場所は、サイドバーの「Oncall」だ。ツールをつなぐ作業と、担当役の管理は、組織の管理者の役目になる。
Devin の料金プランは Free、Pro、Max、Teams、Enterprise の5つだ。ただし、Oncall がどのプランに含まれるかは、リリースノートに書かれていない。
まだ分からないこと
Oncall の料金は、発表に書かれていない。プランごとの扱いも、使った分の課金があるかどうかも分からない。
ベータ版などの試験期間があったかどうかも、発表には出てこない。日本語のアラートや、日本語のチャンネルでの動作についての説明もない。PagerDuty、Slack、Microsoft Teams 以外の通知ツールに対応するかどうかも、書かれていない。 調査の正確さを測った数字は、発表に含まれていない。